伝える

【子供のリハビリ】自宅で実践してほしいことを伝えるときに大切なこと

ちょっとタイトル長いね。

子供たちのリハビリテーションに関わっていると、リハビリ室での関わりにしろ、児童発達支援事業所にしろ、訪問リハビリにしろ、生活のごく短い一部分でしか子供とかかわることができない。

だからご家族、主にお母さんに対して

自宅ではこんな風なことを実践してくださいね

ってことを伝える。

夏休みになんかの学校が長期のお休みになると、地域の学校や支援学校の先生たちも見学に来てくれたりする。そんな時には、

学校でもこんなことに取り組んでくださいね

ってことを伝えたりすることも多い。

だけど、この「伝える」ということに問題がある。

きちんと伝えないと、プラス効果を出すために実践してほしいことが実はマイナス効果になってしまうってことがあるんですよ。

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ただし、このコラムはマガジ『やまだstyle vol.5 子供のリハビリのこと(1)』に含まれています。

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これをやってみてください

僕は作業療法士なので、例えば食事動作の介助方法だったり、更衣動作の介助方法なんかを伝えたりすることもある。

体の硬い子供さんたちには、リラックスするためにやってほしいことや、簡単なストレッチなんかも指導したりする。

僕がまずやってみせる。

そうして次にお母さんに実践してもらう。

最初は上手にできないからそれこそ手取り足取り足取り一緒に練習する。

そうして最後に

「じゃあ、お家でやってみてくださいね」

って感じでリハビリの時間が終わって家に帰ってもらう。たぶん、僕だけじゃあなくて、リハビリテーション専門職の皆さんならこんな風にして、ホームエクササイズ、自主トレーニングなんかを指導している。

だけど、この指導方法には大きな欠点がある。

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