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#GWD_2019 の振り返りと今年のマリーンズのドラフト戦略

どうも、やまけん(Twitter:@yam_ak_en)です。
去る2019年5月5日(日)、Twitter上で「ゴールデンウィークプロ野球仮想ドラフト会議2019」というイベントが開催されました。仮想ドラフトとは、現実のドラフトのように各球団の担当者が選手を指名するイベントで、今年のドラフト候補選手の紹介や各球団の弱点・補強ポイントを認識できるイベントとなっています。なお、会議に関する詳細なツイートはTwitter上で「#GWD_2019」というハッシュタグで追うことができるので、興味のある方は是非ご覧ください。

今回、私は千葉ロッテマリーンズの担当者(代表)として本イベントに参加させていただき、そこで計10名の選手を指名させていただきました。今回のnoteでは我々の指名のコンセプト、並びに指名選手の紹介をしていきながら、今年のマリーンズのドラフト戦略について考えていきたいと思います。

指名選手紹介


1位(入札):佐々木朗希(投手・大船渡高校)
まずはドラフト1位。当然ながら1回目の入札というのは先にまだ誰も指名されていないため、最も自由に、かつ最も良い選手を指名することができます。

かつてのマリーンズは、1巡目指名では即戦力性の高い大学生や社会人を選択する傾向がありましたが、近年では

・チームの将来的な課題を解決しつつ
・スケールが大きく将来チームの顔・球界の顔となるようなスター性のある選手

を指名する傾向に移り変わっています(個人には2014年の中村奨吾、2015年の平沢大河あたりからこの傾向に変わってきたように思います)。
今年のマリーンズのドラフトを考えた際に、上記の2点に最も合致する選手は大船渡高校の佐々木朗希投手でした。

190cm/86kgの高校生離れした体型で、しなやかなフォームから繰り出される直球の最速はなんと163キロ、常時150キロ台を計測します。変化球も高校生に打てと言うのが酷なレベル。野手としても脚が速く長打も打てるなど、身体能力と野球センスも抜群。出力が大きすぎるが故に身体が追いつかず、故障が心配なため、体力面がプロ入り後の最初の課題になりそうですが、それを考慮に入れても今季ナンバーワン選手であることに違いありません。競合してでも、いの一番に指名する価値がある選手です。マリーンズ陣営のメンバー(後ほど紹介させていただきます)との会議でも、佐々木入札はすぐに決まりました。

佐々木にはマリーンズの他に中日・楽天・日本ハム・読売の4球団が入札。5球団による抽選の結果、マリーンズは残念ながらくじを引き当てることができませんでしたが、陣営としてもここまでは織り込み済み。大事なのは佐々木の抽選を外した後だと考えていました。現実のドラフトでも、佐々木に入札する球団は抽選を外した場合に備えてのプランニングが鍵となるでしょう。

1位:郡司裕也(捕手・慶應義塾大学)

抽選に外れた際には、正捕手である田村龍弘の競争相手かつ後釜を担える正捕手候補を指名しようと決めていました。
今年のドラフトでは高校生・大学生に好捕手が多いのが特徴です。現実のマリーンズでもスカウトの方々が熱心に捕手を視察している情報があることから、編成部の中では捕手はチームの課題のひとつと認識しているでしょうし、今年のドラフトで指名が考えられます。

そこで今回マリーンズが指名したのが慶應義塾大学の郡司裕也捕手。田村と攻守両面で対等に競争ができるであろう総合力の高さに加え、仙台育英高校-慶應義塾大学という野球エリート街道を歩んだ経験値を高く評価しました。佐々木と違いカタログスペックで飛び抜けて凄いものはなく、また今春の六大学での打撃成績も落ち込んでいるため、1位で指名するにはもったいないと思われるかもしれませんが、郡司の一番の強みはそのような数字に表れにくい攻守両面での勝負強さだと考えています。勝負どころで敵に回したら怖い存在、味方につけたら大きな存在となるでしょう。

