記事一覧
[第11回] 結果にコミットして優位に立とう --- コミットメント
講義ウェブサイトはこちらです。
-------------------------------------
第11回目は,時間を通じた動学的なゲームについて勉強しました。自分の将来の選択肢をあらかじめ減らす,特定の行動を取ることを確約する,といったコミットメントが,相手のインセンティブや行動を変えることにより,自分にとって有利な結果をもたらし得ることを解説しました。
行動経済学で分析されている意
[第9回目] 情報の非対称性が良貨を駆逐する --- アドバースセレクション
講義ウェブサイトはこちらです。
-------------------------------------
第9回目は,前回扱ったモラルハザードと並ぶ,情報の非対称性に関する問題であるアドバースセレクション(逆淘汰)について解説しました。
【板書1】 アドバースセレクションの様々な問題。アカロフによって分析された“レモン”の市場では,情報の非対称が無ければ成立していた取引が,私的情報の存在によ
[第7回・後編] 人は水準ではなく変化に反応する --- プロスペクト理論
講義ウェブサイトはこちらです。
-------------------------------------
第7回目の後半は…
【板書】 to be written...
[第5回・後編] そのギャンブルにいくら払う? --- 期待効用理論
講義ウェブサイトはこちらです。
第5回<前編>はこちらです。
-------------------------------------
後半では,
・そのギャンブルにいくら払う? ー 期待効用理論
のイントロダクション的な内容について話しました。
【板書】 不確実性下での意思決定における有名なパラドックスである
(1) サンクトペテルブルクのパラドックス
(2) アレのパラドックス
を解説。
[第4回・後編] 頭は非合理だけど行動は“あたかも”合理的 --- 顕示選好
講義ウェブサイトはこちらです。
第4回<前編>はこちらです。
-------------------------------------
講義第4回目の後半では,
・一見すると非合理な行動も,合理性を前提としたモデルで説明できる
可能性があることを,「顕示選好」(“あたかも”)理論の考え方を使って説明しました。
伝統的な経済理論が前提とする「ホモ・エコノミカス」(合理的経済人)は
・すべての利