かいかく2

地域へのスタート地点として回復期リハビリのスタッフがすべきこと「その2」

「その1」はこちらです。

「その1」では回復期リハビリテーション病棟でよりリアルで具体的な目標を設定するためにすべきとを書いた。

では、なぜそのような取り組みが必要なのかということをもう少し書いてみる。

すべては前回のコラムにも書いたが、平成16年に厚労省から指摘されている文書から始まっている。

厚労省の指摘からの抜粋(PDF)が開きます。

ここに提案されていることはすべて、平成16年に指摘されていることなんです。

これらすべてのことのきちんと実践できているリハビリテーション専門職がどれくらいいるでしょうか?

活動と参加へのアプローチ

退院後の生活を見通したアプローチ

アバウトな目標設定ではなく個別性を尊重した目標設定の必要性

平成16年からすでに10年以上が経過していますが、いまだにこういったことが回復期リハビリテーション病棟では実践されていないのが現実ではないでしょうか?

その結果2016年の診療報酬改定で厳しい現実が突き付けられ、2018年度の診療報酬・介護報酬同時改定ではさらに厳しいものが待っていると想定できる。

10年たってもできないことを今から実践して2018年に備えるなんてでいない。だから、今から実践して2025年に向けて回復期リハビリテーション病棟のリハビリテーション専門職は動き出す必要がある。

じゃあ何をするのかってことだ。

=======お知らせ=======

注:無料で読めるのはここまで。300円のお支払いで続きを読むことができます。

ただし、このコラムはマガジン「やまだstyle vol.6 2025年に向けてすべきこと2」に含まれています。

マガジンは1000円で販売しています。マガジンには10本ほどのコラムを掲載します。単品でご購入するよりはマガジン購入の方がお得です。

マガジンの全内容はこちらで確認していただけます。

⇒https://note.mu/yamada_ot/m/m65c1565bfa58

=====ここから続き========

触らないリハビリテーションの実践

まず実践すべきは触らないリハビリテーションの実践だ。

ブログnoteでも繰り返し言ってきていることです。

触らないリハビリテーションを実践することが「活動と参加」へアプローチすることにつながる。

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