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対面のネイルサロンだから価値がある

やくさひろです。
ネイルサロンと聞いて何をイメージしますか。どのような場所をイメージしますか。ネイルサロンとは手指のケアをはじめ、ジェルネイルなどを含めた爪の装飾を行う場所です。

思い返せば私が19歳の時に初めて出張ネイルサロンをはじめました。ネイル道具を一式持ち、お客様のご自宅や職場に出向きネイル施術を行うことを出張ネイルサロンと言います。予約数が月間100名を超えたら自宅ネイルサロンをやろうと決意し、20歳になり自宅ネイルサロンをはじめました。

現在、感染症の問題もあり対面での接客や極めて近い距離感での施術についてご不安を感じておられる方も多いことでしょう。三密を避けるためにテイクアウトやドライブスルーで受け渡しを行うなど、今までとは違う新しい生活様式にもそろそろ慣れてきたころでしょう。

オンラインでいつでもどこでも簡単に繋がることができる便利さから、対面という無駄をそぎ落とすビジネスなどがどんどん加速しています。

しかし非対面でのパーソナルなコミュニケーションでは味わえない温かさが「対面」でのコミュニケーションにはあります。ここで伝えたいことがあります。

ネイルサロンでの対面接客がリスクではなくむしろチャンス

私はこれからどんどんネイルサロンの開業が増えていくと予想しています。むしろそうあって欲しいと願い、ウエブサイトを全面リニューアルし「手のお手入れ学校で開業・企業」というキーワードを打ち出しました。

現在対面であることがリスクと言われる側面もありながらも、実は私の主催するお手入れ学校の入学者が急増しているのです。入学者様たちは口を揃えてこう言います。「こんな時代だからこそ対面のありがたさ、温かさがより伝わる。誰も孤立させない対面事業をやりたいと思った。お客様の両手に触れながら手のお手入れをしてあげたい」私はこの言葉を聞く度に、今まで手のお手入れを続けてきてよかった、と報われる気持ちにさせられています。

ただ技術を学ぶだけではなく、自身が起業して経営者になり、そして施術者になる--大人になってから何かに挑戦をする、環境を変えるというのはなかなか難しいもの。しかし私の学校に学びにくる生徒様は皆目標を抱いて入学されています。

起業して5年で9割は廃業するとも言われている近年、様々な業種が廃業に追いやられるなか、ネイルサロンの開業は難しいと考える人も多いはず。しかし、今の時代だからこそネイルサロンの開業がベストな選択といえます。ここでは、その理由について3点お話していきます。

(1)個での関わりあいでリスクを回避できる

定期的に、世界的なウイルスが流行をし、そして対処療法が見いだされ終息して…を繰り返しています。鳥インフルエンザ、SARSといったものや近年のコロナウイルスといった、集団で過ごすことによって晒されるリスクは人々の生活様式と意識を大きく変化させました。
ネイルサロンは、施術を受けるお客様と施術をするあなたとの「個」での関わりあいになります。まさに「密」と対照的なものであって、リスクを避けたいという多くの人々のニーズに合った接客方式を自然と確立することができる仕事なのです。
仕事は、一時しのぎのようなものではなく、長く継続的に愛され必要とされ信頼を築いていくものです。その点、リスク回避ができて安心した状態で施術が受けられるというのは、ストレスの多い現代人には最高の癒しであり、自分へのご褒美となるのです。

(2)求められ感謝される仕事で心に優しい

仕事につきものなのが、ストレスです。ストレスのない仕事なんてこの世にはない、とお考えでしょうか。
手のお手入れスペシャリストというのは、自己実現が可能であり、かつ自分の表現したものによってお客様を満足させることができるという大変心に優しい仕事です。
作りたいビジョンを抱き、実際にデザインをする。デザインを求められ施術する…この一連の流れは、他の業態では味わえません。営業・販売職では売りたい物を売れず、「売るべきものを売る」のが仕事となります。
デザイナーといったクリエイティブ職といわれる方々も「クライアントから求められるデザイン」作成をしたり「ユーザーから求められるデザイン」を施すのが仕事。
つまり「やりたいことをやって成り立つ」仕事というのは大変貴重なのです。自分のやりたいことを人から求められ、そして感謝されるという素晴らしいやりがいが得られます。ただでもストレスの多い暮らしですから、ストレスフリーな仕事を続けたほうがありのままの自分の姿で過ごすことができます。
ネイルサロンの開業というのは、実はとても自分の心に優しいものなのです。

