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ポート・オーソリティ‐港湾局‐の感想を書きたいけど書けない

初めてnoteを書くので緊張してます。
焼き塩🗻です。

当方未成年ですので苦手な方はブラウザバックお願いします。

先日、朗読劇『ポート・オーソリティ‐港湾局‐』の初日公演に行ってきました。
崎山つばささん目当てで行ったのでほぼ感想は崎山さん演じるケヴィンの事になります。

⚠️以下軽く内容触れてますのでネタバレ注意です

初めてのシアタートラムでした


まず最初に感想を

私(未成年)にはキツかったけど
ぶっちゃけ面白かった

です

これに限ります、本当に本当に
詳細は控えますがとにかくどストレートに卑猥な言葉が多く、、特にケヴィンとダーモット
小学生〜18歳以下無料ご招待をする内容では無いと思いました。実際私は18歳以下に含まれていましたが...

・内容に一部性的な表現が含まれますが、オリジナル台本を尊重してそのまま上演致します。

という注意事項の欄はあるものの、無料ご招待の注意事項欄にしか掲載されておらず、成人済の方でも驚かれたのでは無いでしょうか。
結果的に海外の脚本ならではの良さが出ていた気がするのであの台本のままで正解だったとは思います。

お話自体は、3人の男たちそれぞれのモノローグで全く違う物語が進んでいるかと思いきやどこか繋がりを感じる。そんなお話でした。

私の語彙力では詳しい内容の説明がとてもじゃないほど出来ないため、タヌキ様のnoteを参考に貼らせていただきます。

以下感想

実はこの日午後に予定があったため予定が終わり次第急いでシアタートラムに向かい、心の準備など出来ない状態でした。朗読劇自体初めてだったので未知の世界です。

開演時間となりウォオオーンという港らしい音が流れたのちオレンジのパーカーを着た崎山さんが。

え、若い!

若いなって思いました。それもそのはず稽古場の写真を見た時は髪切ってサッパリしたなぁとかいい意味で年相応のイケメンといった印象が強かったのに、
HOOKのパーカーとジーパンに前髪がかきあげられたキャラメル色味の強い髪、もうそこには俳優の崎山つばさではなくケヴィンがいました。
もう私の心臓はバックバクです。朗読劇始まる前に限界突破しそうでした。
向かって右側の丸椅子に崎山さん。真ん中のベンチにダーモット役の眞島さん。左側の椅子にジョー役の平田さんが座り、朗読劇が始まりました。

アフトで崎山さんも仰ってましたように、崎山さん、眞島さん、平田さんの順番で3人それぞれの1人芝居が始まりました。
喋り方、表情、身振り手振り、それぞれ役によって特徴は違えど御三方の憑依っぷりが凄く、ケヴィン、ダーモット、ジョーという役として見ることが出来て純粋に嬉しかったです。

劇中では基本各々が座っている椅子の上で台本を読み、時々立ったり座ったり、ベンチに寝てみたり。この動作はアフトを聞いた限り、演出家の荒井さんが指示したものとキャスト自身で考えたものとあったそうです。

あっという間に1時間半は過ぎ、アフトを終え、小雨の中不思議な感覚に見舞われながら帰宅しました。
結果的に性的表現と呼ばれる表現は多かったですがそれより崎山さんの朗読の上手さの印象が強かったです。とにかく声がいい、聴き取りやすい、情景が浮かんでくる。朗読劇初心者の私には初めての事ばかりで序盤から感動していました。BGMもほとんど無かったのでほぼ1時間半朗読を聞いている状態、でも感覚としては一瞬でした。翌日の朝起きた時の壮大な余韻は忘れられないです。

舞台セット神秘的でした
※終演後撮影可


この劇中におけるケヴィンは20歳の青年ですが、私にとって20歳は大人だと思っている節がありました。もちろん世間体で考えると20歳は成人であり、立派な大人として生きていかねばならぬ年齢です。でもケヴィンは、20歳になって自分がどう生きればいいのか分からないような、道に迷っている状態だなって。

実年齢は20歳と言えど、精神的な年齢においてはケヴィンと近しいものを感じて不思議な気分だったんですよね。その近しいものが何かは分からずじまいですが...インタビュー記事やら観劇した方々の解釈やらをお借りして答えを見つけ出したいです。ですが、ケヴィンとその周りのヤンチャな友達、クレア、それぞれの人物像をハッキリと理解出来たとは言えないものの心情は感じとれた気がするので万々歳かなと思います。

三軒茶屋駅周辺のポスター
何気にこのデザイン好きです



聞き手側が想像を膨らませて物語を創る面白さ、一つ一つの言葉を丁寧に読み解いていく楽しさ、そしてこの物語を余韻に浸りながら整理して自分の中に落とし込むことの難しさ、色々が重なって面白い朗読劇だったなぁと思いました。

1公演しか行けなかったですがとても充実した時間を過ごせたので満足です。

P.S.

未成年の方何人くらい居たんでしょうかね...

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