2020.02.10.0:22

今日は友達と集まって4人でボードゲームをした。
そのボードゲームはルールがかなり複雑で、私はルールをみんなに訊きながらゆっくり進めた。


私はゲームというもの自体がとても好きで、でもずーっと下手だった。
家族は全員ゲームが上手で、みんなで人生ゲームやマリオパーティをしていて、私は負けそうになると途中で癇癪を起こして投げ出したり拗ねたりして周りを困らせていた。
自分でもゲームに対して八つ当たりしたり、最後までやり遂げずに逃げるのが悔しかった。ちゃんと楽しみたかった。

小学校2年生くらいから、私は自分ではゲームをせずに親や姉がゲームするところを毎日見るようになった。
隣でプレイヤーの邪魔にならないように気配を隠しながら見て、その人が何をしようとしているのかとか考えたりする方が良かった。
自分の負けず嫌いな気持ちも波立たないし、最後まで楽しいと思えるし、共有できる。

いまでも自分でプレイするよりもやっぱり観る方が格段に好きだ。
でも、
ゲームにしろ何にしろ、本来なら自分で、観るだけじゃ得られない体感をプレイヤーとして得たい。
なぜならプレイヤーに向けてゲームは作られているから。

唯一高校生までプレイヤーでいられたゲームもだんだん対戦がメインになって、やっぱり身を引かずにいられなかった。
真剣に競争したくない………。ちょっと面白半分で真剣に向き合わないくらいでしか、対戦はやれない。

最近は、競争や勝ち負けでなく心に響くものがあるゲームが多いから自分も躊躇わず進められて嬉しい。
それに、自分がやれないものも実況や配信でいろんな人がやってくれているからそれが見られるのは本当にありがたいことなのです。


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