皆さんこんにちわ。
軽貨物ドライバーのやま吉です。
今回のテーマは、これから軽貨物に入ろうと考えている方、委託会社に所属している方には、是非最後まで見てほしい内容になっています。
知っているのと知っていないとでは、入り口が全く別物になります。
では、早速お話していこうと思います。

#note10周年　 #いま始めたいこと #軽貨物

そもそもどんな詐欺なのか

ズバリ！『軽貨物の内職商法』です。

こんな言葉を耳にすることが多くないでしょうか。

• 月収１００万円稼げます。

• 経験不要　免許証１枚で働けます。

• 車両準備不要

ここでは、私、やま吉が耳にする軽貨物の内職商法の手口を３つご紹介します。分かりやすく深掘りしていきますので、是非ご覧ください。

1.月収１００万円【高収入をやたら推してくる広告】

最近では、SNSの普及により『軽貨物は稼げる』このパワーワードが1人歩きをしてしまっています。ココにつけ入る委託会社も増えてきています。
月収１００万円稼げます！この言葉を使って過大広告をしている委託会社も少なくはありません。しかし、実際にはこの収入の達成は非常に難しく、いくつかの条件提示をしてくる可能性もあります。こういった会社には注意が必要でしょう。

2.免許証１枚で何も入りません【経験不要】

簡単と謳っている委託会社は注意が必要です。どんな仕事も最初は大変です。軽貨物ドライバーは、一見簡単そうに見えますが、外から見るのと実際働くのでは大きな誤算が生じます。『免許証１枚で簡単に始められる』の真相は、未経験者を対象に、無知な人を集めようとしている手法の一つなんです。まずは疑いから入りましょう。

3.車両準備不要【新車購入を条件に仕事を斡旋する】

多くの会社は、車両準備不要だと謳っています。そして、車両の持ち込みを許可している所やリースの貸し出しをしているところがほとんどです。
しかし一方で、様々な理由を並べてリースよりも新車がいい！など購入を勧めてくる会社もいます。
新車を購入してくれた方に仕事を優先的に回すような言い方をする会社も非常に多いので気をつけてください。

内職商法の具体例

事例１
広告や説明会に行く。そして、事業者の経営する会社に独立開業ドライバーとして加盟契約すれば月額40万円を超える売上を得られると聞く。
信じたドライバー希望者は、事業者の指示に従い事業者が用意した軽貨物車両をローン契約で購入するも契約後、十分な仕事の提供がなく、さらに車両自体市場価格を超える価格で購入させられていたことも後々わかった。

事例２
『仕事多数紹介月収40万円以上』と書かれた広告を見て軽貨物委託会社に応募する。『入会金で60万円かかるが収入で簡単に支払える』と説明された。また『車が必要』と言われ、業者から紹介された中古車販売店で100万円の車を購入した。しかし、待てど暮らせど仕事が紹介されない。このままでは車代が払えない。以前からあった借金の他、車のクレジットが加わったので借金が膨らみ、泣く泣く退社。

委託会社の弁明
事業者側は仕事への意欲がない。手際が悪い。など、売上が確保できないのはドライバー側に責任があると反論する。
しかし、事業者が契約している他のドライバーも継続して40万円以上の売り上げが確保されていないことが分かり、裁判へ発展。
結果、詐欺であることが判明した。

被害に遭わないためのPoint

ドライバーを騙そうと考えている会社は、評判や口コミを良くはありません。面談に行く前に徹底的に調べることをお勧めします。
今の時代は情報が全てと言っても過言ではありません。信じられる根拠を見つけましょう。私がよく言うのは、『SNSを全くしていない会社は怪しい。』です！
仕事にしても横のつながりにしても情報に疎い会社は信用には値しません。
又、1番その会社が分かるのは、現場に行き、現場の雰囲気や働いてるドライバーに意見を聞くことです！働かず、ドライバーの表情を見ることでも何かを感じることはできます。

被害に遭ってしまった方へ

どんだけ注意をしていても被害に遭ってしまう方も居ます。
『なんで自分が。』『こんなことってあるのか。』などなど。
実際に自分自身が被害者になってしまうと、取り乱してしまう方がほとんどです。落ち着いて、そういった方は、下記の2択を参考にしてみてください。

1.消費者センターへ相談
1人で悩まず、まずは専門家に相談するのが1番です。
悩むよりも効果的で、どのように動いていったらいいのかを適切にアドバイスしてくれることでしょう。

2.業務委託会社の再確認

多くのドライバーから話を聞くと、契約書を見ていないドライバーが多い。
私の動画でもよく言っているが、契約書は隅々まで見ることがマストです。
もう一度、厳重に再確認することで解決の何かしらのヒントを得られる可能性をなきにしもあらずです。
業務契約書は、小さな文字も見落とさず、じっくり何度も目を通しましょう。

最後に現場で偉そうにするあの委託会社R社について話します