川の再生へ

ここ道南から川の再生、
自然環境の再生が始まり出しています。

ダムが切られ幅7.6mでスリットが入りました。

八雲町の砂蘭部川1号砂防堰堤のスリット化が完了しました🙌。それは要望から20年、施工開始から10年と長い年月がかかりましたが実現しました。関わった全ての人々の強い思いがこの分厚いコンクリートを砕き、川を切り開きました。

その場に行き、
実際に目にした時に、

「川が開いた!」と胸が熱くなりました。

変革の流れが
動き出しそうです。
少しづつ、一箇所づつ
ダムが切られ、スリット化が始まり出しています。まだまだスタート地点で、芽が出たばかりで、これからその流れが出来るまでは長い年月がかかると思いますが、ここ道南からその一歩を踏み出した川の再生、自然環境再生の取り組みが、いつか日本中に行き渡ることを願っています。

日本は国土の約7割が山地(丘陵地含む)。山と川と海が密接につながっています。川の再生は山と海の再生へとつながります。
自然の豊かさ、
数多くの命を育むしくみが
やがて流域に戻ってくるでしょう。

ダムが至る所に作られてから数十年たち、人間の浅知で自然をコントロールしようとすることは悪影響を及ぼすことがわかってきました。だんだんと山河は崩壊し、たくさんの動植物の命を育むしくみが失われてしまいました。それはゆっくりと進行していた為に気付くのにも時間がかかりました。

しかし、
強引に堰止められていた川を
元にあったように流し始めると
自然は自ら持つ自浄作用で再生していくのを目の当たりにしています。

自然の流れを止めてはなりません。
この流れを止めてはなりません。

砂蘭部川にはこのスリット化されたダムの上流側と下流側にまだ2基ダムが残されています。この地域にスリット化出来るダムはまだまだ数多くあります。

地域住民の合意形成で川の再生は実現出来ることが見えてきました。
少しづつ前へ
みんなで協力していきたいと思います。

"流域の自然を考えるネットワーク"稗田一俊さん。一生をかけて川を見続けて記録し続けてきた。彼無しで現在の道南のダムスリット化が成し遂げられることはなかったかもしれない。
山奥にある巨大な建造物。
これからどう変わりゆくか見続けていきたい。


#八雲山水自然農園

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