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炊飯器に「取っ手」は要らない

こん○○は。
作り手の想いにストーリーという名の翼を授ける「ストーリービデオグラファー」藤堂八雲がつづる、今日の雑感。


炊き立ての旨いご飯とぬか漬けさえあれば、生きていける。


そんな誓いを立てた、二十歳の夏。。
貧乏を何ら苦とせず、がむしゃらに頑張れたあの頃が懐かしい。。。

ということで、先日51歳になりました🎉
すこぶる健康に誕生日を迎えられ幸せでございます。


その僕の健康を支え、命の源である炊飯器の調子が悪くなり、スイッチが入らないことが頻発するようになった。

命に係わる問題のため、緊急事態宣言を敷くとともに、緊急対策本部を設置、価格コム、Amazon、楽天、ヨドバシの口コミをチェックしまくり、「型落ちの」ハイエンド炊飯器を購入した。

物を買い替える際、「型落ちのハイエンド」という選択をするようになって久しい。
特に進化の乏しい白物家電などは、それが最も賢い買い物だと実感している。


実は、今回の買い物で20年くらい持ち続けてきた「心のひっかかり」を解消しようと心に決めていた。

それは、「取っ手のない炊飯器」だ。


読者のみなさん、炊飯器を持ち運んだことある?

否、だよね?

マンガのように茶碗の飯をガンガン食らって、何杯も何杯もおかわりするというシチュエーションであれば、いちいち炊飯器のあるところまで行くのも面倒だ、という思いが芽生えても仕方ないが、僕はマンガの主人公でもないし、何杯もお替りもしないw

やっぱり、否。


取っ手がデザインを損ねているのはもちろん、取っ手と本体の隙間にホコリがたまって掃除がしにくいとか、まぁとにかく必要性を1ミリも感じない。

ということで、シャツの襟についているタグと並んで、世の中の「これっていらなくね?ランキング」の筆頭に上がっていた、炊飯器の取っ手とオサラバしたいという念願が、20年の時を経て、ようやく叶った。


ブラックの渋いカラーリングに最低限のボタン類。

うーん、QOLが一気に上がった気がする。
うん。気がしているだけかもしれない。

でもいいのだ。
極旨モードというモードで炊くと、通常モードより1.5倍くらいの時間がかかるが、確かに旨い。


ちなみにヘッダー画像は、Stable Diffusionが描いた、取っ手のない未来の炊飯器だ。

恐らく「アレクサ、ご飯炊いて」というと、上蓋?の中央にあるパーツがギュイーンと回りながらパカッと開き、そこに玄米を入れれば、精米から洗米、炊飯まですべて全自動でやってくれる代物だろう。
水も入れず空気中の水分で、良しなにやってくれるのかもしれない。
電源ケーブルらしきものも見当たらないので、核融合とか超電導とかよくわらないが、電気を使わず稼働するのではないかと想像したりする。
重量は80㎏くらいありそうだ。

ってこんなん誰が買うんかいっ!


さて、ぬか漬けでも漬けようっと。


Header created by Stable Diffusion
Model: dreamshaperXL10_alpha2


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