高瀬八鳳

Yaho Takase. 京都生まれ、京都育ち。こちらでは色々実験させてもろてます。私…

高瀬八鳳

Yaho Takase. 京都生まれ、京都育ち。こちらでは色々実験させてもろてます。私の頭の中にとっちらかっている物語を文字にして、皆様に読んでもらえたら嬉しいなあ思てます。どうぞよろしゅうおたの申します。

マガジン

  • 【連載】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物

    武闘系アラフォーが、気づくと中世ヨーロッパのような時代の公爵令嬢になっていた。どうやら、異世界転生というやつらしい。 わがままな悪役令嬢予備軍といわれていても、10歳ならまだまだ未来はこれからだ!!と勉強と武道修行に励んだ令嬢は、過去に例をみない心身共に逞しい頼れる女性へと成長する。 王国、公国内の様々な事件・トラブル解決に尽力していくうちに、いつも傍で助けてくれる従者へ恋心が芽生え……。 <R15> この作品には一部、15歳未満の方に不適切な描写が含まれる、かもしれません。ご注意下さいませ。 イメージイラストはAI生成を利用しています。

  • 再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた

    【完結済み】お読み下さり誠にありがとうございます。本編10話、外伝7話で完結しました。 踏みにじられた尊厳を取り戻そうとする、戦う少女の物語。創作小説です。 ※ 重く悲しい描写や残酷な表現が出てくるかもしれません。 辛い気持ちの描写等が苦手な方にはおすすめできませんのでご注意ください。

  • 夢日記

    高瀬がみた夢の内容を、そのまま書いている日記です。おちはございません(^^;)

  • 短編 オリジナル小説

    読切のオリジナル小説です。 よろしければ、コーヒーブレイクがてらご覧くださいませ。

  • 白川町商店街の魔女

    主人公の女性が、レトロな商店街で自称魔女の年上女性と出会い、彼女からだされる課題をこなす内に成長していく、まったりスポコン系シスターフッドの物語。 京都の某商店街をモデルにさせてもらいましたが、内容は完全なフィクションです。現実の存在といっさい関係・合致はございません。宜しくお願いいたします。 イメージイラストはAI生成を利用しています。

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【目次】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

強い女性が書いてみたくて、初めて連載?的なものに挑戦しています。 お読み頂けると大変嬉しく存じます。宜しくお願いいたします。 小説家になろう さん、カクヨム さん等他サイトでも重複投稿しております。 一応、<R15>とさせていただきます。この作品には一部、15歳未満の方に不適切な描写が含まれる、かもしれません。ご注意下さいませ。 イラストはAIで生成したものを使っています。 目次 【序章】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~ 1 まあま

    • 【72】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

      72    第二章⑦ 論理的思考を鍛える課題をだされているような 「あの、ヌンジュラ様。……正直にお伺いしますね。いったい何の目的で、我が国へお越しになり、私と婚姻を望まれたのですか? 他国の、一介の公爵令嬢との婚姻など、ヌンジュラ様にメリットはありませんよね。神鳥の神託も大昔の事ですし、今さらじゃないですか?」  私は本音で勝負に出た。  あらためて、彼の顔立ち、表情、声の強弱と高低、立ち居振る舞い、発した言葉を検証してみたが、心の底からの悪人だとは思えなかったのだ。

      • 【71】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

        71 第二章⑥ これって、昼ドラ的な展開になりますか?  ゴージャス氏の言葉に、これまた王をはじめ、お偉い方が声にならない叫び声をあげた。いや、実際には声は聞こえてないけど。 (そりゃあ、シャムスヌール大帝国の王族様が、公爵令嬢とはいえ平民と既に結婚済みの女性に、離婚して自分と結婚しないかと誘うなんて、まあご都合主義な物書き志望サリューの妄想作品でもあり得ない設定よね)  なんて事をコンマ1秒で考えた後、私はつい本能的に答えてしまった。 「この場を和まそうと高度な冗談

