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55点をすぐ出せる自分に慢心して痛い目を見た

この記事での55点という数値は、日本人全体でのその領域での最頻値よりちょっと上くらいだと思ってください。

音MAD動画を15歳から20歳の頃まで作ってきた。
音MAD動画を作り続けた理由は、『55点の動画でも高評価を得られるから』。

僕は器用貧乏で、運動以外なら初見で何をしても大体55点くらいの結果を出せる。
ただ55点の能力値をを70点くらいまで上げるのが、苦手だった。

音MAD動画なんかは、映像編集スキルと音声編集スキルが一般人と比べて55点程度を出せれば、ニコニコ動画上で2000再生くらい容易に達成できた(2011〜2017年くらいまで)。

中学生当時に野球で一切成果を上げられず(それでも日本人を総合して比べれば野球スキルは55点だったと思う)、対人関係や学力で55点程度の結果しか出せずに悲しみ苦しんでいた僕にとって、55点程度の出来で評価される音MAD動画の存在はありがたかった。

この55点程度の能力値で評価される音MAD動画ないし音MAD界隈に、すがりつづけた。
20歳まで。

そして音MAD動画界隈の方々に会ってみると、音MAD界隈の方々の対人関係の能力値が、僕からは25点くらいに見えた。
見た目が変だし、あと何を話してるか分からなかったから。
僕は僕で、対人関係で55点を出せてるつもりでいた(当時の自身を客観視できないから、当時の僕の対人関係を構築する力が実際に何点だったのかは分からない。)

このことで、音MAD動画と対人関係で55点を出せる自分に慢心した。
自分は優れている側だとすら当時思った。

でも、20歳時点で当時勉強し始めた3DCGスキルと対人関係スキル、脳機能スキルでも55点程度を続けていたら、友人や当時の彼女らから怒られた。3DCG技術でも成果をあげられなかった。

音MAD界隈でこそ55点の結果で評価をされるが、現実の音MAD以外の領域では55点では評価されない。それどころか、"デキる人"と比べれば断然デキない側だ。

20歳の頃に友人や当時の彼女に文句を言われ、3DCGでもほぼ成果をあげられない自分に、ようやく問題意識を持った。

55点の出来で評価をされるのなんて音MADだけだろ。と思うことにした。
現実で55点なんてむしろダメな側だから。

55点の脳機能と対人関係構築力を改善するために僕が行った事は、この記事に書いてある。

https://note.com/yamada_walk/n/n018420743e1c

端的に言えば脳機能スキルと対人スキルを65点くらいにできるよう、毎日同じ事を長らく繰り返しつづけた。
3DCGスキルは、向上を諦めた。

僕自身が注力したいと思った事は、初期の能力値の55点から70点くらいを出せるように注力した。
そして55点の能力値から上げなくていいやと思う事は、やらないようにした。55点のことを続けてても成果が上がらないから。

かくして僕は音MAD界隈にて55点で評価されるからと慢心していたところ、現実で痛い目を見た。

器用貧乏として、今後は初手の55点で満足しないようにしたい。

そして音MAD動画制作者らも、55点の動画で評価されるからって慢心しないように気をつけてほしい。
たぶん痛い目を見ます。
55点の能力値なんて、現実ではむしろダメな側だ。

僕は55点の成果を出せることを、今後85〜90点出せるように日々頑張りたい。

焦点がよく分からない文になっちゃったけど、毎日能力値の改善・上昇に努めていきたいって話。

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