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FACT FULNESS(ファクトフルネス)ハンス・ロスリング

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 〜10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 』 日経BP社                ハンス・ロスリング (著), オーラ・ロスリング (著), アンナ・ロスリング・ロンランド (著)上杉 周作 (翻訳), 関 美和 (翻訳)
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 いささか遅きに失した感はありますが、読了しました。噂通りで素晴らしい本でした。
 「国境なき医師団」を立ち上げるなど途上国での筆者の経験から、先進国の人たちが世界を正確に捉えられていないことを、具体的、実証的、データを正確に捉えることを説く内容です。
 統計や医学に関する難しい単語は一切使わずに、ユーモアに富み、グラフを活用しているとても読みやすい本です。世界中の人々を収入によってレベル1から4に分け、宗教よりも民族性よりも、生活に与える影響は経済力が大きく、分類が可能であり、経済レベルを上げることで解決できる問題が沢山あるという著者の論考には説得力があります。
インターネットや交通網の発達で経済的に文化的にも近くなっているグローバル社会の中で、未来を見ていくためにも有益な視点をたくさん提供してくれることでしょう。
 たくさんの人が書評を書いているので、特に僕が書くことは無いのですが、2019年に生きている人は是非、読むべき本だと思いました。ビル・ゲイツが大卒全員に配ったというのも大納得です。超オススメ。

モチベーションあがります(^_-)