        • 再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝⑦ 【完結】

          外伝⑦ 登りつめたその先に 【外伝最終話】 「王と二人きりで話がしたい」  母のその言葉に、側近たちは私を残して部屋を出た。  私は、ベッドに横になっている彼女を見つめた。  まだ、若々しく美しい母の、しかし青白い顔には死の影が映る。 「ルイーサ王、私に何かお役に立てる事はありますか?」  私は平常を装い、ベッド脇の椅子に腰かけた。 「今の王は、あなたであろう、アルノ王」  彼女は微笑みながら、私の差し出す手を握った。  かっては、鷲の盾の一員として、自ら剣をふ

        • 固定された記事

        【目次】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

        • 【72】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

        • 【71】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

        • 再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝⑦ 【完結】

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        • 【連載】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物
          72本
        • 再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた
          18本
        • 夢日記
          11本
        • 短編 オリジナル小説
          6本
        • 白川町商店街の魔女
          5本
        • 朗読
          3本

        記事

          夢日記:カラーの風景が美し過ぎた

          今朝みた夢。 今日の夢のなかの私は「普段の私」と同一人物だった。 私は、女友達と海で船に乗っている。 甲板にでて、彼女の写真を撮っている。 ふと、風景がかわり、気づくと、小さな舟に乗っている。 時代劇にでてくるような、木でできた、小さな小さな舟だ。 私達は細い川を、二人だけで舟に乗って進む。 景色がとても美しい。 紅葉。木々の緑と、美しいオレンジ色、濃い赤色へのグラデーションが素晴らしい。 山科の琵琶湖疎水のようなイメージ。 とにかく、その美しい風景に息を吞む。

          夢日記:カラーの風景が美し過ぎた

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝⑥

            外伝⑥ 伝統と革新  気に食わない。気に食わない。  女に家門の相続権を与える等と、あの王妃は何を考えているのだ?  そもそも、アドラーが王になってから、今までの伝統が続々と壊された。  そして、ルイーサ王妃だ。  女の分際で鷲の盾に入隊し、剣をふっていたと聞く。それを真似て、女の剣士が増えたと。  そして更に法を改正し、今度は女に相続権を認めた。  この国の、男性が女性を守るという騎士道精神が台無しではないか。  女性は黙って夫や父親の言う通りにしていればい

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝⑥

          ぴのこ堂さんの記事。芦原妃名子先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 漫画家として生きることの喜びと悲しみ|ぴのこ堂 @pinokodoaonoshu #note #仕事について話そう https://note.com/aonoshu/n/nc1afff1b7cb5

          ぴのこ堂さんの記事。芦原妃名子先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 漫画家として生きることの喜びと悲しみ|ぴのこ堂 @pinokodoaonoshu #note #仕事について話そう https://note.com/aonoshu/n/nc1afff1b7cb5

          【70】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

          70 第二章⑤ 定例会 いつもは王城のこじんまりとしたサロンで行う定例会だが、今日は大きな広間で開催されている。  普段と違い、たくさんの軽食と飲物が会場に用意されており、賑々しい雰囲気だ。やっぱり今日の定例会には、偉いお客様が来てるんだろう。  アーシヤと私はわざと開始時間ギリギリに到着した。本当は早めにつかないと他の皆様に失礼なんだけど。 「ナルニエント公爵代理アーシヤ様と公爵令嬢ジェシカ様のお着きです」  入口の騎士のかけ声に、国王はじめ会場内がざわついた。  

          【70】お嬢様は、今日も戦ってます~武闘派ですから狙った獲物は逃がしません~

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝⑤

          外伝⑤ アドラー王の告白 ◆ ◆ 今回物語上、女性にとって不快な場面、辛さを連想させるような文章がでてきます。恐れ入りますが、苦手な方はとばしていただければと存じます。 「アドラー様、側妃を迎えられるという話を聞きましたが、本当ですか?」 「……誰がその話を……?」 「問題は誰が、ではありません。なぜ、私が知らないのか、だと思いますが?」  公務に追われるなか、久しぶりに二人でゆっくりできる時間を楽しもうというオレの浮かれた心は、突然のルイの言葉に瞬殺された。  彼女

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝⑤

          はじめての文学フリマ

          2024年11月14日に開催された「文学フリマ京都 8」に行ってきました。 とてもええお天気で、会場まで楽しく歩きましたよ。 文学フリマの存在は知っていましたが、行くのははじめて。 すごく熱気があって、オモシロ楽しいイベントでした✨ 何も下調べせずに行き、まずは会場内の通路をゆっくり歩いて、2周目でふと目があった本を購入しました。 百聞は一見にしかず。 ほんまに、これは会場に行ってみてはじめてわかる楽しさやなあ思いました。 出店されてる方も、お客さんも、みんな本や