現状の捕手としての課題はブロッキング。マリーンズの若手投手陣は縦の変化球を操って空振りを奪うことも多く、その点で不安がないといえば嘘になりますが、しかし大学でここまで完成されている捕手を探すことも難しいです。郡司は田村から学ぶこともあるでしょうし、田村もまた郡司から学ぶものは少なくないと思います。そうして2人がお互いを高め合うことによって、チーム全体が強化される。その作用に期待して今回の仮想ドラフトでは指名させていただきました。

ご存知の方も多いと思いますが、郡司は千葉県出身で小学校時代には千葉ロッテマリーンズジュニアに選出されており、高校時代は平沢大河とチームメイト。マリーンズに縁のある選手だと思っています。千葉出身の選手が仙台育英-慶應という武者修行を経て再び千葉に帰ってくる未来が現実でも見たいです。

2位:韮澤雄也(内野手・花咲徳栄高校)
2巡目では、現在の内野陣の後釜を担うであろう平沢大河以降の世代を手厚くしたいと考え、高校生内野手を指名しようという結論に至りました。また、先に郡司を指名したように、「センターラインに妥協なし」というのが我々の指名を進める上でのキーワードでした。

ドラフトには適正順位という概念が存在し、その順位より上で指名すると「もったいない」などと評価されることがありますが、今回のセンターラインのように本当に補強すべきポイントで選手の適正順位ばかりを気にしすぎて指名を逃す方が「もったいない」ことだと思います。ドラフトで補強すべきポイントを補強できないとなると、基本的には来年のドラフトまで1年我慢しなければならなくなってしまいます。

やや話が逸れてしまいましたが、1巡目指名では郡司を指名したマリーンズ、佐藤都志也捕手(東洋大学)を指名した日本ハム、石川昂弥内野手(東邦高校)を指名した阪神以外の9球団が投手を指名。2巡目から野手を指名する球団も多くなると想定しており、マリーンズに関してはパ・リーグの5位(会議当日)だったために2巡目と3巡目の間が長くなることを考慮に入れると、ここで指名しておく必要がありました。

さて、ここで指名した花咲徳栄高校の韮澤雄也内野手ですが、我々の中では高校生ナンバーワンショートという評価でした。コンタクト率の高さに加え、しなやかなグラブ捌き、捕球の引き出しの多さなど、総合力を備えたショート。ステップが細かく、俊敏性もあるために他のポジションへのコンバートの選択肢もあり、将来ショートに限らず内野の穴を埋める選手になってくれると期待しています。

3位:舩曳海(外野手・法政大学)
昨年のドラフトで大型外野手・藤原恭大の指名に成功したマリーンズですが、藤原が加入してもまだまだ層は薄いと言わざるを得ません。加えて荻野貴司・角中勝也らがこれから次第に高齢化していく中で加藤翔平や菅野剛士らがなかなかあと一皮剥けないという状況であることから、外野のポジション争いに加わり刺激を与えることができて、かつ将来的に藤原や山口航輝らとレギュラーを張れるような、そんな外野手を指名しようと決めていました。

宇草孔基選手(法政大学)や髙部瑛斗選手(国士舘大学)、柳町達選手(慶應義塾大学)といった候補を中心にリストアップしていましたが、陣営一同でもっとも評価していたのは今回指名させていただいた舩曳海選手(法政大学)でした。

我々陣営は高校時代から舩曳に注目しており、高校の段階で志望届を出していれば指名したかったくらいです。法政大学に進学後、故障等もありなかなか出場機会を得られていませんでしたが、今春のオープン戦では復活した姿を見せてくれていました。春のリーグ戦では現状苦しんでおり、成績面で見たら現段階で3位という順位は高く感じるかもしれませんが、常に相手にプレッシャーを与え続ける走塁や広大な外野をカバーする守備などはすぐにでもプロの一軍で通用するでしょうし、元来備えているセンター方向に綺麗なライナーが伸びていく打撃の潜在能力は他の候補に勝るとも劣りません。

(ちなみにここで裏話をひとつすると、中日が2巡目に加藤雅樹選手(早稲田大学)を指名したことで大学生外野手の順位が高騰しないか不安でしたが、何とかマリーンズの3巡目指名に残ってくれていました…。)

