「釣りデート」と「バカップル」

①aiko「ボーイフレンド」、②中森明菜「雨の日は人魚」、③チャットモンチー「とび魚のバタフライ」。この順番で聞くと、釣りデートをするカップルの、仲睦まじい様子が見えてきます。この文章を読み終わった後に、ぜひ3曲を聞いてみてください。

まず「ボーイフレンド」期では、彼女が活発な子だろうなぁと、想像させられます。「一刻でも早く会いたい」という気持ちを隠すこともせずに、彼氏に言うんだろうと思います。釣りデートで、気分はウキウキ。テトラポッドに登っちゃいます。あいにくの雨模様だけど、彼氏といれば、幸せなのでしょう。夜になってなんとか雨が止みました。小さな部屋から、彼らは星空を楽しむのでしょう。

次に「雨の日は人魚」期では、活発な女の子の「奥にある孤独」が見えてきます。並大抵の男なら、光と影のコントラストで浮かび上がってくる、彼女を愛さずにはいられないでしょう。また、日中こんな会話があったんじゃないでしょうか。

「今日は何を釣るの〜?」
「君だよ」
「えぇ〜?」
「だって、君が人魚みたいに可愛いから」
「もう、ばか」

みたいな会話が。歯の浮きそうな会話でも、彼女は嬉しかったんでしょう。「身を投げて捕らわれて恋する人魚になって、あなたを一生愛したい」という気持ちになっているようです。

最後に「とび魚のバタフライ」期では、翌日2人でリベンジをしています。お天気にも恵まれたようで、海の向こうのほうでは、入道雲が宇宙に向かって伸びています。しかし、なかなか魚が釣れないので、段々と体も火照ってきました。2人は、海に飛び込んで、バタフライをします。「自分たちは、人魚じゃくて、とび魚になったみたいだね」とか言いながら。

「釣りデート」と「バカップル」。
歌に出てくる彼氏。いやぁ〜、羨ましいです。


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山雲淳一

3曲ストーリー

【休止中】小説家がDJをやったら、こんな風に曲を紹介するだろう。そんな妄想を基に、3曲ストーリーは誕生しました。この挑戦をする上で、3つのルールがあります。①3曲に限定する、②テーマを限定する、③最低100テーマを生み出す。妄想が尽きたら負けなので、頑張ります。
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