雑記「ローマの身分闘争の時代」
今日やった授業も面白かった。ローマ建国の話。
大体以下の内容。(※間違ってたらごめんなさい!)
◇
貴族「よっしゃ先住民のエトルリア人追い出したわ。王様のいない共和制の国作ろうぜ。俺らで国動かすわ」
平民「えっ、俺らは? 俺らも参加したい」
貴族「そういうことはさぁ、国を守るために血を流してから言って。まあでも、戦争に参加するための武器を買う金もないんじゃむりだろうけど」
平民「ぐぇ~正論~」
<商工業発達で金持ち平民が出てくるように>
平民「よっしゃ武器買えたわ。重装歩兵いけるわ。オルァ! 平民も国のために血流したわ! 参政権よこせ!」
貴族「まじか。ほんとに戦っとるわ……。しゃーないな……」
<平民の参政権の拡大>
平民「貴族の決定が気に入らなかったら拒否できるようになったぜ!」
→護民官の設置
平民「いろいろ話し合うために集会させろ!」
→平民会の設置
平民「貴族の法律よくわかんないから、ちゃんと文章にして! そんで貴族もちゃんと法律守って!」
→十二表法
平民「リーダーの一人に平民も入れろ!」
→リキニウス=セクスティウス法
(平時はコンスルというリーダー二人体制で国を回していた)
平民「俺らも法律作りたい! 貴族の承認なんかいらんわ!」
→ホルテンシウス法
<貴族と平民の法的平等達成! やったね!>
貴族・平民「すっごい平等になった……これでより良い国になるはず……」
が、しかし……
貴族「こういう風に国動かすけど、どう?」
平民「やだ。それじゃ平民不利じゃん」
貴族「あっそ。じゃあこういう法律作るわ。法律作るのは平民に拒否権ないから」
平民「はぁ? じゃあ俺らも俺らで法律作るわ。貴族の承認なんかいらんから」
◇
平等になったことで、話は平行線になり、貴族と平民の間の溝が深まる結果になってしまった……。
平等であることと、仲良しであることは違う。
ということです。とても勉強になりました。
だったら、仲良くなるにはどうすればいいんだろうか……。
これからの授業でわかるかな。
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