リハからの卒業_って誰

コラム19公的保険としてリハビリテーションからの卒業に必要なこと

このコラムは以下の二つのコラムと合わせてお読みください

コラム8 リハビリテーションからの卒業に向けた取り組みに必要なこと「その2」地域で循環するリハビリテーション連携の構築

コラム18「リハビリテーションから卒業してリハビリ人生を目指す!それが活動と参加へのアプローチの一つの答えだ!」

マガジン読者さんで運営しているFacebookグループで、読者さんから出された話題が「リハビリテーションからの卒業は誰が望んでいるのか」というニュアンスでした。

そのことについて少し書いておきたい。上記2つのコラムを読んでいないとなんのこっちゃって感じなるかもしれません。

リハビリテーションからの卒業はだれも望んでいないではないかって意味での質問だったんですよね。

利用者さんはリハビリを継続したい

事業所は利用者さんを卒業させると収益減るから継続させたい

医師は指示書を出してくれるし、ケアマネはプランに記載してくれる

一体だれが卒業を望んでいるのでしょうか?

これって現時点ではあまり誰も考えていないことなんだろうなって思う。

私の見解は「それでも診療報酬や介護報酬としての公的保険で提供されるリハビリテーションからの卒業は必要」です。

そうして、そのことを望んでいるのは

国、厚労省、そうして20年後くらいに介護保険のサービスを受けることになる人たちです。

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このコラムを含む「2019年版note」に掲載しているコンテンツ一覧は以下のリンクからご覧いただけます。

⇒https://note.com/yamada_ot/m/m0cbce4fae6d2

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今回のコラムにはこんな事を書いています

・そもそもリハビリテーションってことの解釈が間違っている

・リハビリテーションってなんだ!

・リハビリテーションという用語を正しく伝える

・誰が困るのか?

=====ここから続き========

そもそもリハビリテーションってことの解釈が間違っている

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