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(9月7日)札幌でイベントやります

 私たち、ヤジポイ実行委員会の主催ではないのですが、友人から「イベントやらない?」と誘われたので、やることになりました。

 ヤジ排除問題を入り口にして、日本社会における「排除の空気」について考えるイベントです(たぶん)。入場無料(任意のカンパ制)なので、どなたでもお気軽にどうぞ(ただし、公安警察はのぞく)

 出演者が多彩で、国境を越えて、東アジアの社会(運動)をめぐる状況について考える機会になりそうです。

戦前回帰? 「ヤジ排除」から考えるニッポンの今とこれから

法的根拠のない警察によるヤジ排除。脅しに屈した名古屋トリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」の中止事件などなど、子供のころ、「歴史」「過去」として見ていた戦前のドラマを、まるで現実の中で追体験させられているかのような今日この頃。今私たちの身近で何が起きているのでしょう? 粛々と様々な形で「不自由」がすすむニッポンの現状について、考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

◎日時:2019年9月7日(土)18:45~21:00
◎会場:エルプラザ2階 環境研修室(札幌市北区北8西3)
◎参加費:カンパ制
◯主催・お申込・お問合せ:what’s (090-6269-4529) 
 whats.everything@gmail.com
 http://whats-everything.jimdo.com
~ 登壇者 ~

◎大杉雅栄(おおすぎ まさえ)さん

1988年生まれ。大学生時代から社会問題に興味を持って、活動をしたりしなかったり。現在は、アラサーの福祉系労働者(ソーシャルワーカー)。アナーキストワナビー。最近は、安倍晋三にヤジを飛ばして警察に排除されたことで知られる。

ヤジポイ実行委員のみなさん
排除事件に抗議し、8月10日に「ヤジも言えないこんな世の中じゃ…デモ」を企画した実行委員のみなさん

◎原田 宏二(はらだ こうじ)さん
1937年生まれ。元北海道警察釧路方面本部長。95年退職。2004年2月10日、札幌弁護士会館で、道警の裏金問題について「告白」会見をひらき、同年3月、道議会総務委員会で証言。その後『市民の目フォーラム北海道』を設立し、警察の健全化、透明化、民主化、冤罪事件の根絶を目指して精力的に活動する。著書に『警察内部告発者』、『警察VS.警察官』(講談社刊)、『たたかう警官』(ハルキ文庫刊)、『警察崩壊 つくられた”正義”の真実』(旬報社刊)、『警察捜査の正体』(講談社現代新書)がある。朝日デジタル「論座」欄に掲載されたヤジ排除事件についての4本の記事が高い注目を集める。
https://webronza.asahi.com/national/articles/2019081300009.html

◎朴権浩(パク クォノ)さん(韓国)
1967 年韓国全羅南道新安郡、人口300 人の小さい島で生まれる。中学2年生の時、光州民衆抗争を経験。1992 年“ソウル市立大学民主化闘争委員会” 委員長として活動。その後、民主労働党結党に参加、2001 年から2004 年まで民主労働党中央事務局長。2004 年から民主労働党国会議員である故ノフェチャン氏の補佐官として国会で活動。現在、政治学博士「専攻:韓国政治」。北海道大学大学院法学研究科付属高等法政教育センター研究員。

◎許仁碩(シュ ジェンシェオ)さん(台湾)
台湾出身。北海道大学法学研究科博士課程在籍(法社会学)。主な警察と社会運動を研究。現NPO法人東アジア市民ネットワーク台湾事務局長、歴史問題や平和運動に取り組み。東アジアにおける政治、社会、警察政策を中心にコラムを執筆。

 ちなみに、最後に載っている許(シュ)さんは、台湾の4大紙の一つである「蘋果日報(apple daily、りんご新聞)」の台湾版でもコラムを連載しており、私たちのデモのことを(あいちトリエンナーレの話と合わせて)記事にしてくれたことがあります。


ヤジポイの会はカンパ(寄付)を集めております。いただいたカンパは、この「ヤジ排除」の問題に取り組む際に使わせていただきます。民主主義を守るための闘いを支える、あたたかいご支援お待ちしております。