(3)ライフワークバランスを保てる

働きたいだけ働いて、休みたいときはしっかり休む…そういう暮らしって理想的です。しかし、仕事というのはそんな都合良くいくわけではありません。
無理をしなければならないときもあれば、やりたいくない日に仕事をしなければならないときもあるものです。
しかし、ネイルサロンを開業すれば、自分の働きたいときに働きたいだけ働くことができます。
定休日を自由に設けるのも良いですし、オンライン予約専門店にすれば、ただ店をあけておくといったことをしなくて済みます。そのぶん、しっかり余暇活動に力を入れることができるため、ライフワークバランスを理想的な状態で保つことができるのです。
敷居が高いと思われがちなネイルサロンの開業ですが、実は良いことだらけ。まさに今の時代に最適な働き方で、なにかを我慢しながら仕事を続ける日々にさよならをしませんか。自分を一番大切にできる仕事のやりかたを実現するために、ぜひ手のお手入れから初めてください。

オンラインでは感じられない喜びがある業種でもネイルサロン。ネイルの施術やハンドケア施術は、対面でなければ提供できないサービスです。

時代は繰り返すといわれており、今は非対面のサービスの提供にどの業界も尽力していますが、これからの時代、また必ず直に接するビジネススタイルが最も価値を持つ時代が到来することでしょう。
オンラインでは感じられない貴重な体験と喜びのある業種がネイルケア・ハンドケアであり、対面でのコミュニケーションを大切にできる仕事です。

人生の質を上げるには、ある程度のお金と時間そして人間関係が必要だといわれています。その3つ全てが手に入る仕事が、ネイル・ハンドケアでのお仕事なのです。

対面のネイルサロンだからこそ価値、私はこう考えます。それは手に触れる、手を労わることで人と人とのつながりがうまれることが最大の価値なのです。更に色を塗ること、これは心理的にも心に影響を与えると言われています。手に温かさを感じ、色を感じることできっと気持ちに変化を起こすことができます。好きな時間に無理なく仕事ができるというのは大きな魅力です。
家族のイレギュラーな事態にも、対応できる働き方であることから、時間の縛りから解放されるというところは生活の質を大きく向上させる要素だといえます。
そして好きなことを徹底的に突き詰める探求心が芽生えました。ネイルには様々なデザインがあります。その時々の流行があれば、季節が移り変わっていくにつれ、その季節にしか味わえないデザインもあります。
ネイルサロンで施術してもらうには、自分の理想を口頭で伝えなければなりませんが、自分自身が施術できるようになれば、理想のデザインを施すことができます。
また、好きなデザインを徹底的に突き詰め、唯一無二のものを作り出すことも可能です。トレンドを自分自身で生み出すキッカケにもなるため、オシャレが好きな方や好きなものを生活に取り入れたい方にもぴったりだといえます。

更に、より美容・健康に気を遣うようにもなりました。開業によって、なぜ健康的に?と疑問に思ったかもしれません。一人親方のため、代わりがきかないということ。これは一見マイナスに考えられがちですが実はそうではありません。
プロフェッショナルな仕事を目指すことによって「私にしかできない仕事の範囲」をより広げることから、代わりがきかない存在になります。病気になり休むことができないスケジュールの中、必然的により健康に気を遣うようになるのです。
睡眠時間や睡眠の質といった生活習慣から、適度な運動、バランスの良い食事といった様々な要素を意識的に実践することができるように変化します。




やくさひろです。 記事が広くシェアされ、手のお手入れを通して誰かの幸せに繋がることを願っています。 いただいたご支援は活動費として使用させていただきます♡