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【hint.325】「日本個人心理学会」の発足

 昨日は、駒澤大学・深沢キャンパスにて開催された、「日本臨床・教育アドラー心理学研究会」の第9回大会および、「日本個人心理学会」の設立総会に、参加してきました。


記念すべきタイミングに立ち会うことができた

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 2011年から活動を継続してきた「日本臨床・教育アドラー心理学研究会」が、2013年の発売以来、驚異的なヒットとなっている「嫌われる勇気」の影響などもあり、この度、「日本個人心理学会」へと発展をするという、記念すべき日なのでした。

 僕自身も、まさにその「嫌われる勇気」をきっかけにアドラー心理学というものを知り、興味関心の赴くままに学びや交流を進めていった結果、この記念すべきタイミングに立ち会うことができたのでした。

 あ、ちなみに、アドラーさん自身は、自身の提唱する心理学を「Individual Psychology」と呼んでいたのですね。なので「個人心理学」は、もとの形に戻ったという感じになります。


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 今回の大会は、研究会から学会へ、という会でもあったこともあり、「アドラー心理学の現在、そして未来の姿」について、多くの先生方からの話題提供がありました。

・「今の臨床には、アドラー心理学は必要ない」と思われているという面もあるのではないか?

・いま現在における、アドラー心理学の「存在意義」は何か?

・アドラー心理学の持つオリジナリティを継続して発信していくことが重要だよね

このようなクエスチョン・目的意識を踏まえつつ現状を共有していただき、そして「これからの未来を一緒につくっていきましょう」という時間になりました。


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 久々、いや初めまして? 今回は100名以上の参加者がいたということで、普段のアドラー心理学関連の集まりでは、あまりお会いしなかった方々もたくさんいて、「なるほどぉ、学会になるってこういうことなのかな」なんてことを感じていたのですが、なんだか楽しく過ごすことができました。


 久々にがっつりと、理論(ヘッドワーク)も交えた学びの時間を過ごせたことで、知的好奇心がモリモリと再燃。楽しかった〜。

 興味関心にしたがって行動をする。(もちろん体調に気をつけながら笑)

 この大切さを実感した一日になりました。


今日のヒント

時々、自分の取り組んでいるものの「存在意義」を考えてみよう

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