見出し画像

イラスト漫画で稼ぐ系の情報まとめ

私が「もっと前に知りたかった」情報を載せてあります。

起業のタイミング

私はこの動画で知れることを別の形でもっと早く知ることが出来るはずです。
今振り返ってみると「あの時思ったベストは今思うとベター未満だった」という結果論です。

ストックイラスト(未参入)

1年で1000点作成。1年半放置。年収は1万という動画です。
考え方を変えれば1年で1万点制作、1年半放置、年収は100万円です。
そのためには1日27点作る必要があります。
全部自分でやるのは無理があるので50万円外注が使えたとして約7.5か月の放置回収できます。

次に「ストックイラストで毎月5万を稼ぐ」とした場合、年収なら60万円という目標になります。この動画の作者は1日2時間が作業時間ということから1日27点も作れないことがあります。つまり、売れ線を狙えばむやみに1日27点作るよりも効率よく稼げるということです。

まとめ:ストックイラストは副業候補

「1日2時間はストックイラストを気軽に描こう」はアリだと感じました。漫画やイラストは狩猟型(稼ぎに行かないといけない)ですが、ストックイラストは農耕型(放置しても稼ぎを得ることができる)ものです。完全な不労所得とはなりませんが2年後、3年後の収入が+になると思えば十分選択肢です。

カラーリング作家(時給1200円)

株式会社ウェイブ

2000年代初頭の彩色というとCGグラフィッカー(エロゲの塗る人)が主流でした。ですが近年はデジタル書籍の普及に伴うモノクロ漫画のカラー化によりカラーリング作家(彩色ヘルプ)の需要が発生しています。

私はこの畑の人なので少し詳しく描きます。
慣れてくると時給換算1200円です(1Pは戻し含めて平均2.5時間で仕上げます)。ヘルプなので案件がある時はありますが無い時はありません。

①出版社(クライアント)→塗る人

色んな案件を受けましたが一番安心して受注できるのは①です。
というのは出版社は自社の商品がどのようなものなのかを十分に把握しており、作家の線が活きる塗りを知っているため指示が的確です。
マンガ編集と聞くと「ネームにダメだしする人」というイメージがあるかもしれませんが実際は「進行管理」「グラフィックチーフ」のような役割も担っています。端的に言うと、塗る人ばかりが忙しいのではなくマンガ編集も熾烈を極めるキツイ仕事だということです。

②出版社(クライアント)→仲介業者→塗る人

②はとにかく戻しが遅いです。なぜなら仲介業者の多くは自社でグラフィックを担える人材を確保していないため、結局戻しを得るために出版社に問い合わせています。
または自社に人材がいないにも関わらず出版社から受注してしまい不明瞭な指示を塗る人に行うため戻しの回数が増える=時給が減ることが多いです。

③個人(クライアント)→塗る人

GANMOなら②よりマシな場合がほとんどですが、SKIMAの場合は完全に業界をわかっていない人がクライアントとなる可能性があり危険です。
SKIMAの案件は継続案件にも繋がりにくく旨味がないのもデメリットです。

電子媒体出版漫画家(定期収入!)

株式会社ウェーブ

電子媒体の出版社は「電子印税(ボーナス)」と「原稿料(固定給)」がメインです。単行本になったとしても増刷はかかりそうにありません。

月産24Pは168,000円です。ネームの打ち合わせに1週間使うと残りは約3週間。(難しいですが)週40時間として作業時間は120時間。すると1ページ5時間だとわかります。
私は漫画家ではありませんが、経験上1ページ5時間はよほど軽いページ出ない限り無理です。8~10時間かかるとみるのが安全です。なので48時間(週に直すと16時間=土日出勤)の残業が確定します。

つまり「漫画家になれば仕事はあるが土日がなくなる」ということです。ここで「うっ、やだなぁ」と思った方は漫画家は避けたほうが良いです。
上の例ではネームは1週間としましたが、そうでなかったら現実は厳しいものになるからです。

DL同人作家(定番)

FANZA卸値

DL同人は漫画イラストで稼ぐ常套手段だと思います。基本的に仕組み上、高単価のほうが利率が良いですが、販売価格550円(24Pの漫画)を例にします。

ネームの打ち合わせはないので(おそらく)3日以内で終わります。残りは約3.5週間=作業時間は140時間。1ページに8時間掛ける場合は192時間必要なので、月52時間残業となります。合わせて表紙を描くために8時間。計60時間としましょう。

