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Voicy:外注は贅沢?自分の心理的ハードルを考える

本日もvoicyの配信が無事完了。
今回は外注について、チーム視点を交えながら深掘りしていきます。あなたは、外注、使っていますか?全部自分で抱え込んでいませんか?ぜひ気になる方は、noteか下記のvoicyかを覗いてくださいね。

#6「チームをアップデート」外注は贅沢?自分の心理的ハードルを考える(やひ) - 母親アップデートコミュニティ(HUC) @hahaupdate

#Voicy


外注することのハードル

今回は「外注」について考えていこうと思いますが、 先日私が企画運営をしているママパパ向けのコミュニティcrosstalkのリアルイベントを行った時に、「外注」の話が出ました。
働くママが集まると、関心事が高い話題の一つだと思いますが、実は私、つい最近まで保育園や習い事以外の「お金をかけての他者への外注」をほとんどしないで生活していたので、どんな心理的ハードルがあって自分で抱え込みをしていたのか、考えてみたいと思います。

そもそも、外注とは、
外部の人に自分の仕事を遂行してもらうこと
この言葉の定義を見て、「自分の仕事」と認識していることを外部に出すことに心理的ハードルを感じる方もいそう、、と思いました。。

私の場合は、以前から「外注」の話は良く聞いていて、情報は収集しているし、それなりにパートナーとの分担や家電、仕組化でなんとかなることは対応していましたが、「他者に頼む」ことへのハードルがありました。

その理由を、「パートナーが家に人を入れたくないから!」と思っていましたが、よく考えると、「私自身の他者に依頼することへのお金へのハードルがある」ことに気付きました。

自分でやったらコストはかからないのに、、
結構な額がかかるな、、
人にお願いするのも手間だな、、

そういうことを考えて、「他者に頼む」という選択をしてこなかったようです。

人によっては、

家に人を入れたくない
掃除は自分のやりたいようにやりたい
食事はこだわりたい

など、一人一人の「価値観」がとても大切になってくることだと思います。

周囲がやっているから私もやろう、だけでは片づけられないので、 自分の「本当はどうしたい?」に向き合うと良い内容。ぜひ今回、一緒に考えていきましょう。

外注は贅沢だと思い込んでいた私

外注派?自分でやる派?なんですが、私は断然「自分でやる派」でした。 そんな私が、3人の子育てをする中で、「外注する派」に、一部変わってきています。

それはなぜか?

もっと仕事がしたい!とシンプルに思っているので、仕組化しないとまわらなくなる未来が見えていることが一番の理由。さらに、チームでパフォーマンスを最大化しよう、と思えるようになり、外注することへのネガティブな気持ちや、罪悪感から解放されました。

私の場合は、母親だからやらなきゃ!と思っていたことを、チームでやれたらOKに変換したところ、自分が苦手だと思っていたことを、やめたり、パートナーに任せたり、それでも間に合わない、無理だな!と思う部分は外注しよう!と、意識が変化してきました。

元々、「チーム」に意識が行く前はどうだったかというと、「母親だから〇〇すべき」という自分の役割分業の意識を持っていました。
特に第2子出産後、子どもが増えたのに、自分の子育てのやり方を変えずに「夫は仕事で忙しい」と言いながら、なんとか「気合根性」で頑張ろうとしていました。
体育会系なので、気合根性は得意なんです。。

しかし、イライラし、何かが心地良くない状態を変えられないまま、3年以上過ごしていました。 その間、コロナもあったので、我が家の場合は、パートナーも私も在宅勤務になり、物理的に家に居たことで、家事育児を分担していました。ですが、私の「気持ち」的な部分でも自分で抱え込むマインドになっていたことで、勝手に抱え込みをしていたようです。

今思うと、チームの視点がなかったことで、人を巻き込むことをためらい、さらにその先にお金へのマインドブロックがあったので自分で抱え込んでいたのだと思います。

この時の私は、今のイライラや心地良くない状態を変えたい!と思い、時短術やライフハックなどの「スキル」を本で読んでは試したり、人の話を聞いてやってみよう!と思ったり、「頑張っていた」と思います。

こんな私が変わったきっかけは、チーム化を意識した上で、「本当はどうしたい?」という、シンプルな問いで、自分の大切にしている「価値観」を言葉にしたことでした。
自分で抱え込んでいることに気が付き、他者を頼るお金のブロックがあることに気が付き、チーム化を意識出来たことで、自己開示に繋がり、結果として周囲に助けてもらえるようになりました。

心理的ハードルを下げる3ステップ

ポイント①ありたい姿を考える
まずは自分。自分の大切にしていることや、好き・嫌い、価値観を知ることが大切。小さな違和感を大切に感じながら、「本当はどうしたい?」と問いながら、自身の「ありたい姿」を考えてみましょう。

ポイント②パートナーとチームになる
「ありたい姿」と一緒に、パートナーと相談する。 目の前の「あれこれ」の話をするだけだと、お互い疲弊するコミュニケーションになりかねません。なぜそうしたいのか、自分の「ありたい姿」を伝えながら、お互いに敵認定しないで、チームメンバーとして、対話すること、がとても大切です。

ポイント③小さな一歩から歩みを進める
小さな一歩から、少しずつ歩みを進めましょう。 子どもに手がかかるのは、月齢が小さな「いま」です。子どももいつまでの手がかかるわけではないですし、大きくなると大変さも変化します。 例えば、未就学の間の6年間は、、小学校2年生までは、、など、時間軸を伸ばし、「期間限定」として、見通しを立てると意思決定が楽になります。 その時間軸の中で、徐々に心理的ハードルを下げ、ファミリーチームにとって良いカタチに進化させていくイメージを持ちましょう。

外注の選択肢を増やしたことで、私自身は気持ちが楽になり、3人の子育てをしながら持続可能な働き方をする、土台を作れていると感じています。もっと外注出来ることもあると思うので、私にとっての「心理的ハードル」を感じながら、出来ることから、したいと思うことから、外注していこうと思います。

「自分の心理的ハードルは何か」は人によって違います。
ぜひ、自分を主語にして、じっくり自分と向き合いながら、外注という選択肢を上手に取り入れてくださいね。


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