4位:西田光汰(投手・JR東日本)
上位の3枠を使ってセンターラインの強化に成功したことから、この順位では投手を指名することに。陣営メンバーからの推薦で、西田光汰投手(JR東日本)を指名することに決めました。

180cm/80kgとプロの世界では平均的な体型ですが、腕をマウエ☝️から振り下ろすことにより140キロ台のストレートには角度が生まれ、さらにマリーンズの守護神・内竜也を彷彿とさせる落差の大きい縦のスライダーで空振りを奪いマク✔️ます。昨年の都市対抗野球本戦でも縦のスライダーで相手を翻弄し、好投を披露しました。

今すぐにでもリリーフで通用しそうなボールを持ちながらも高卒3年目21歳と若く、まだまだ伸びしろも秘めていると思います。リリーフタイプと見て獲得しましたが、投球の幅を広げれば先発ローテーション争いにも加われると思いますし、現在マリーンズに在籍する同年代の種市篤暉や島孝明らとともに切磋琢磨してほしいという願いも込めて指名させていただきました。

5位:高橋拓已(投手・日本生命)
マリーンズのドラフトの特徴に、5巡目あたりで名前の呼ばれていない社会人投手を指名し、リリーフ陣の補填を行う傾向があります。今年、その枠の選手で誰かいないかという話になった時、昨年惜しくもドラフト指名漏れしてしまった高橋拓已投手(日本生命)はどうだろうか?という声が挙がりました。

左投手でありながら相手打者の左右を気にすることなく投げることができ、チーム内で与えられた役割を忠実にこなす。万能型のサウスポーで、いわゆる「便利屋投手」として使い勝手の良い投手になってくれるのではないかと思います。

マリーンズの現状のリリーフ陣を見たときに、セットアッパー格である松永昂大の勤続疲労が心配です(今シーズンから吉井理人コーチの計画的な投手運用によって負担は軽減されている方だと思いますが)。他には、チェン・グァンユウがここまで好投を続けていますが、外国人枠の兼ね合いで今後抹消せざるを得なくなることもあります。二軍には成田翔や永野将司ら左のリリーフ投手がいますが、そこをさらに手厚くするためにもこの指名は必要だったように感じます。

6位:磯貝和賢(投手・中部大第一高校)
この順位では、二木康太を指名して以来継続して獲得して育成を続けている、高校生長身右腕枠を指名しようと決めていました(マリーンズの高校生投手育成はこちらのnoteにもまとめてあります)。その中で、陣営メンバーの1人から強い推薦があった磯貝和賢投手(中部大第一高校)を指名させていただきました。

184cm/86kgという恵まれた体格で、現段階で最速は143キロ。しかしながらこれまでの高校野球生活では怪我と付き合ってきた時間の方が長いくらいで、ようやくまともにプレーできるようになったのは今年の春からとのことです。これを聞いたときに、彼にはまだまだ秘めたポテンシャルがあると感じました。そしてつい先日、高校入学後初めて9イニングを投げ切ったとのこと。その相手が、春の選抜高校野球大会で優勝した東邦高校だったのです。つい先日まで甲子園で強打を発揮して頂点に立った学校相手に、縦に大きく割れるカーブを利用して1失点完投。内外に投げ分ける器用さも持ち合わせており、高い将来性に加え、強い精神力が伺えます。

この順位で指名できたのが不思議なくらいで、夏の大会終了後にはもっと名前が売れていてもおかしくない投手の1人です。

7位:田中亮誠(内野手・熊本工業高校)
2巡目に指名した韮澤の他にもう1人高校生内野手が欲しかったことに加え、「足が使える内野手が欲しい」との理由で指名したのが田中亮誠選手(熊本工業高校)です。

ここで言う「足が使える」というのは、ただ単に脚力があるのではなく、試合の中で走れること。加えて、守備の際にも「足が使える」こと。
内野手、特に二遊間を守る選手が打球を処理する際には足捌きが重要になってきます。打球への入り方、足の合わせ方、送球へのステップ等…。内野手の上手い・下手を分岐するのはこの「足捌き」と言っても過言ではないのかもしれません。
その点で、この田中の足捌きに関しては高校トップクラスに上手く、それを買い指名させていただきました。

