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【hint.103】「ワクワクする」を大切にしていたら

何か、今までにあまりやったことのないことに取り組むという直前には、ワクワクする気持ちもけっこうあるけれど、なかなか取り掛かり始めるまでに腰が重くなってしまうよねぇ、やっぱり。特に期間的に猶予のまだあるタイミングでは。

その作業のごくごく一部だけができるように、というスモールステップにきざんで、空間のあちこちに散りばめてみるけれど、それにすら毎度毎度取り組むことも難しかったりして、「よく見るけどなかなか進まないなぁ」って気持ちだけを育ててしまったりもする。狙いとは逆方向にね。

で、「じゃあ、一旦すっかり忘れてべつのものに取り組んでしまえ〜」と考え、その取り組むものが一切視界に入ることのない環境を整えてしばらく過ごしてみると、狙い通りすっかりとそのことを忘れて軽やかな時間を過ごすことができるのだけど、それも束の間、なにかあるきっかけで急に思い出し、結局は何も進んでいない取り組みと、少なくなった期日までの時間が自分の中で大きくクローズアップされてしまって、チーーーンってなったりする。

一人では限界があるなぁと思い、誰か身近な人に「これ、この日までにやるから!」と宣言し、適度な声かけなどによるゆるやかなサポートを期待するも、その相手がすっかり僕の宣言を忘れてしまっていることにある時気づかされて、「なんで忘れてるんだよ!」と、わけのわからない怒りを生じさせたり、

逆に、「これは進んでるの?」と、自分の想定よりも過剰なコミットをされることで、「うるさいなぁ・・・もうちょっとほっといてよ」などと、びっくりするぐらい自分勝手な感情のダンスを踊ることもある。

気分転換にと思い、洗濯をしようとしたら洗剤がきれていたり、「よぉし!そろそろ集中できそうだぞ」という感覚が湧いてきた時に、近くの工事がなかなかの音量で始まったり。

そういうよくわからない流れに、のみ込まれてしまうこともある。

「ワクワクする」を大切にしていたら、設定したハードルが自分の思ったよりも高かったわ〜〜〜ってことに、こんな風にたくさん出会うんだろうね。

その都度、その「思ったよりも大変・・・」の瞬間には、いま上に挙げたような滑稽なダンスを不本意ながら踊ってしまうんだろうね。

設定したハードルが、「どうなるのかな〜」とほどよく好奇心をくすぐってくれて、「あぁ、クッソ!すぐにはできないわ〜(でも、ちょっとやればできそう)」って感じの、自分にとっていい感じのものばかり続いていけば、ゆとりを持って生活できるから、滑稽なダンスにはならないんだと思うんだけど。

「今の自分にとってどれくらいのハードルだったらちょうどいいか」

たくさん滑稽なダンスを踊りながら、たくさんの人々に助けてもらいながら、これを感覚として身につけていくことって、とても大切なことだよね。

ふぅ〜、この文章を書き始めた時には思ってもみなかったところにたどり着いた感。

こういうことがあるから、文章書くってホント楽しっ。

今日のみなさんにも、たくさんの元気になる瞬間がありますように。

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