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文句だけを言いたかったわけじゃない。


前回のこの記事、、、

自分が理解できないのを、まるで他人のせいにして責任逃れする人…

のように見えますね。なんてひどい奴だ。


いや、でもね、違うんすよ。
(ダメな奴の枕詞)

この前、「何がダメだからこうなってる。こうしたいならまずここを変えないと」と理屈で説明してくれた人にお会いして。

世界が急に開けた気がしたよね。

そうか…!!
今までの悩みはこれで解決できたのか…!!!

「雲のような」とか、「なんとなくこんな感じ」とか、
わたしはそういうのを理解できない。
それこそ「なんとなく」ニュアンスは分かっても、「なんとなく」しか分かってないからアウトプットできない。一度奇跡的にできたとしても理解できてないから再現できない。

それはまるで意味がない。

具体的な話をすると、前の記事でぶーぶー文句を言っていたのは演技の指導を受けていた時の話。
セリフを言って、フィードバックをもらう。
その時に、

「うーん、なんか足りないなあ。セミみたいにみーんみんみんみんみーんみんって言ってみて」

…はにゃ?

ですよね。文字だけ見たらね。笑
この指導を受けるのは初めてじゃなかったので「なんとなく」理解はしています。このディレクションの意図としては「音を前に飛ばす」こと。

細かいやり方は省くけど、確かにこれを意識すると音は前に飛ぶ。
でもわたしの中で納得いってないのは(生意気)、どのセリフやってもこのディレクションが入ること。

マイク前で勝負する声優という職業にとって、音を前に飛ばすことは必須。でもさ、たまにはもごもごしたいセリフもあるじゃない。聞き取れなきゃ意味ないから限度があるけど。
それもぜーんぶこのディレクションが入って、

セリフを言っては「みーんみんみん・・・」
また他のセリフを言っては「みーんみんみんみん・・・」

もうええわあああ!!!!

ってなりました(クソ生意気)(身の程知らず)

1回言われてできてないのは自分なのよ、間違いなく。それが大前提。
でもさすがにイヤになってきて(傲慢)適当に「みーんみんみん」言ってても
「それそれ!やればできるじゃないか!めちゃくちゃ良くなってるよ!」
って言われるからもう何が良くて何が駄目なのか分からんくて。

こういう順応性がないことに落ち込んだ。

…の、後に!
めちゃくちゃロジカルな演出家さんにお会いした。
理屈で1から100まで解説してくれて、ほえ~~!なるほど~~!!と思った。自分の中でもしっくりきたから次からも意識するポイントが明確になる。

全部に対応できるに越したことはないんだろうけど、これもやっぱり相性なんだろうな。抽象的な言葉を咀嚼できない時の自分のテンパり方がほとほと嫌になる。

がんばろ。



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