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最近の母親の発言から(2022年#1):汚い精子

ハラスメントにまつわる話:あなたにそこまでの魅力はない!

以前のnoteで私の母親が職場で受けていたハラスメントは少し触れたことがある。

私の母親が北里大に助手として行ったタイミングというのは、1980年頃。当時は、本人は研究をしたいのに博士課程に進ませもらえず、無給のスタッフとして研究室に出入りしている女性の先輩が東大の何とか研究室に居た、という類の話もあるくらいの状況である。
ちなみに、こういう学問や研究そのものは趣味、という高学歴インテリ女性が、非常勤教員のような"セレブバイト"の人材供給源になっている。それこそ実家が太いとか旦那が高給取りで理解がある、というタイプである。
母親が北里大に移籍した後も、結婚や出産の度に「辞めろ」という圧力はかかっていたらしい。

過剰さを嫌う日本社会の一つの側面#2:おためごかしのリケジョ政策はアカデミアを殺す
https://note.com/yajiumafighter/n/n81a03f9ebc2d

そんなわけでハラスメントに関しては一家言ある母が先日も新作を披露した。

最近は何かとハラスメントだ嫌がらせだって騒ぐけど、痴漢と一緒で自意識が過剰過ぎる。あなたにそこまでの魅力はない!

これ↓といい、全くブレが無い。

そして女性解放論という名の、女権拡張の結末は矛盾に満ちたものになりそうだ。

「何が何でも俺が妻子の面倒を見る」と断言する男は世の中から消えたのだ。それは今の男が軟弱になったからではない。そう言うと、責められる時代になったので責任を持つのをやめたのだ。
誰が責めるのか。フェミニストだ。
フェミニストが「男女は平等なのだから、男が面倒見るなんて考え方は傲慢だ」と言うので、男は「面倒をみなくていいなら、それは都合がいい」と重荷を下ろした。
フェミニストは「女も働いて自立すべきだ」というので、男たちは「それなら、どうぞ」と喜んで道を譲った。
かくして、責任を取らなくてもよくなった男と、壊れた家族と、取り残される母親と、貧困に苦しむ子どもが出現するようになったのである。
こんな社会になった責任は誰も取らない。しかし、飢えたシングルマザーと子どもが日本のどん底(ボトム)に残されている。

女を追い込むフェミ。男女平等を叫びシングルマザーを困窮させた女性解放論者どもの罪=鈴木傾城
https://www.mag2.com/p/money/1022215

それは、あたかも男女雇用機会均等法施行以前の時代のように、女性だからという理由で差別的な待遇を受けたり、守ってもらえなかったり、さらには職に就けなかったりする、そういう時代への逆戻りのように見える光景が現れることになる。

この状況を考えると、今時の女性はわがままだけどひ弱だ。

ゆとり世代の女性たちは、攻撃的な性格であることが多いわりには、過剰な手取り足取りがないと行動できない

なぜ「夫自慢」が女のマウンティング合戦の最終兵器なのか | カリスマ婚活アドバイザーは見た 現代ニッポン婚活の病理 | ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/96637

この問題については、新しい"自由からの逃走"の一つの顕れ・問題系だと思っている。

結果的に不倫で子作り:よくそんな汚い精子で子どもを産んだよね

昨年末にネット上を駆け巡ったこのニュース。

正月休みに実家でこのニュースについて議論したのだが、私の母親も節炸裂であった。

実は何処の誰だか分からない、よくそんな汚い精子で子どもを産んだよね

記事によると、産まれた子どもは、児童福祉施設に預けられたとのこと。この点についても。

そんなクズな親の下で育つよりは幸せなのかもね

やっぱり個人的に件の母親は人間としてどこかがおかしい印象を受けてしまう。

まとめ

私の母親の、相変わらず容赦ないところは流石だが、逆にこうでなければ今まで生き延びられなかったと言える。

ホント、大変ですよ、これからの時代は。

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