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初のRiJを終えて

深夜に書いてるのでこんばんは、別に誰かにフォローされる訳でもないnoteを久しぶりに更新しました。せっかく「RTA in Japan Summer 2021」に出場したので…。

それで今回はざっと「なぜメタルスラッグ5(以下メタスラ5)でRTA in Japan(以下RiJ)に出場したのか」について書いていきます。いきなりですが話は単純で「メタスラ5で出場したら盛り上がるだろう」という理由です。もっと話を掘り下げるならクソゲーの一言で片づけたくないってのもありましたが、大会本番では特にそこら辺を考えずに楽しくプレイしてたので普通に忘れてました。結果的にすげー!や上手すぎ!みたいな感想を頂いたので良いですが。

話を戻してメタスラ5に対する評価は色々ありますが、大きくまとめると「アホみたいに難しいからクソゲー」なんですよね。言ってしまえば名作と言われてるメタスラXや3だって背景の使い回し(Xはそのまんまだけど)や特に繋がりのないステージ構成等があるのですが、遊びやすいから名作に扱いになってます。もちろん筆者も遊びやすいとは思ってます。だからこそ放置されがちなメタスラ5でスーパープレイを見せたら「あのメタスラ5で…!?」という感じで盛り上がると思って応募しました。一応、バーニングファイトも応募しましたが落選。無念…。

世の中に存在するありとあらゆるクソゲーの評価の基準は「難しい」「ストーリーがおかしい」「グラフィックがひどい」などが挙げられるのですが、その中の「難しい」でクソゲー扱いするのは非常にもったいないと思います。30分遊んだだけでゲーム全体を評価するのは難しいです。向き不向きは当然ありますし、それに攻略情報を知らないでゲームを遊べば全部クソゲーです。だって分からないまま遊んでも楽しくないに決まっていますから。純粋にゲームが好きな人間が真面目に遊んだらこんなことできるよ!というのを見せつけたかったので今回のRiJでのプレイは大成功だったと思います。なんと言っても本番の動きは全部攻めチャートだったので素人でもヤバイ動きをしてると分かります。運は全然ありませんでしたが…。

RTAの敷居を下げたと言われているbiim兄貴の「R(リアルを)T(楽しく)A(遊ぶ)」の方針は大きな影響を与えました。ですが、biim兄貴自身は普通にゲームが上手いんですよね。TASやガチ勢の動きばかり見て目の肥えた視聴者には下手くそに見えてしまいますが、RTAを始めてみると「集中力とチャート構築すげぇ…」となるんですよね。biim兄貴も人間ですし、本番は緊張するので突然変なことやりだすんですよね。筆者も「え、何でそんな動きしたの」って感じで再走したことはめちゃくちゃあります。

筆者含めてRTA走者のほとんどは「素人によるエンターテインメント」です。その素人が凄いことをやりだすんだからRiJを観るのを止められないし、同時に人間臭さが面白いのです。でも皆さんに共通してるのは楽しそうという点です。メタスラ5RTAの後の視聴者の感想にも「楽しそうだった」という評価が多くて嬉しかったです。ゲームに対する評価を変えることは難しいですが、そんなゲームを楽しく遊ぶことができる人がいるということは覚えて欲しいです。クソ映画ハンターが存在するように、世の中に存在する駄作と呼ばれるものを楽しめるかどうかはその人の寄り添い方次第です。なんだかんだ言ってメタスラ5も普通に遊べるくらいには作ってあるので(でも納期等で未完成の部分が多いとか)楽しいですよ。

余談ですが解説どころか喋りながらゲームをしたのは初めてでした。あと弟も「Indivisible」というゲームでRiJに参加したのですが、何も打ち合わせしていませんでした。当選発表時に「え、お前も出るの」って感じでした。兄弟ネタも完全にアドリブでしたが、盛り上げられて良かったです。

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最後に自作イラストです。何気にエリちゃんフィオちゃんを初めて描きましたが、反響大きくて嬉しいです。

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