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エクスペンダブルズニューブラッド ネタバレ感想

ども、山田です。

毎月15日は個人的に映画の日と決めています。
ずっと気になっていた作品、観に行ってきました。



作品概要

エクスペンダブルズニューブラッド

監督 スコット・ウォー(ネイビーシールズ)
脚本 カート・ウィマー(リメイク版トータル・リコール)
出演 ジェイソン・ステイサム(リー・クリスマス バーニーと恋人ごっこするのが大好き)
   シルヴェスター・スタローン(バーニー・ロス クリスマスと恋人ごっこするのが大好き)
   カーティス・“50セント”・ジャクソン(イージー・デイ 慣れてないからか辛口)
   ミーガン・フォックス(ジーナ 化粧が絶対崩れないおっ〇い担当)
   ドルフ・ラングレン(ガンナー・ヤンセン 禁酒中)
   トニー・ジャー(デーシャ 銃にナイフで挑むやつ)
   イコ・ウワイス(スアルト・ラフマト 雇われテロリスト。武器持ってない方が強い)
   ランディ・クートゥア(トール・ロード 頼れるベテラン)
   アンディ・ガルシア(マーシュ いけ好かないCIA)
上映時間 104分

あらすじ

バーニー・ロス率いる命知らずの傭兵部隊「エクスペンダブルズ」は、CIAからの指示で国際的テロリストであるスアルト・ラフマトが核爆弾を手に入れることを阻止するためリビアへと向かう。ラフマトの裏には謎のテロリスト「オセロット」の存在があり、バーニーは過去にオセロットのせいで仲間を失っていた。
バーニーの右腕であるリー・クリスマスはラフマトをあと少しというところまで追いつめるも、バーニーが操縦する飛行機をラフマトの手下の攻撃から救うためラフマト討伐の命令を無視。しかし、バーニーを乗せた飛行機はラフマトの狙撃により撃墜されてしまい、残骸からはバーニーの焼死体が発見される。
バーニーを失い悲しみに暮れるクリスマスだったが、CIAの作戦担当指揮官であるマーシュは命令を無視した彼を追放。そしてバーニーの代わりにクリスマスの元恋人でもあるCIA局員のジーナに「エクスペンダブルス」の指揮を命じる。
一度は傭兵稼業から足を洗おうかと考えたクリスマスだったが、仇を討つためバーニーの旧友であるデーシャの助けを借りてラフマトが潜む巨大貨物船への潜入を試みる。
※Wikipediaより引用


【備忘録】私にとってのエクスペンダブルズ

本編前にちょっと語ります。
最初に「エクスペンダブルズ」の情報が出たとき、往年のアクションスターが一堂に会する映画なんてすげー!!とワクワクしながら劇場に足を運びました。

結果、はちゃめちゃアクションで大満足だったんですね。脚本がどーのこーのじゃなく筋肉で黙らせるスタイル、大好きです。
全員にそれなりに見せ場があるのも良かったですね。
メンバーの中では地味ポジのトール・ロードはスティーブ・オースティン演じる、バーニーですら勝てなかった大男を一騎打ちの上、燃え盛る炎越しの鉄拳でK.O.したり、シーザーもわけわからんショットガンで敵部隊をまとめてミンチにしたり。
個人的にはゲイリー・ダニエルズ演じる敵役がクリスマスとリー相手に戦うも圧されて最後はかかと落としで首持ってかれるシーンが非常に大好物でした。


その後の「2」ですね。
さらに大風呂敷になり、ヴィラン役はアクションなら任せろって感じでジャン=クロード・ヴァン・ダムが勤めます。
さらに、ブルース・ウィリス演じるチャーチとアーノルド・シュワルツェネッガー演じるトレンチはお互いのハマり役の名台詞でどんちゃん騒ぎ、チャック・ノリスが出てきたら次の瞬間には屍の山とベテラン勢やりたい放題です。でも、それが良い。
大好きな映画ですね。

ヴァン・ダムがスタローンにソバットかます場面は永久に飯が食えます。


大きくなった風呂敷をたたむどころか倍にしてきたとんでもない作品です。
アントニオ・バンデラス演じるガルゴがお茶目で可愛いのなんの。
各々きちんとアクションしてて良いものの、出演者が倍になった結果戦闘が全体的に間延びして、「1」と「2」であった、この作品と言えばこれ!!ってシーンには恵まれなかったかなぁという印象です。しいて言えばバーニーとストーンバングスの決戦の時の早撃ち勝負くらいかなぁ。


そんな感じで、往年のスーパースターをこれでもかと見せてくれる本作なわけですが、なんと「3」から9年も経っているそうで…
スタローンなんて撮影当時75歳ですって。まだまだ頑張って欲しいですね。




【感想】入れ替わりの激しい消耗品軍団

本作はなんと「3」で加入した6人全員リストラということで、「3」とは何だったんだと思ってしまうのですが、ヤング組4人は本職あったし、でもドクとガルゴはなぁ…としみじみと思うのです。
他にも初期メンバーのシーザー、ヤン、トレンチも不在で、寂しくなっちゃ
いました。