守備だけでなく、金属バットとは言え逆方向にホームランを打つことのできる打力と脚力も備えた隠れ万能選手。これから夏にかけて騒がれるようになってもおかしくありません。

8位:根本翔吾(外野手・習志野高校)
本指名最後は、「地元枠」という体で、自分の強い推薦により根本翔吾選手(習志野高校)を指名させていただきました。

センバツで準優勝に輝いた習志野高校のWキャプテンの1人で、大会期間中に足にデッドボールを受けて交代・欠場したこともあり他の選手より打席数は少ないものの、大会打率.545をマーク。相手投手に合わせる柔軟性の高い打撃に加え、隙を見逃さず一瞬で先の塁を陥れる習志野仕込みのアグレッシブな走塁、広大な外野の守備範囲はセンバツで印象に残った方も少なくないはずです。そんな彼の最大の長所は、センバツで披露した「神走塁」や、昨年の選抜出場がかかった関東大会での延長13回の「奇跡のバックホーム」など、ここ一番の場面で自分の持つ能力を“最大限に”発揮できる点であると思います。体格では他の選手より一回りもふた回りも劣る彼が佐倉シニア-習志野高校という名門チームで下級生時から出場機会を得て活躍してきたのも、この武器を持っていたからであると言えます。

日頃の練習から真摯に取り組むことで、試合の場面でも自分の実力をそのまま発揮できる。その姿勢を忘れなければプロでもやっていけるだろうと判断し、わがままを言って指名させていただきました。

育成1位:小沼健太(投手・茨城アストロプラネッツ)
レギュレーション上の最大指名人数が各球団10名までとなっており、本指名で8名の選手を指名させていただいたので、育成の2枠は各陣営メンバーの推薦した選手の中から2名ピックアップして指名することにしました。

最初に指名した小沼健太投手(茨城アストロプラネッツ)は、陣営の中で独立リーグを中心に見るメンバーからの推薦があり指名させていただいた投手です。188cm/78kgの体型かつ千葉県出身(東総工業高校)ということで、最近のマリーンズのドラフト傾向にもいっちしているのがポイントです。

好調時は相手打者を全く寄せ付けない投球を披露してくれるとのことで、今後の課題としては好調時の投球の再現性を高めることかと思います。そして「投手」として全体的に磨きがかかれば、元来の素材としては最高級なので支配下入りも十二分に考えられる投手だと見ています。今年中のNPBドラフト指名の有無に関わらず、今後追いかけてみたいと感じました。

育成2位:野澤悠真(投手・北海道教育大学旭川校)
2位では北の秀才右腕・野澤悠真投手(北海道教育大学旭川校)を指名させていただきました。会議が行われたこの日に私のTwitterアカウントをフォローしてくれたからという、一見ふざけた理由かもしれませんが、能力的には確かにドラフトにかかってもおかしくないものを持っています。
ストレートの最速は148キロで、常時140キロ台を叩き出します。加えて変化球もコーナーに丁寧に集め、北海道学生野球リーグ界でも上位に位置するであろう投手です。

この道教大旭川校ですが、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、学生監督として山本一真監督(Twitter:@huea_k)が指揮を執る珍しい大学野球部であり、短い練習時間を最大限に活かそうと理論を駆使するスタイルです。六大学や東都リーグのように、高いスカウティング能力・リクルート能力を駆使して有力選手を集めるようなやり方を否定するつもりはありませんが、このような最新鋭の取り組みを行っているチームからプロに入るというレアケースが誕生し、前例がつくられることによって、現在の高校生以下の世代の球児にも新たな選択肢が広がるのではないか?と個人的には思います。

指名コンセプトと今年のドラフト戦略

指名選手を見ていただけたらある程度わかるかと思いますが、次は我々の指名コンセプトについて書いていきたいと思います。

最上位ではその年トップ級にスケールの大きい選手を指名し、その後の上位では適正順位より高めでもあまり気にしすぎず、チームの補強すべきポイントを着実に押さえる。そして中位〜下位ではチームの小さな穴を補いつつ、将来を見据えた素材型を着実に獲得する。これは近年のマリーンズのドラフト戦略を踏襲した考えで、選手の好みなどは我々と実際のスカウトの方々とで変わってくると思いますが、大まかな方針としては変わらないのかなと思います。

