見出し画像

天候に苛まれた旅路

自然環境リテラシー学 
参加コース 熊野海道
参加日9月3日〜9月5日



どうもこんにちはソウタです。
今回は自然環境リテラシー学の熊野海道に参加しました。その内容を記して行きたいと思います。

1日目

1日目は日本に接近してきていた台風による大雨警報の影響で予定が大幅に狂い、午前中に集合し、活動開始予定だったのが午後開始になりました。私たちが鳥羽の水産実験所に到着するとまた雨が降り始めました。その後テントを立て始めたのですが、その最中にまた大雨が降り出しました。その後、若干雨が弱まってきたところでシーカヤックで海にでる人達もいましたが、私は少し体が冷えていたため海に出ることはやめて、海洋ジャーナリストの内田正洋さんのお話を聞き、方角の語源などを教わりました。海に出ていた人達が帰ってきてまもなく凄い大雨が降り出し、また風も強く吹き出しました。その中、なんと張っていたタープが裂けるという問題が発生しました。

裂けたタープ

その後なんとか新しくタープを張りなおし、荷物を雨風から防ぐことが出来ました。タープの重要性を改めて実感しました。

夕食とその後のお話

1日目の夕食はアヒージョとペペロンチーノでした。どちらも食べたことはあるものの、自分で作ったことはなかったため、楽しみにしていました。食べた感想としては、アヒージョはオリーブオイルと野菜や海鮮との相性がとても良かった。ペペロンチーノはアヒージョを作ったあとのオリーブオイルがいい味を出していて美味しかったです(*´ч`*)。夕食を食べたあとは内田正洋さんのお話を聴きました。シーカヤックから見える景色や日本の海洋国家としての歴史などを話していただきました。

2日目

出発

2日目は出発の時に少し雨が降っただけで、概ね晴れていて気持ちのいい天気でした。この日は今まで漕いだ距離で最も長く約17kmほども漕ぎました。

2日目の航路

まず、出発の前にすることはパッキング。パッキングとは、カヤックの前と後ろにある、ハッチにテント泊に必要な荷物を積むのですが、コレが意外と積める!積み込む前にはこんなにもの荷物入るんかな?と思ってましたが、しっかり全部積むことが出来ました。
この17kmの中で様々な経験をすることが出来ました。まず、訪れた場所としては夫婦岩がありました。小学校低学年に初めて訪れた以降、訪れたことがなかったうえに、さらに海上から見ることができたともあって凄く感慨深かったです。

訪れた夫婦岩

その後、五十鈴川派川に入って漕いでいったのですが、コレがキツい!( ´›ω‹`)曲がりくねっていて先が見えず、角を曲がったと思ったらまた角といったようになっていていつまで漕ぎ続ければいいのだろうか?同じ所をループしてるんじゃないか?みたいなことをずーっと思いながら漕いでいて、身体的にも精神的にも疲れました。
その道中では、他の受講生の人がしているのを真似して、脚を外に出しながら漕いだり、3角座りで漕いでみたり、など様々なことを試して漕いでみました。脚のリフレッシュには良かったですが、やはり通常の漕ぎ方が1番という結論に到りました。

五十鈴川派川に架かる橋梁を駆け抜ける気動車とともに

到着、夕食そしてお話

約17kmを漕ぎ切ってようやく到着したのは大湊海岸。そこでタープを張り、テントを張り、その後、楽しみにしていた夕食です。2日目の夕食はポトフとミートソースドリアです。ミートソースドリアは疲れた身体には濃い味が凄く美味しかったです。夕食のあとはガイドの柴田さんのお話です。昔は海の天気である海気を予測するために、1日3回流れるラジオからの天気図の情報を海図に書き写して利用し、それによって自分で海気を予測していたそうです。
この日は体力がほとんど残っていなかったので早めに寝ました😪。砂浜は意外と寝やすかったです。

3日目

旅の終わり

3日目は朝5時に目が覚め気持ちよーく朝を迎えることが出来ました✌️  天気予報での午後からの予報が良くなかったため、鳥羽まで帰るという予定を変更し、宮川を遡上していくというルートをとることになりました。3日目にもなるとカヤックの楽な漕ぎ方がだいぶ分かってきて、最初の目的地まではスムーズに行くことが出来ました。そして、到着したのは宮川の中洲。ここは、北ドイツのような風景だと柴田さんが仰っていました。

上陸した中洲

この中洲から海を見ると白波が多く立っていて、この中をずっと漕いでいくのはヤバかっただろうなと思いました。(^_^;)
その後、最終の目的地に向かって漕ぎ出したのですが、その日は風が強く、漕いでも漕いでも左の方に曲がっていってここでもまた精神的にキツかったです。( ´›ω‹`)それでも、ゴールが見えたときは先輩達ととても嬉しくなりました。((o(*>ω<*)o))
3日目は2日目に比べると漕ぐ距離が短く、また慣れもあり体力的にはめっちゃキツいみたいな感じはなかったです。

最後に

この3日間は自分が来る前に想像していたよりも、充実していました。来る前は熊野海道はキツそうやからイヤやなぁなんて思っていたけれど、この3日間を経験して思ったこと、それは『そりゃあキツいよ、でもそれもまた一興( *ˊᵕˋ) 』です。この3日間はホントに楽しかったです。⸜( *´꒳`*)⸝
3日間お疲れ様でした(*^^*)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?