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音楽の話


2月に開業予定のカフェ、Solo店主の山下です。

音楽の話を。

レコードを初めて聴いたのは以前働いていたカフェのオーナーの自宅でした。

仙台のJAM CAFEというお店で、めちゃくちゃ格好良いお店。是非一度行って見て欲しいです。


音楽や接客、カフェの基礎を学ばせてもらいました。
接客についてはオーナーに「かなちゃんの接客は普通ですね」と言われたことがあって、悔しくて泣いた記憶があります。#かなり糧になっていて、本当に感謝しています。

音楽の話に戻ると、それまでは日本のバンドが好きでよく聴いていました。
andymoriやフジファブリック、キュウソネコカミなどが好きでしたね。
ライブハウスやフェスにも行ったりしていました。

JAM CAFEに入って洋楽を知ったのですが、
Sigur Rósや、セロニアス・モンク、
トム・ウェイツなど、他にも沢山あるのですが、心が震える感覚でした。
「今この空間にこの曲マッチしすぎている」みたいな瞬間が多くて、音楽って面白い。豊かさだ、みたいな。一気に世界が広がった感覚でした。

仕事終わりにオーナーの自宅へ遊びに誘って頂き、ワインを飲みながらColdplayやGreen DayなどのPVを鑑賞したり、レコードプレイヤーでレコードを聴かせてもらったり。
あの青春みたいな時間、本当に楽しかったのです。

いつか自分もレコードプレイヤーを持って聴きたいなとぼんやり想像していました。

その後、東京に引っ越したわけですが、
カフェで働きつつ、週に1〜2回程、器屋でも働いていました。
そこのオーナーがレコード屋出来るのでは?と思うくらいの大量のレコードを持っていて、話を聞くとDJをやっているようでした。
シティーポップメインでしたが、JAZZも詳しく、色んな音楽を教えてもらいました。

音楽の師匠がどこの場面でもいて、知らない世界に連れて行ってもらえることは常に楽しかったです。

器屋のオーナーはDJをする時はTechnicsのターンテーブルを2台並べて使っていました。
そして、お店の音響用に使っていたのがDENONのDP500M。
角が立っていて、重厚感があって好きでした。

いつか欲しいと思っていたんだった。と過り、
「やまちゃんもレコード買ってみたら」と後押しもあり、オーナーに色々教えてもらいながらついにDP500Mを購入したのです。
スピーカーもDENONです。

初めて買ったレコードはAretha Franklin。
接続まで苦戦しましたが、聴けた時の喜びはひとしおでした。

今朝はMiles Davisの「Workin」を聴きました。
一曲目から心惹かれて、このレコード欲しいなと思って、渋谷パルコのユニオンレコードに行きました。
探しに行った日、その日の新着レコードコーナーにあったんです。
確か500円くらい。小脇に抱えて嬉しい気持ちでお店を後にした記憶があります。


色々詳しいわけではないですが、
好きだなと思う音楽に出会い、聴くことは心が満たされます。

ありがとうございます。文字を書くことの励みになります。