結果的に最上位では郡司捕手を指名させていただきましたが、2番手捕手として吉田や江村に安心感・安定感が生まれるようであれば、大学生の郡司を回避して有馬諒選手(近江高校)や東妻純平選手(智弁和歌山高校・兄はマリーンズの東妻勇輔)といった高校生捕手を指名することも考えられます。また同様に、加藤翔平や菅野剛士が今季中にキッカケをつかみレギュラーに近づければ、3位で指名した舩曳外野手の枠で別の選手を指名するかもしれません。いずれにしても現時点での補強ポイントと現時点での評価なので、これから夏、さらに秋、ドラフト直前と各状況が大きく変わってきてもおかしいことではありません。

今年は相対的に見たら投手が豊作の年でありますが、そうでなくともドラフトでは毎年不作でも投手は出てきます。なので、上位で指名する投手にはそれに見合うスケールの大きさ・素材としての魅力、あるいは即戦力性を求めたいです。その点で惹かれる候補がいない場合は今回同様に補強ポイントの野手(特にセンターライン)を指名して着実にチームを固める方が良いのではないかと考えます。

陣営メンバー紹介

最後になりますが、ここで今回指名を一緒に考えてくださったマリーンズ陣営のメンバーをここで紹介させていただきたいと思います。

リフローさん(Twitter:@saburoadcast)…選手のみならず監督コーチやフロント、スカウト、その他裏方スタッフまで含めた「千葉ロッテマリーンズ」の現状を最も把握しているであろうロッテファンの1人。現段階での補強ポイントを洗い出してくださいました。また自身もアマチュア野球に精通しており、4巡目で指名した西田投手を推薦してくださいました。また会議当日には、関甲新リーグ3部の群馬パース大学と東京福祉大学の試合を視察した上でその報告を詳細に伝えてくださり、非常に助かりました。

花ちゃんマンさん(Twitter:@hanachanlovebot)…深く幅広い野球理論を持った技術論のスペシャリスト。スカウティング能力に長けており、アマチュア時代から推していた選手の多くが活躍しています。今回も郡司選手や舩曳選手の指名を推薦してくださった他、6位の磯貝投手、7位の田中選手を紹介・推薦してくださいました。彼女さんが可愛いです。

石川隆法さん(Twitter:@ayumu_hige)…Twitter上ではただの面白いツイートをする人に見えるかもしれませんが、本格的な野球経験がないのにもかかわらず野球を見る眼は確かなものがあります。アマチュアの中では特に社会人に精通しており、今回の高橋投手の指名を進言してくださったのも彼です。推している選手がほぼ毎年のようにヤクルトに入団することと高確率で怪我をすることに関しては触れないであげてください。

Y.USUIさん(Twitter:@72irosphere)…マリーンズ陣営が誇る独立リーグのスペシャリスト。普段、なかなか独立リーグを見ることができずにカタログスペックでしか判断できないため、実際に現地で視察した感想を詳細に伝えてくださり非常に助かりました。今回は育成1位の小沼投手を推薦してくださいました。

まっきーさん(Twitter:@makirisshokura)…関東中心に球場まで足を運んで有力選手の視察をしてくださるロッテファンの方。韮澤選手に昨年春の関東大会から注目しており、また地元枠の候補の選定なども自分とともにしてくださり、大変助かりました。立正大学の倉嶋(バント)啓太選手のファンです。

以上5名のサポーターの方に協力していただき、今回満足のいく指名をすることができました。特に前日夜と当日は電話会議で指名について綿密に話し合い、徹底的にプランを作成できたことが今回満足のいく指名ができた要因かと思います。

最後になりますが、本会議を主催してくださったざまーさん(Twitter:@zummerzummer8)さん、並びに他球団の代表・サポーターの皆様、その他関係者の皆様、今回はありがとうございました。

今回の12球団全指名選手です。

(磯貝投手関連記事)(田中選手関連記事)

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