【レポート】今度は手術して入院することになった(終)

前回のあらすじ
 お尻が腫れあがって痛くなったので急きょ肛門科を受診したところ、痔瘻(じろう)の診断が下った。そのまま日帰りで手術をするも、根治を目指すには再度の手術が必要とされ...

手術内容

 前回からは2週間程度空けての2回目の手術です。今度は手術後に入院することになったのでトータルで5日ほど病院に滞在します。 

今回受ける手術では「シートン法」と呼ばれる処置を行います。上のサイトに非常に分かりやすくまとまっているので説明はそちらに譲ります。

前回は日帰りで手術できましたが今回は半身麻酔を使っての本格的な手術となります。

入院前検査

 今回は手術をするにあたっての事前検査も念入りです。
・尿検査
 朝来ていきなり出せと言われたところ、量が心もとなくて焦りましたが大丈夫でした
・血液検査
 注射針を刺したまま目の前で何本ものシリンダーを交換しながら血が抜き取られていった。交換するときに手元がブレて痛いし怖かった。やめて。ついでに血圧測定もする。
・心電図
 
ベッドに寝た状態で左胸、手首、足首等々に機器を張り付ける。上は脱いでるので寒い。
・MRI
 
強力な磁力が発生するので隔離された部屋に入る。金属製品などを持ち込むと大惨事になることもあるので入念に事前確認された。手前の部屋で着替える。台にうつ伏せになって30分くらいじっとする。うつ伏せの状態で平らな面に寝かされると腕と肩がかなり辛い。MRIは音が凄く、検査の間ずっと「ギギギギギギギギギガガガガガガガ」みたいな音が鳴り響いていた。かなり不気味。
・アレルギーテスト
 お尻の毛を剃るときに使うクリームを試しで手に塗る。

入院前の準備

・事前の説明
片づけが苦手な人間の部屋みたいなものすごい狭い机に、次から次へと書類を重ねていくので大事な書類がどこかに行かないかかなり不安だった。重要事項説明が山ほどある割にその話もう終わり?みたいなところが多かったので念入りに聞き返さないとヤバかった。

・必要書類
 
同意書の類が何枚も何枚も必要とされた。保証人・連帯保証人の署名も必要だったが、自分1人だったらこれどうなってたんだ???と思うと恐ろしいところ。特に大腸内視鏡検査については複数提出が必要。コロナについての問診票なども含む。

・食事制限
 手術の前に腸内の検査をするため、胃腸をスッカラカンにしなければならない。そのため3日前から消化のいいものだけを取るようにする。
 ・脂身の多い肉、繊維の多い野菜などがNG
 ・ごはん、麺、煮物などでどうにか過ごした
 ・前日夜9時以降は絶食

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