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ミーハー就活記~三大商社Big4電博内定~

割引あり

初めまして。やまだと申します。長かった就活という出来事の備忘録兼、自分の就活体験が少しでも誰かのためになればと思いこの文章を書き始めました。
就活で感じたことを少しでも言語化していつか自分で読み返したときにそういえばそうだったな、と思えるように書こうと意識しています。多々読みづらいところがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。


0 自己紹介

大学:早慶上理の文系
部活:なし
留学:なし
内定先:三大商社うち1社、Big4うち1社、日系コンサル1社、大手広告代理店1社、IT系メガベンチャー1社
見ていた業界:商社、広告、飲料メーカー、金融、IT(まとまりも軸もないミーハー就活でした)
体育会でも、留学経験も、帰国でもない、理系院生でもないただの大学生です。さらに言えば、高校時代は帰宅部、大学のGPAも1台、アルバイトも3か月以上続いたことのないような怠惰な大学生活を送っていました。

1 就活の残酷さに直面した初期

就活開始時の私は酷かったです。GPAが1台であることからもわかるように怠惰極まりない人間であり、応募した説明会を1時間PCの前に座ることすらしたくないと思いバックレたこともありました。そんな有様だからこそ、面接対策など全くせず「ノリと雰囲気でいけるだろう。」となめ腐った就活をしていました。当時は、「素の自分を受け入れてくれる企業がどこかしらはある」心の底からそう思っていました。

それこそ今考えればとんでもないなとおもうのですが、あなたの強みは何ですか?という質問に対して、「ここまでの人生を生きてきた1分1秒の経験ですかね」という訳のわからない回答をしていたり、1つの質問に対して3分程一人で話続けていることもありました。

しかし、そんな就活をしていてうまくいくわけがありません。しかし、当時の私はうまくいかない理由を「就活はマッチングだから仕方ない」と反省しようとすらしていませんでした。
そんな私にとっての転機は志望度の高かった企業に落とされたことでした。そこまでは落ちてもまあどうせここには行かないだろうと思っていたり、就活はマッチングだし合わなかったのかなあ、等と考えていました。しかし、志望度の高い企業に落とされたことによって、

「どんなに自分が入社したいと思っていても相手に選んでもらわなければならない」
「チャンスは一回きりで、一度落ちたらその会社に入ることができない」

という就職活動の当たり前と言えば当たり前である残酷さに向き合いました。
ここから、

「どうすればマッチングなんて曖昧な観点で落とされず、自分が選ぶ立場に回れるのか」

という点を真剣に考えるようになりました。

2 後悔はないミーハー就活

私の就職活動は、業界を絞らず気になる企業を受けまくるという完全なミーハー就活でした。就活当初はコンサルや外資メーカー、インターンでは金融やSIerや飲料メーカー、本選考では広告や商社を受けるといったように、いわゆる自己分析して業界を絞って就活をするというスタイルとは異なるスタイルを取りました。

就職活動において「自己分析で行きたい業界をまず絞れ」という言葉を見聞きすることは多かったですし、実際にそうすることによってメリットが多くあることを私は理解しています(業界や企業分析に割く時間が増える、社会人になったときに働き甲斐を感じやすい……等)。
しかし、それでも私が業界を絞らずに気になる企業をとにかく受けまくっていたのには理由があります。

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