          はじめての文学フリマ

          今年の御神籤

          京都御苑のなかにある、白雲神社。 ここ最近の年始は、たいていこちらに詣っている。 白雲神社では御神籤で大吉を引く率が高く、今年もそのつもりでいたが、末吉だった。ちょっと残念。 しかしまあ、大吉でも末吉でも凶でも、とにかくそれなりに元気で過ごせれば、じゅうぶん幸運なのだろう。 目の前にある仕事に真摯に取り組み、自分の手の内にあるものを楽しみ、周りの人達とワクワクを共有する。 そんな風に、今のこの瞬間・生活を大切に生きようと思った、2024年のはじまり。 だが同時に、こ

          今年の御神籤

          夢日記:パン屋であんぱんを買う

          今朝みた夢。 私は気づくと、パン屋にいた。 明るく、木の温もりを感じられる素敵なお店だ。 パンの焼ける甘い香りを楽しみながら、店内をみてまわる。 まずは、迷わず「あんぱん」をトレーにのせる。 それから、「フレンチトースト」。 もうひとつ、何を買おうか迷う。 お店のスタッフさんと、言葉をかわしたが 何を話したかは覚えていない。 焼きたてらしいので、最後に「豆パン」を選んだ。 3種類のパンがのったトレーをレジに置き お金を払う。 美味しそうで、早く食べたくて仕方が

          夢日記:パン屋であんぱんを買う

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝④

          外伝④ それぞれの選択 「シルバー、準備は整ったのか?」 「ダニエル隊長、はい、最終点検も終えました。あとは、進行にそって順番に出すだけです」 「そうか。よろしく頼むぜ。なんせ、オレの可愛い部下達のめでたい祝いの席だ。最高にうまい料理でみなをもてなしたいからな」 「ダニエル、任せとけって。俺の部下の腕は確かだ。みんな、料理が旨すぎて泣いちまうかもしれねえぜ。な、シルバー副料理長」 「は……。皆様の御期待に添えるよう努めます」 「よし、任せたぞ! では、会場も確認しとくか」

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝④

          武侠集団の老師になったひと月間

          あらすじ…カンフー好きの高校生男子が、異世界の武道集団の老師の影武者に無理やりさせられて、頑張って任務をこなすお話。 カンフー、中国武術好きの方に、クスっとして頂ければ幸いです。 他サイトにもアップしております。 お読みいただき有難うございます(^人^)  身体中の節々が痛い。頭も痛い。とにかく、しんどい。 これは、普通の風邪じゃなくて、インフルエンザだな。  そう思いながら、オレはベッドでおとなしく寝ていた。  と、どこからか、声が聞こえてくる。 「……た君。健太君

          武侠集団の老師になったひと月間

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝③

          外伝3 新しい道 「お父さん、お願いします! 私、どうしても学問を学びたいんです」 「何度言えばわかるんだ? お前はこのロムス商店の娘なんだぞ! 学問など不要だ」 「で、でも。前におっしゃいましたよね。16歳まで、家の手伝いをしっかり頑張れば学園に通わせてくれるって……」 「うるさい! 女は口答えなどせず、黙って言うことを聞いていればいいんだ」  久々の休日。  街をウロウロしていると、不穏な会話が耳に飛びこんできた。  声の聞こえる店の前には、人だかりができている。

          再会した彼は予想外のポジションへ登りつめていた 外伝③

          白川町商店街の魔女【5】

          第5話 商店街の人々 「どう? そろそろ落ち着いた?」  「……すいません……なんか、ほんとに、ごめんなさい……」 「ええよ、ええよ。泣く行為には、浄化作用もあるし、泣きたい時はなかなあかんねん。海早紀ちゃんは、泣いたり感情を出す機能が、ちょっと麻痺してたもんね。上手く動くようになってよかった」 「……浄化作用……?」 「そう、泣いたり怒ったり笑ったりして、感情を心と体をつかって、外に出すの。人間って、考えてる事と外からみえる行動が、一致してない事ってあるやん? 嬉しくない

          白川町商店街の魔女【5】