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やまだリハビリテーションらぼ

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メインブログ やまだリハビリテーションらぼ からのスピンアウトです。こちらにもリハビリコラムを書いています。
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あなたの働いている領域は何ですか?「病院リハビリは地域リハビリなんですよ!」

あなたの働いている領域は何ですか?「病院リハビリは地域リハビリなんですよ!」

あなたの働いている領域は?

研修会なんかでよく聞かれる質問ですよね。

回復期って答えている人が多いんですけどね。でも回復期リハビリテーションっていうのは実は地域リハビリテーションなんだってことをきちんと理解できている人は少ない。

地域なんだよ回復期はリハビリテーションを領域とか分野に分けて研修会とか開催されているよね。

急性期ー回復期―生活期(維持期)

これは発症からの時期による分け方

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1人でも微力でも、行動することが必要なんだ!

1人でも微力でも、行動することが必要なんだ!

4月に入ってから、日経新聞に

「リハビリ制限」のことが掲載された。それがネットでものすごく話題になっているようだ。

ネットでこの記事を見て慌てている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がいるなら、気づくのが遅すぎる。

すでにリハビリテーションに何らかの制限が設けられるという話は、診療報酬改定で何度も議論されていることで、今頃SNSで気づいているようでは、話にならない。

そうして、この手の話題

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いつまでも「リハマネ加算」や「生活行為向上加算」はないと思うよ!

いつまでも「リハマネ加算」や「生活行為向上加算」はないと思うよ!

あなたの事業所は算定していますか?

3月16日の介護給付部会の資料を見ながら書いています。資料はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000116465.html

通所リハビリテーション事業所のなかで、リハマネ1を算定している事業所は9割超、リハマネ2を算定しているところは3割超となっています。

この数字を見て、消極的な事業所のリハビリテーションスタ

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病院リハビリテーションの改革が急務なんだよ!

病院リハビリテーションの改革が急務なんだよ!

患者さんがいつまでも機能回復にこだわるのは、病院のせいなんだ。

リハビリテーション室で、歩行練習するセラピストが多いから、それを見た新規入院の患者さんが

「リハビリテーションっていうのは歩く練習するんだな」

って思ってしまう。だからセラピストに目標とか取り組んでみたい課題を聞かれても

「歩きたい」

って答えるんだろう。

もし、リハビリテーション室でみんなが毎日毎日踊っていたら

「踊れ

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リハビリ系訪問看護ステーションのこれからを考える【2016年3月 記】

リハビリ系訪問看護ステーションのこれからを考える【2016年3月 記】

2015年の介護報酬の改定

2016年の診療報酬の改定

これらの二つの改定から見ると、リハビリ系訪問看護ステーションはかなり厳しい状況に今後追い込まれることになると予測しています。

その根拠はいくつかあります。

加算を算定できない理学療法士や作業療法士、言語聴覚士等のリハビリテーション専門職が訪問するパターンは

・病院や診療所などの訪問リハビリテーション事業所

・訪問看護ステーション

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今から慌てて、訪問リハ事業始めてもなあ・・・

今から慌てて、訪問リハ事業始めてもなあ・・・

回復期リハビリテーションで7単位以上の個別リハビリの実施にいろいろ制限がかかる。

だから、施設基準とかリハビリテーション専門職種の人数とかから考えて、病院からの訪問リハビリテーションを新たに開始したり、訪問のスタッフの人員を増やそうとする病院は増えてくるだろうね。

まあ、後発組だね、遅すぎる

そんなことは置いといて、多くの回復期リハビリテーション病院がおそらく訪問に乗り出す。もしくは規模を拡

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多様なリハビリテーションのあり方(2)「マネージメント」

多様なリハビリテーションのあり方(2)「マネージメント」

「触らないリハビリ」
⇒⇒https://note.mu/yamada_ot/n/n4b4505394607
の続きになります。

マンツーマンリハビリからの卒業リハビリテーションが利用者さんと直接的に関わるマンツーマンリハビリテーションだけっていう考え方からも卒業する必要があります。「触らないリハビリ」を実践すればそれでいいってわけではないってことですよ。

世の中の動きをしってほしい2015年

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多様なリハビリテーションのあり方(1)「触らないリハビリ」

多様なリハビリテーションのあり方(1)「触らないリハビリ」

マンツーマンで徒手的にだけ関わるっていうリハビリテーションっていう時代は終わりです。リハビリテーションの在り方は時代とともに変化していってるんですよ。

時代にマッチしていくことが大事です。

だからといってマンツーマンが不要という訳ではありません

2025年問題は入口ってことをコラムでも書いていますが、これから少しずつ少しずつリハビリテーションの在り方ってものは変わっていきます。

コーヒー飲

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訪問リハビリ 「ステーションからの訪問」と「病院からの訪問」 どっちがどうなん?

訪問リハビリ 「ステーションからの訪問」と「病院からの訪問」 どっちがどうなん?

2016年度の診療報酬改定で、病院や診療所からの訪問リハビリテーションは増加すると予測しています。大規模な病院さんは訪問看護ステーションを展開することを予測しています。じゃあ、リハビリテーション専門職種はどっちの方がいいのかとか、リハビリ系訪問看護ステーションはどうすべきなのかってことを書いてみた。

回復期7単位以上制限の影響2016年の診療報酬改定では回復期リハビリテーション病棟におけるリハビ

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もう一歩前に踏み出そう!じゃないと連携なんてできない

もう一歩前に踏み出そう!じゃないと連携なんてできない

このコラムは 
⇒「連携できない」理由や言い訳するのは簡単!だから連携できない!

っていうコラムの続きです。

10年前と何も変わっていない、病院と地域のリハビリテーション連携とか、リハビリとケアマネの連携とかについて改めて具体的な方法とか手段について書いてみる。

ぼくのコラムとかnote読んでいる人は読む必要はない。同じことはあちこちに書いている。

あちこちから探すのが面倒な人、まとめ的に

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専門職としてのプライドとか意地とか矜持みたいなこと

専門職としてのプライドとか意地とか矜持みたいなこと

2023年8月7日追記
無料でどなたでも読めるように設定を変更しました。

2021年6月1日追記
このコラムは2016年に書いたコラムですが、思うところがあり2021年版noteに追加します。

2021年版noteに掲載しているコンテンツ一覧はこちらです。

===以下本文です===

勝ちとか負けにこだわるなってことを書いといて、こんなことを書くのはどうかと思いますが、少し書いてみたいと思い

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介護保険のリハビリ系事業所として生き残るために考えていること

介護保険のリハビリ系事業所として生き残るために考えていること

※このコラムは2016年2月に書いたものです。

介護保険でリハビリテーションサービスを提供している事業所としては

訪問リハビリテーション事業所
訪問看護ステーション
通所リハビリ
通所介護
老人保健施設

ってところかな。

現在はフリーランスで非常勤掛け持ちで働いていますが、今のメインは訪問看護ステーションでのお仕事。

過去には老人保健施設で7年ほど働いた経験もあります。老健では入所も通所

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ていうリハビリコラムのサイトからスピンアウトして、有料でもいいからリハビリテーション関係者に知ってほしいってことを書いた投稿を収めています。

有料での公開には賛否両論ありますが、自分の書くものに対しての価値の考え方は人それぞれなので、共感する人だけがお読みくだされば構いません。

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