この写真から続投が4人だけって、寂しいですよね…


旧メンバーは今までよりも個性に焦点が挙げられていて、落ち着きすぎて頼れる存在になったトール・ロード、禁酒したら弱くなったけど仲間の侮辱は許さないガンナーと良い味出していたと思います。

ベテランの安定感にじみ出てました。
女性にウケると思って髪伸ばし始めたガンナー可愛いです。斧は使いません。





【感想】新キャラへのあれこれ

大量リストラのあとは新規加入で空気の入れ替えです。
ただ、個人的にはビビッと来たキャラがあまりいなくてですね…

ガランは親父のあとを継いで(ガルゴが亡くなったのかは不明)もっとしゃべって欲しかった。身のこなしの軽さは親父譲りでグッドでした。

嫌いじゃない。でも宣材写真ショットガンにして。

イージー・デイは新参で慣れてない感じが空気読んでない感出てしまってたかな。1回タックルしてたけどアクションらしいアクションはなかったと思います。

キャラ定まってない感じでしたね。

バーニーの旧友デーシャも、もう殺しはしないって言っておきながら割と簡単に昔を思い出してましたね。
ラフマトの部下と同じ獲物でファイトしてましたが、できればここ、タイマンで見たかったなぁ。

参戦理由も嫌いじゃないしアクションもキレあって良かったです。


CIAかつ黒幕のマーシュですが、アンディ・ガルシアがアクション!?って思ったらあっけなく捕まっちゃってしょぼんです。
「3」のメル・ギブソンが思ったよりアクションしてたんで、期待してたんだけどなぁ…

前線に出てくるタイプじゃなかったよねぇ…


クリスマスの元カノであるジーナ。CIAなんですけどクリスマスもジーナがCIAってわかってて付き合ってたんだよね…?
どんなに戦闘が激しくても返り血がちょびっとだけつくくらいで、煤埃もつかないのはすげーと思いました。
でも、彼女の本領発揮はミッション終了後の打ち上げですね。ノーブラタンクトップの破壊力をまじまじと感じました。笑

終始タンクトップですが傷一つ付きません。


CIAの助っ人ラッシュは九節鞭という馴染みのない武器で戦うわけですが、打撃属性な武器でして潜入中の暗殺には向いてそうだけどドンパチし始めたら果たして使えるものなのかと思ってしまいました。
キャラはすごく良くて、トール・ロードに春が来そうなので続編にも出て欲しいですね。

良いキャラだけに武器がなんか残念。


テロリストのラフマトは推し俳優のイコ・ウワイスですね。
完全な敵サイドとしての役は初めてなんじゃないでしょうか?(マイル22では3重スパイだったけど味方よりの行動してたし)
獲物はトンファーなんですが、正直あんまり似合ってなかったです…

悪人顔じゃないんだよなぁ。

ただ、彼の本領はシラットですから、獲物を手放してからが本番なんですよね。

一つ残念だったのは、彼が敵キャラだったこと。つまり死が避けられなかった点ですね。
イコ・ウワイスが負けるところを見たくなかったのです。どっかで裏切ってくれないかなぁってずっと思っていました。



【感想】結局仲が良い2人

今作はバーニーが早めの離脱をしてしまい、結果クリスマスが孤立することになるのですが、冒頭たっぷり使って二人でイチャイチャするのでバーニーの離脱はそこまで気にならなかったですね。
バーニーの主な仕事が空中支援ながらそれなりに出番はあったのですが、今回の出演状況見ると、もうアクションは引退する気なんですかね。スタローンは「クリード」からも離脱してしまいましたし。

早撃ちは今回はなし。寂しいです。

一方のクリスマスは大暴れでしたね。
バーニーの右腕として、今までは目立つけど、他のメンバーにも見ごたえあるよね。ってのを完全に食ってしまっていました。もうクリスマスだけで良いんじゃないかなってくらい。
でもそれはエクスペンダブルズでやらんでも良いよなと思うわけです。

やりすぎ。


ただ、バーニーがいるときはこんな笑顔?で撃ちまくるので、やっぱりこの2人のコンビは最強で最高なんだなと思いますよ。


本作でしか見られないアクション!!ってのが今までの作品と比べると少なくて、こじんまりしたなぁと思いましたが、一旦縮めておかないとアベンジャーズ化しそうなので、これもこれで良いかなぁという着地点でした。

総じて、70点の評価です。

エクスベンダブルズなんだからチームものとして楽しんでいたんだけど今回はほぼステイサム無双だったのが残念でした。

エクスペンダブルズとしては、2>>>>>1>>3=4って感じですね。
ただ、あまり深いこと考えず筋肉アクションを楽しむ映画ですから、次回作も待ってます。
次は、欧米のエクスペンダブルズとか出て競い合ったりしないかなぁ~

ではまた。


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