ですが、DL同人の場合締め切りを伸ばすことが出来ます。週40時間を翌月に回せば、1か月と10日で24P漫画が出来ることになります。約1か月半ですから、電子媒体出版漫画家ベースとして売り上げとしてほしいのは168,000円+84000円=252,000円です。

DL同人誌(24P)の制作に1か月半。目標売上は25万(916部)

252,000円÷275円=916部です。言い換えるなら「新作一覧>人気順」の1ページ目に載らないと900部は行きません。
しかも同じ価格帯で48Pや60Pがいますから24Pというとかなり割高ですが、900部を目指すためにはこれ以上値下げは出来ません。

まとめ:FANZAを意識しながらではあるが自由に描ける

もしFANZAで1か月半に1冊オリジナルを出しており550円の販売価格で900部売り上げている作家が居れば新人漫画家と同じクラスの実力を持っていると評価できます。
加えてDL同人最大の敵は締め切りがないため怠惰になってしまうところをセルフコントロールして原稿をあげ、なおかつ売上まで立てているのですから賞賛に値します。
FANZAという売れ線に縛られる制限はありますが、それでも出版社よりずっと自由に描けるため稼ぐ手段の定番に入るのも頷けます。

Fantia(月で最大5万でした)

Fantia

自由に描けるという点でFantiaは良い選択ですが、私は毎週投稿を半年近く続けても最大5万円ほどしか行きませんでした。

知恵袋を見ると月に2回のアップで月5万稼いでいるという人もいるため、SNSの活動にどれだけ重きを置くかでも変わってきます。(信憑度0)

同様のサービスFANBOXの開発者いわく、ツイッター(現在:X)のフォロワーの3~5%が有料会員の見込み数になるそうです。
つまりフォロワーが1000人居れば30人は有料会員になる見込みがあるとのことですが、実際私の前垢はtwitter5000人で有料会員は平均30人前後。現実はそう甘くありません。

まとめ:SNS運用が上手い人なら使いこなせる

FANZAはランキングにどうやって乗るかを研究し、FantiaはSNSでどうやってバズるかを研究するというものだと思います。当然両方できればよいですが、SNSのいいねやRTで一喜一憂してしまうタイプはSNS疲れを起こしてしまうためFANZAが良いように思います。

好き放題する

性行為寸前みたいな氷菓のイラストを描き続けている謎の韓国人

なんJで「性行為寸前みたいな氷菓のイラストを描き続けている謎の韓国人」と呼ばれる人がいます。

彼はブルーアーカイブのキャラクターを手掛けており「バズる」ことを考えればブルアカ絵師であることを宣伝したり、ブルアカの絵を描くなどやりようはいくらでもあります。しかし、彼は「氷菓」という10年ほど前のアニメキャラをXに挙げ続ける絵師として認知されています。(→냥말가게

まとめ:趣味として描きまくるのもアリ

お金の話をずっと続けてきましたが、イラストや漫画を描く人の本質は好きを形にすることかと思います。お金を稼ぐ方法であれば絵にこだわる必要はないからです。コンビニバイトのほうがよほど確実です。

Skeb(Commission)

Fantiaと近しい性質を持つのはSkeb(Commission)です。海外ではPaypalの前払いが原則で作品はSNSに投稿されお題にCommissionと付けられることが多いかと思います。

日本ではSkebが有名です。

中にはSkebに70万使ったという猛者もいます。Skebで活躍したいという人はこの方の記事を読み戦略を立てることをオススメします。

最後に:私がやってみたいと思ったもの

  • 好き放題する

  • Skeb

この2つでした。
カラーリング作家の案件は不定期で待ち1択。DL同人作家はダラダラしてしまって続かない経験があります。
ストックイラストも惹かれるものがありますが好き放題する欲に勝るかというと微妙です。Fantiaは3か月ぐらいで放置しそうです。

余談:私ががっかりした話

絵柄が好きな作家さんのLive配信を観に行ったおり「締め切りは破って当たり前」「他の人を悪く言う」という発言が目立つ人でした。それからその作家さんの絵は好きでも「配信でああいう事言ってた人だからなぁ」と敬遠するようになりました。

SNSの取り扱いには注意してください。火のない所に煙は立ちません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?