カイロ　ひとり旅編
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中東を一緒に旅行してきた友人Rさんがタイに帰るので、このまま旅を続ける私はカイロでRさんとお別れすることに。

ハン・ハリーリ市場の近くの道沿いで、RさんはそこからUberで空港で行くのでと別れ、この度2度目のひとり旅が始まる。まさかこんな変な場所で別れることとなるとは。ハン・ハリーリ市場周辺は車の通りが多く、大通りにもかかわらず横断歩道がない。

まず、問題は道路が渡れない。信号のない場所で、車を遮って道を渡らないといけない。
そのため道を渡るのに一苦労そして怖い。

慣れてないので、ついていける人はいないか探してみるが、同じ方向に渡る人はいない。ゆっくり探しながら道沿いを歩き、5分後ぐらいにやっと同じ方向に渡る様子の地元の女性らしき人を見つける。その人にそっとついて渡る。よし、道を渡れた。

その後、1人でGoogle MAPを見ながらハン・ハリーリを目指す。
道は汚く、道路は車で埋め尽くされている。道沿いでは、カフェでシーシャを楽しむおじさんたちや、商店があり、買い物客がいる。市場に近づくに連れ、観光客らしき人も増えてくる。

目印にしていたアル・フセイン・モスクを目指して進んでいると、1つのお店のおじさんが話しかけてくる。

ハロー、ジャパニーズ？ハーワーユー？
カム、カム
私の作品見ませんか？これ全部私描きました。(ここも英語)

中を見ると、エジプトの古典的な感じの絵が並んでいる。一回断るが、見るだけでいいから、と言われ、見るだけなら、とお店に入る。
この時、私はこのおじさんと3時間も一緒にいることを想像していなかった。

つづく、、、