〜この記事は過去のものを転用しています〜
昨日2/23は天皇誕生日でしたね〜！

私は若い頃、天皇って一体何者？？と思っていた非国民であります。
#手を振って回る人くらいの認識でした
＃ごめんなさい

とはいえ、今もそんなに詳しくないのですが何とも素晴らしい人だったのだな〜というエピソードを聞くことが増えてきました。
昨日知った話は外国の外交官の方の話でした。

お誘いを受け、天皇との食事会に出向いた時の話でした。
そこでは素晴らしい音楽が流れていて、こんなに美しい音を出すアンプやスピーカーはどこのものなのだろう？？ととても気になったそうです。

そして、その外交官の方は天皇に質問します。
「この音楽を流している機材はどこのものですか？」

すると天皇はカーテンに手を伸ばし、カーテンの裏を公開されました。

そこには小さなオーケストラ団がいて、生演奏をされていたそうです。
諸外国のこのような宴がある際、オーケストラを隠すことなく
「ドヤ！！一流のオーケストラで出迎えてまっせ〜〜！」と言わんばかりに、同じ空間で演奏が披露されるそうです。

そこに誰も違和感を感じていなかったのだけど、今回天皇のおもてなしでは質問されなければ見せることもなかったオーケストラの生演奏の存在を知って外交官の方はハッとしたそうです。

「食事の最中に楽曲が終わったら、今までは目の前で演奏していただいていたから必ず食事の手を止め、会話をやめ、拍手をしていたな・・・
カーテンで仕切られたことで、私たちは会話をやめることなく、美味しい食事を自分のペースでいただくことができた。なんて素晴らしい配慮なんだ！！」

天皇の謙虚な心遣いに、一生忘れることのない感動を覚えたとのことでした。

かつて、マッカーサーも日本を諸外国と同じような植民地にしようと計画していたけど、天皇と話したことで
「この方と話した上でこの国で同じことをしたら、自分は大変な人生になる」と神を崇めるような気持ちになったという話も聞いたことがあります。
この時、マッカーサーは最初に天皇が部屋に入ってきた瞬間、命乞いに来たと思い使用人が来たかのように太刀振舞っていたそうです。
しかし、天皇は「私の命はどうなってもいい。今すぐ殺しても構わない。」というところから始まり、自分を殺して構わないから日本国民が生きて行けるよう支援してほしいと直談判されたそうです。

この話に感動したサカイさん。
「めっちゃいい人やん！！天皇〜！！あれ？呼び捨てでいいの？？」
なんて言ってましたが、その後もなぜか天皇エピソードをよく聞くことになるのです。

無茶苦茶かっこいいやん、天皇エピソードは色々とあるのですが・・・
#もっと崇めて
#いつか坊主にされる

こういう心のあり方って自分が日本人であることに誇りを持って、心に刻みたいな！
心に刻んで行動に変えた時、THE日本人！じゃない？！と思うわけです。

薬剤師の仕事も、言ってみたら縁の下の力持ちで何も起こらない間は何をしたのか分からない存在のように扱われることもあるでしょう。

でもいいのです。
オーケストラの方がカーテンから出てきて自己紹介しちゃったら興醒めなんです。
カーテンの後ろで最高の音楽を奏でたからこそ、その場がパーフェクトになることがあるんです。

間違いない楽譜を楽譜に書かれた通りに完璧に演奏したら良い演奏になるか？
実は違うんです。その強弱、緩急に実は個性や味わいを出せる。
そして、譜面の違いに気づいたら指揮者に確認することができるのがプロのオーケストラですよね？？

指示通りの正確な処方箋を日々淡々とこなすことが「薬剤師として何だかな〜〜」と思うのはもったいないです。
その１枚の何の変哲もない処方箋でも、強弱緩急をつけてプロの味わいを出せるかどうかがAIとは違う薬剤師の仕事というものです。

いつもの処方箋だけど、心地よいお薬を貰えたな・・・と思ってもらえるような薬剤師も素敵な薬剤師ではないでしょうか？？

難しい処方や難しい病態にバリバリと対応できるのも素晴らしい薬剤師です。
でも世の中の８割は「一般的にある病気」、２割が「高度な医療を必要とする病気」です。

８割の処方箋の仕事をつまらない仕事にするか、オーケストラを奏でるような仕事にできるか。
薬学生の皆さんはどんな薬剤師になりたいですか😊❓
どんな薬剤師ならオーケストラを奏でるプロ奏者と言えるでしょう？？

薬心堂は可能な限り、ほぼ機械化している薬局ですが、とうとう日本在宅薬学会の狭間理事長は薬局DXに切り込む商品を世に放つようです。
#正月に聞いてたのにまた驚いてしまった

今回シリコンバレーで経産省の代表でプレゼンされてきた理事長ですが、本日、日本でも発表されていました。
どんどん日本にも薬剤師の仕事をAIが代行でやる時代がやってきます。
ワクワクしますね！どんな仕事を人間は繰り広げていくのか！