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【一級建築士製図試験】一発合格した私の製図道具①

こんにちは。
令和4年の一級建築士試験に合格したやぎ座の人と申します。

私は製図試験については、一発で合格することができました。

製図試験に合格するには、早くきれいな図面を手書きで描くスキルが必要です。きれいな図面を描くには、練習が1番大事なのは言うまでもありませんが、描きやすい道具を選ぶことも大切です。

今回の記事では、これから製図試験に挑まれる方に向けて、私が製図試験で使用した道具を全て公開したいと思います。

なお、私は一級建築士試験には、
「なるべくお金をかけたくない…」
という考えだったので、使用した道具も必要最小限に留めています。

同じような考えの方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います!

▽参考記事
私が総経費30万円で一級建築士に合格した勉強法についてはこちら

①平行定規

平行定規は完全フリーハンド!という人を除いて必需品です。私は平行定規はレモン画翠のものを使用していました。


これを選んだ理由は、1番安かったからという理由に尽きます。新品で25000円くらいでした。他より安めだからといって、使い勝手が悪いなどは全くありませんでした。

平行定規については、何回も買い替えるものではないと思うので、時間をかけて選ぶよりも、自分が選んだ平行定規に慣れることの方が重要かと思います。

また中古でも大丈夫か論争がありますが、私は機能が問題ないなら大丈夫だと思います。数ヶ月使用した感想ですが、数ヶ月使用したくらいで壊れるものではないと思うので、中古でも良いのではとも思います。

では私が中古品を選ばなかった理由ですが、それは時間がなかったからです。学校に通う場合、製図試験の講座は、学科試験の翌週から始まります。平行定規を持っていない場合、たった6日間くらいで用意する必要があり、フリマサイトなどで買っている暇がありませんでした。中古品を考えている人は、早めに購入しておきましょう!

②シャープペンシル

シャープペンシルは、太さ濃さ含めて、色々意見が分かれるところかと思います。私は以下の3本で勝負しました。

1.グラフギア500 0.7mm

1番メインで使っていたのは、0.7mmの製図用シャープペンです。

メインのシャープペンとして0.7mmを選んだ理由は、自分の筆圧だと線が太い方がきれいに見えると思ったからです。私は初回の授業の際、講師の方から、自分の思っているより、太く濃く書けというアドバイスをもらって、0.7mmをメインにすることに決めました。

ちなみに芯も濃い方がいいと思って、2Bを使っていました。芯はぺんてるのよくあるこちらを使ってました。

シャープペンシルのメーカーについては完全に個人の趣味かと思います。私は昔このシャープペンを使用していて、使いやすかったからという理由でこれを使っていました。しかも500円くらいと安価。

必ずしも製図用シャープペンにする必要はないと思うので、今までの経験上使いやすいものを選べば良いかと思います。

2.グラフ600 0.5mm

サブシャープペンとして使っていたのはこちらです。これを選んだ理由は全くこだわりはなく、単純に昔から使っていたからです。過去の入試でもお世話になり、縁起も良かったので使っていたところもあります笑。

シャープペンシルは、0.5と0.7を持ち替えるべきか否かで意見が分かれるところですが、個人的には、一本のペンで線の太さを変えることを意識するのがめんどくさかったので、物理的にペンを変えていました。

私の製図の手順は、
①スパン割りの補助線を引く
②寸法線を描く
③柱を描く
④壁をかく
⑤家具などを描く
という手順で、①②⑤を0.5mm、③④を0.7mmで描いていました。こうすることで、ペンを持ち替える回数が減らせます。

製図試験においては、本番の書き漏れを防止するにも、必ずいつも同じ手順で描くことが重要だと思います。どのペンでどこを描くかを決めておくと、自然に決まった手順で製図ができるようになったところも良かったかと思います。

3.ユニアルファゲル 0.5mm

製図に使ったシャープペンは上記2つでしたが、エスキスや記述はアルファゲルを使ってました。

最初は全て製図シャープペンだけでやってましたが、何時間も使っていると、やはり手が痛くなるので、それを防止するためにアルファゲルを導入しました。手が疲れることに困っている方は、製図以外はグリップが柔らかいシャープペンを使うことをオススメします。

③消しゴム

1.MONO NON DUST

メインで使っていた消しゴムです。
消しゴムは絶対に消しクズがまとまるものがいいです。消しクズがまとまらないと、紙の上にクズが広がり、定規を使う際の邪魔になりますし、図面を汚す要因にもなってしまいます。

2.MONO ZERO

製図試験では、広範囲を消すというより、かなり細かい部分を消しゴムで消すことが多いです。

細かい範囲を消しゴムで消すには、字消し板を使う方法と、スティックタイプの細い消しゴムを使う方法の2パターンがあります。

スティックタイプの消しゴムは、消す力は弱いような気がしますが、とにかく早く字を消せます。字消し板はめんどくさいですが、スティックタイプよりきれいに消えます。

個人的には、きれいな図面より図面を書き上げることの方が重要と思っていたので、字消し板は使わずに、少々高いですが、こちらの消しゴムを使っていました。

続きは次回

今回の記事では、平行定規、シャープペン、消しゴムと、製図試験に最低限必要な道具について紹介しました。

記事が長くなってしまったのだ、次回の記事で、三角定規・テンプレート、マーカー、計算機、その他小物などについて、おすすめをご紹介したいと思います!

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