「部屋」の整理整頓をしないとどうなるか。。
みなさんも、想像が出来ると思います。

しかし、コーチングを説明する際に、「思考」の整理整頓をお手伝いしています、とお伝えすると、「へ？？思考の整理整頓って必要なの？そうなんだ。。」と言われることがあります。

私も、コーチングを学ぶまで、思考の整理整頓をする「良さ」を、理解出来ていなかったかもしれません。コーチングを学んでから、ロジカルに話さなくて良い場＝ごちゃごちゃ話をして良い安心感と、それによって、自らも思考の整理整頓をする力がついたと思っているので、書いていきます。

ロジカルに話をするのは「エネルギーを使う」

仕事をしていると、ロジカル思考はマスト。
ロジカルにお話出来る方との仕事は進めやすいですし、何より端的で心地良いと感じます。

そして、ロジカル思考は、たくさんのフレームワークもありますし、訓練することである程度スキルとして習得が可能。そのような意味でも、とても大切なビジネススキルですよね。

一方で、「ロジカルに話す」ことに捕らわれることで、会話はロジカルでなくてはならないと思い込んで、自分の意見を伝えることを躊躇したり、上司の顔色を見ながら話すことに繋がることも。とてもエネルギーを使いながら、話をすることになるかもしれません。

会話には「余白」も大切

仕事を進める上で、ロジカル思考だけでは進められないこともあると感じます。VUCAの時代、正解がないことが増える中、ロジカル思考だけでは簡単に話せない、もっと回り道をしながら議論することも、大切になっていると感じます。「余白」というか、言語化だけでなくアートなどの抽象的なものを活用したり、することも増えていますよね。

ロジカル思考が出来ることは大切ですが、ロジカルだけでない会話をする時間も、必要な時間ではないでしょうか。

コーチングは「回り道」する時間

コーチングは「思考」の整理整頓をお手伝いすること。
ゴールはクライアントさんが決めていきます。
コーチは、「クライアントさんならゴールまでたどり着ける」と信じて、問いを投げながら、興味を持って聴いていく。

この時間は、ロジカルに考えるのではなく、普段なら言わないような言葉を口にしたり、ムダだと思われるかもしれない回り道のようなことも言葉にしていきます。

バカにされるかもしれない
こんなこと言ったらダメ

という自分自身が持っているバイアス（無意識の偏見）も、「あえて」口にすることで、自分自身のバイアスだったことに気付いていく。

等身大の自分を出していく時間になります。

イメージとしては、ホワイトボードに、ロジカルとか、順番とか、何も気にしないで、どんどん言葉を出していく感じ。ムダでもくだらなくてもOK。ぽっと思いついたことをどんどん上げていく。

クライアントさんとコーチの信頼関係が高まってくると、この「自己開示」が増し、ホワイトボードいっぱいに、クライアントさんの多様な気持ちが広がっていきます。

支離滅裂で良い安心感：クライアントさんの声

・こんなに思っていることを素直に話せる場ははじめて
・「本当に？」と問われて、自分の思い込みに気付けた
・ぐちゃぐちゃした話をしたことで、自分を肯定出来た。なんでも話せる安心感を感じた
・いつもだったら口に出来ないことを口にして、自分が話したいと思っていたことが解決した、不思議な感覚だった。

クライアントさんから、たくさんの声をいただくたびに、仕事をすること、子育てをしながら働くことで、「回り道をしない＝ロジカルに端的に」が徹底されており、「余白」「ムダな会話」からの気付きや楽しさの優先順位を下げている方が多いのではないかと感じます。

会話は、楽しむこと、自分の快を感じながらすることが大切。
支離滅裂で良いし、その中で不満で終わるのではなく、「次のアクション」をワクワク創造していくことが大切なんだと感じます。

余白を楽しもう

コーチングセッションを行い、会話を楽しむことを繰り返すと、自己肯定感が上がり、「なんとかなるかも」「自分なら出来るかも」と行動が促進されます。

この３つのサイクルを回すことで、スパイラルアップしていきます。

1人でやろうとすると、どうしても自分のバイアスで思考が停止してしまったり、「本当に？」と自分の枠から出ることが難しかったりします。

けど、コーチと一緒、或いは、仲間と一緒に行うことで、行動を一歩前に勧めることが出来るのです。

余白って大切
楽しい＝快って大切

コーチングを体験し、コーチングで自分の行動が変わり、コーチングが大好きな私だからこそ、伴走出来るコーチングがある。

ぜひ、今の生活で何かちょっと違和感を感じていたり、何か変えたいと思って試行錯誤されている方、おしゃべりしましょう。

現在、国際女性デーの特別企画で、無料のコーチングセッション45分をご提供しています。女性が「自分らしく幸せに生きる」ことについて想いを巡らせる日に向けて、一緒に想いを巡らせていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。