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「キャラ文庫アンソロジー」ってなに?シリーズ一覧と収録作品まとめ

この記事では、キャラ文庫のBLアンソロジー「キャラ文庫アンソロジーシリーズ」について紹介しています。

数々のBL小説を刊行しているキャラ文庫では、人気作品の書き下ろし番外編を集めたアンソロジーが定期的に出版されています。

サブタイトルに宝石の名前がついているのが特徴で、表紙を飾るのは円陣闇丸先生。

2023年7月時点では4巻まで発売されていて、どの作品も紙版と電子書籍版の2形態があります。

電子書籍版の方は単話売りもしているので、好きな作品の番外編だけバラ買いしたいという方には電子書籍版がオススメです。


『キャラ文庫アンソロジーI 琥珀』 2017年12月刊行

収録作品

「Starry night in Arizona」/ 英田サキ (from 『DEADLOCK』)

英田サキ先生は、「DEADLOCKシリーズ」から、ユウトがディックを連れて実家に帰る話を寄稿しています。

「DEADLOCKシリーズ」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

「君の味噌汁おまえの原稿」/ 菅野彰(from 『毎日晴天!』)

菅野彰先生は、「毎日晴天!シリーズ」から、秀が味噌汁を作るのをボイコットする話を寄稿しています。

「毎日晴天!シリーズ」は、2023年12月現在はKindle Unlimitedで5巻まで無料で読むことができます。

「二流退魔師と無害な凡人」/ 神奈木智(from 『守護者がめざめる逢魔が時』)

神奈木智先生は、「守護者がめざめる逢魔が時シリーズ」から、フリーの退魔師が妹を助けに行く話を寄稿しています。

「赤毛の予言者」/ 松岡なつき (from『FLESH&BLOOD』)

松岡なつき先生は、『FLESH&BLOOD』から、カイトがイングランドで貴族の未来を占う話を寄稿しています。

「コペンハーゲンから愛をこめて」/ 樋口美沙緒 (from 『パブリックスクール』)

樋口美沙緒先生は、「パブリックスクールシリーズ」から、エドの従兄弟を主人公にした話を寄稿しています。

「パブリックスクールシリーズ」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

『キャラ文庫アンソロジーII 翡翠』 2018年1月刊行

収録作品

「暴君竜と初恋の香り」/ 犬飼のの (from 『暴君竜を飼いならせ』)

犬飼のの先生は、「暴君竜を飼いならせシリーズ」から、高校時代の可畏と潤の話を寄稿しています。

「錬金術師と招かれざる客人」/ 杉原理生 (from『錬金術師と不肖の弟子』)

杉原理生先生は、『錬金術師と不肖の弟子』から、アダルバードの工房に念願のお客様が現れる話を寄稿しています。

「春の夜の夢」/ 英田サキ(from『ダブル・バインド』)

英田サキ先生は、『ダブル・バインド』から、上條、瀬名、新藤、葉鳥が再会する話を寄稿しています。

「ダブル・バインドシリーズ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

「どこにいても、君と」/ 夜光花(from 『不浄の回廊』)

夜光花先生は、 「不浄の回廊シリーズ」から、西条と歩がかつて通っていた中学校を訪れる話を寄稿しています。

「KISS ME」/ 凪良ゆう (from 『美しい彼』)

凪良ゆう先生は、 「美しい彼シリーズ」から、清居の家族の話を寄稿しています。

「美しい彼シリーズ」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

「騎士の願い」/ 松岡なつき (from 『FLESH&BLOOD』)

松岡なつき先生は、 『FLESH&BLOOD』から、スペインの騎士の話を寄稿しています。

『キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃』 2020年6月刊行

収録作品

「午前零時の紫の上」/ 尾上与一 (from 『初恋をやりなおすにあたって』)

尾上与一先生は、『初恋をやりなおすにあたって』から、雪の兄弟子を主人公にした話を寄稿しています。

「嫉妬」/ 宮緒葵 (from 『悪食』)

宮緒葵先生は、「悪食シリーズ」から、水琴と泉里が、とある絵の謎に迫る話を寄稿しています。

「You're just a boy」/ 英田サキ(from『DEADLOCK』)

英田サキ先生は、「DEADLOCKシリーズ」から、ディックの過去の話を寄稿しています。

「DEADLOCKシリーズ」については、以下の記事で詳しく紹介しています。

「最高の恋人は鬼でした」/ 夜光花(from 『式神の名は、鬼』)

夜光花 先生は、『式神の名は、鬼』から、櫂が羅刹を連れて新宿2丁目を訪れる話を寄稿しています。

「画廊オーナーの気がかりな案件」/ 樋口美沙緒 (from 『パブリックスクール』)

樋口美沙緒先生は、 「パブリックスクールシリーズ」から、礼がエドのギャラリーで働き始めてからの、とある1日を描いた話を寄稿しています。

「パブリックスクールシリーズ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

「掌中に永遠」/ 松岡なつき (from 『FLESH&BLOOD』)

松岡なつき先生は、『FLESH&BLOOD』から、イングランドの画家志望の男の話を寄稿しています。

『キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙』 2022年11月刊行

収録作品

「異国の黒獅子王と太陽の花嫁」/ 月東湊(from『呪われた黒獅子王の小さな花嫁』)

月東湊先生は、『呪われた黒獅子王の小さな花嫁』から、ダルガートとリラがお忍びでお祭りに出かける話を寄稿しています。

「君のことしか考えていない」/ 夜光花 (from『不浄の回廊』)

夜光花先生は、「不浄の回廊シリーズ」から、歩が西条と暮らす家に瑛太を招く話を寄稿しています。

「鏡の未来のその先へ」/ 小中大豆(from『気難しい王子に捧げる寓話』)

小中大豆先生は、 『気難しい王子に捧げる寓話』から、王となったエセルのとある1日を描いた話を寄稿しています。

「幸福な王の帰還」/ 樋口美沙緒 (from『パブリックスクール』)

樋口美沙緒先生は、「パブリックスクールシリーズ」から、エドと礼が実家に帰る話を寄稿しています。

「パブリックスクールシリーズ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

「Love is here」/ 英田サキ (from 『DEADLOCK』)

英田サキ先生は、「DEADLOCKシリーズ」から、ヨシュアがレッドカーペットデビューする話を寄稿しています。

「DEADLOCKシリーズ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

「満月とうたかたの逢瀬」/ 尾上与一(from 『氷雪の王子と神の心臓』)

尾上与一先生は、「花降る王子の婚礼シリーズ」『氷雪の王子と神の心臓』から、イスハン、ロシェレディア、グシオン、リディルがエウェストルムで再会する話を寄稿しています。

「花降る王子の婚礼シリーズ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

キャラ文庫のアンソロジーシリーズは、2023年7月までに「琥珀」「翡翠」「瑠璃」「瑪瑙」の4作品が出版されています。

人気作品の番外編が読めるアンソロジーということで、それぞれの作品のファンにとっては見逃せない4冊になっているかと思います。

分冊版も出ているので、好きな物だけ読むも良し、1冊丸ごと買って新しい作家さんを発掘するも良し、お好みの方法でお楽しみください。

表紙の色味と手触りが美しいので、個人的には紙版がオススメです。


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