期初の「目標設定」で、上司に褒められた話。
4月がスタートしました。
みなさんのお勤めする会社では「期初面談」や「期初の目標設定シートの提出」はありますか?
正直、なにを書いたらいいのか、どう書いたらいいのか、わからないですよね(そんなことない?)
わたしは4社ほど会社を転々としてきたのですが、最初の3社では目標設定の文化がなかったこともあって、いい年した大人なのに何を書けばいいのかわからず。
はじめて目標設定シートを提出した時は上長から赤字が入りまくり、最終的にはほどんど代筆してもらうという手のかかるかわいいエピソードの持ち主です。
そんなわたしが「わかりやすいですね!」「さすが、いい目標ですね!」と上司から褒められ・一発OKをもらえるようになった目標設定の書き方をシェアします。
解決策:SMARTの法則で書く
これだけです。これを意識するだけで、目標設定をしただけなのに上司に褒められるようになり、さらには期末面談などの査定時期に自分の評価ポイントをしっかりアピールできるようになります。評価とは、目標設定の段階からはじまっているのだ。
↓SMARTの法則
(英単語は諸説あり、意味合いだけ覚えればOKです)
Specific(具体的)
何を達成したいのか、何を行うのか、具体的に書きます。
Measurable(測定可能)
達成度や成果を測定可能なものに設定します。なるべく数値化しましょう。
数値化しておくと、1on1などで具体的に振り返りができるようになるし、期末の査定面談などで実績をアピールしやすくなります。
営業さんなど数値目標が課されている場合は当たり前に取り組まれていることかもしれませんが、そうでない職種で数値的な目標が書けると一目おかれると思います^^
Achievable(同意して、達成可能な):
目標は現実的かつ達成可能であるべきです。
それから、自分のなかで納得感がある目標であること。
荒唐無稽な目標を立ててしまうと成果測定のしようがないですし、計画が立てられませんよね。
たとえば日本人なのに「アメリカの大統領になるんだ!」といってもそれは無理。5kmも走れないのに1ヶ月後にはフルマラソンを走ります!とかも無理です。
Relevant(関連性がある):
組織の戦略や目的に沿ったものであるか?
会社や部署など、所属組織の方針と関係のない目標を立ててしまうと「どんなに頑張っても報われない」という結果につながります。周囲を見ていてもわりとありがちな現象に感じます。ひとりよがりにならないように注意。
できれば上司と相談しながら、会社組織や部の目標と個人の目標を照らし合わせるとよいです。
組織の戦略と関連性がある目標を書けているだけで「組織貢献や業績貢献をきちんと考えている人材だな!」と思ってもらえるし、上司や経営層が期末の査定評価をしやすくなるはずです。
Time-bound(期限がある):
いつまでに達成するか?明確にします。
目標達成に向けた計画を立てやすくなります。つい逃げたくなるけれど、、、〆切は最高のディレクション。
半期なら半期で期限を切り、その目標達成のために「月ごとの目標」を持っておくと、自分自身のモチベーション維持にもつながるのでオススメ。
こうしたことを意識して書いた結果
非常にわかりやすい書き方!ということで褒めていただけるようになりました。
また、具体的な目標を書くことによって興味のある案件にプッシュしてもらいやすくなったり、振り返りや評価期間のアピールがしやすくなりました。
目標設定の仕方がわからない人はぜひ、「SMARTの法則」を意識してみてください!
また今回は職場での目標設定を例にお話ししましたが、この考え方はプライベートを充実させたり、副業フリーランスのお仕事でも応用が効くと思います。
あなたはどんなことを達成したいですか?
一緒に目標設定をして、いい1年にしていきましょう〜!!!
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