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日本の校則

昨日あげた「アイデンティティ」でほんの少し私の通った高校の校則について取り上げました。

日本の校則の厳しすぎる学校は個々のアイデンティティを殺してしまっていないだろうか。

私は1年半ほどアメリカの高校に通った後だったから余計に縛られる感じがして嫌だった。

私の通った高校は、神奈川県にある自称進学校

人数が一学年1000人以上も在籍し、その中には芸能人やアナウンサー、スポーツ選手、お寺の娘や息子、代々医者の家系、開業医、政治家の御子息、それはもうドラマなどであるようなお金持ちの世界でした。逆にサラリーマンの子供が少ないと思います。校内の敷地面積はバチカンという国よりも大きいので移動が大変!
幼稚園から付いていて、一応大学まである。
学費が神奈川県で1、2位を争うほど高くて有名だ。

ここまで言えばだいたい学校を特定できるだろう。

さらに言うなれば、私の時代は男女別学。
幼稚園/小学校までは共学で高校2年まで男女別で学ぶ棟すら違う。2つの棟の間には大きな揺れる橋が設置されていて、女子部にいくにはその橋を通る。

高校3年生になってまた共学になる
という不思議な学校だった。

校則で代表的なものは
携帯を使ってはいけない
スカート丈
髪色
ピアス

などだろう。

これは当たり前だった。
制服が全て指定で、バックやマフラー、Pコート、靴下、ローファー、上履き、外履き、持ち物全てが高かった。

不思議な校則としては
恋愛禁止を筆頭に、
3年生になってお昼時間に男子のフロアに行ってはいけない、男子と関わりを持ってはいけない((防犯カメラで随時先生が見張っている))

人間は制限されると破りたくなるもので、
破ってる人はもちろんいました。

私がひっかかったのは髪色
私の学校は色だけではなく、ストパーや縮毛、
自己の生まれ持ったものを少しでもいじると
呼び出しがありました。

自己申請か先生が選んだ人が呼ばれ、
集まり一人一人チェックされます。

私はその時アメリカの紫外線(スポーツやっていたので)と毎日のプールの授業で髪色が抜けてしまい茶色でした。

高校に入学したのが、帰国から4ヶ月後だったので、新しい日本に帰ってきてから生えてきた黒髪があってよりプリン🍮でした笑笑

余計染めたように見えたんでしょうね笑

入学当初学校の人に、地毛でこうなっている
と話したら地毛であれば黒染めすることも校則に反するので、そのままで大丈夫と言われたのでそのままにしたんです。
しかし呼び出された先で、2人の先生に髪の毛を触られながら、「いつ染めたの?」「怒らないから正直に答えて」「言い訳あるなら言ってどうぞ」などなど1時間ほど怒られました。

地毛だと信じてもらえず、半泣きで家に帰り、両親に話したところ、担任の先生から謝罪をもらいました。

また1ヶ月後呼び出され、再検査でした。
先生は名前とチェックする部分とその人の言い訳の3つボックスがある紙を持っていました。
まぁ私の理由欄が1番大きくて笑っちゃいました。

その再検査で言われたのが、
その茶色の部分切ったらどう?

まぁそうか、こんなに言われるならやりますと開き直りましたね笑

翌日肩上までバッサリ切りました笑💇‍♀️

それでも呼び出される3度目の再検査
切りましたけど何かありますか?
と言ったら次の検査は引っかかりませんでした

私のように切ればどうにかなる問題でない人はもっと可哀想でした。

私のように帰国でピアスが開いてる子は、
ピアス本体をつけていなくても開いてしまっているので、先生に言われた一言が
「開いてるものは仕方ないから在学中は1度もつけないで、穴を閉じなさい」と。

友達は号泣していました。

しかもピアスの開いている先生に言われるというww

校内で付けなきゃいい話だろww
と私は思ってしまいました。

ピアスの穴の閉じ具合の進行を毎月チェックされていました。

ここまでして人と同じということが正しい
というアイデンティティを殺すようなやり方は
どうなのか疑問に思います。

#アイデンティティ
#アイデンティティと校則
#校則

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