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(秘密のテキスト)パネルディスカッションの手元メモを公開

11/8、とある年金のシンポジウムで「日本における老後の資産形成の課題」というパネルディスカッションのパネリストとして参加した。

パネルディスカッションの仕事の多くは、事前打ち合わせでそれぞれの得意分野や話したいことをすりあわせて、大まかな流れを作る。そのうえで基本的な構成案が進行役から提示される。

といっても全部が全部ガチガチにシナリオにするとライブ感がなくなって盛り上がらないので、「遊び」の余地や「抜き打ち質問」の部分を用意しておく。

うまくいくと緊迫感のあるパネルディスカッションとなるし、裏目にでるとかみ合わないトークになるのだが、そこが司会の難しさだ。

で、今回は3つのお題が示されていた。

■Q:私的年金の役割について
■Q:DC制度改善について
■Q:長寿化対応について

今回は事前にこんなアイデア整理をしていた、というメモを公開する。といっても、完全にこうした文章を作っているわけではなく、もっと断片的にメモは作ってある(そうしないと文章の棒読みになってしまう)し、メモにないことを現場で話すことも多い。

読み返してみたが、実際に使ったネタは半分以下で、違うパートで発言したものもあったり、やり取りの流れで使えなくなるネタもあったりするのがパネルディスカッションの難しさであり面白さである。

というわけで、以下は限定公開です。


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