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「あのカードは再録される(だろう)から殿堂入りしないよ」と思ってるアナタへ(6/21/2021)#アド速 #デュエマ担当ヤマダ

いよいよ明日は殿堂改訂の発表です。
SNSでもみんな、様々な予想をあれこれ勝手に披露していて大変いいですね。

ただ、その中でどーしても見逃せない「俗説」があったので、それだけちょっと一言言わせていただきます。

『このカードは再録される(だろう)から殿堂入りしないよ』

↑これ、ウソです。

《アクア・メルゲ》の一生

『再録される(だろう)カードだから殿堂入りしない』
今回の予想でいえば、すでに再録が発表されている《ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》や、エクストラパックでの収録を予想されている《デドダム》に対して、「だから殿堂入りしない」と言われるのをよく見かけます。

ただこれ、歴史上にはっきりと反例がある事例です。

みなさん、《アクア・メルゲ》はご存知でしょうか?

結論から言えば、彼こそが『再録が内定していた(だろう)にも関わらず、急遽プレミアム殿堂入りしたカード』なのです。

かつて一斉を風靡した【メルゲループ】での活躍を理由に2013年に殿堂入りしました。
それからは特に目立つ活躍というのは無かったのですが、2019年秋に開催されたGP9thで突如現れた【メルゲドッカンデイヤー】のキーカードとして再び表舞台に姿を表しました。
最終的には、その直後(2020年1月)の殿堂改訂でプレミアム殿堂入りを果たします。

しかしこのカードは、更にその直後に発売された『謎のブラックボックスパック』に再録されていたのです。

ブラックボックスパック自体にはプレミアム殿堂入りしたカードが再録されることはありえますが、このカードの事情が特殊だということは、その加工から読み取ることが出来ます。

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ブラックボックスパックに再録される際、殿堂入りしているカードにはマナパワーの周辺に月桂冠のシンボルが付きます。
そして、プレミアム殿堂入りしているカードはそれに加えて、カード名の下辺りにフラッグのシンボルが付きます。

謎BBPに収録された《メルゲ》には、この殿堂入りの月桂冠シンボルしか記されていませんでした。少なくともこのカードのデザインが決定する段階までは、《メルゲ》は殿堂入りで留まっている予定だったことが読み取れます。
もうデザインに変更が効かない段階に来てから、危険性を鑑みて急遽プレミアム殿堂入りが決定したのでしょう。

というわけで、たとえ再録の予定があろうと「やるべきカードはやる」のが殿堂の指針であるだろう、と言えるわけです。

ただまあ、だからと言って実際に殿堂入りするかどうかは別なんですけどね。こればっかりは、発表を待つしかありません。

発表と同時にアドバンテージYoutube店(メインチャンネル)でも配信するので、同時に見てくれよな。
殿堂改訂に翻弄されるカードショップ店員の「リアル」が見れるぜ。