20181215色彩検定UC級事例集の改善手法_22事例_

【図解377】色のユニバーサルデザインでよく使われる改善手法

【グラフ型】色彩検定UC(ユニバーサルカラー=色のユニバーサルデザイン)級公式テキストの事例集、「見えづらい例と改善例」で使われている改善手法をグラフにまとめました(あくまでも事例集なので、タイトルの「よく使われる」は少し大げさですがそこはご容赦ください汗)。

グラフの通り色の微妙な調整をする「微修正」明暗の差をつけて見やすくする「明度差」が特に多く使われていました(なお、事例は全部で22個で、公共交通機関の券売機から算数の教科書、地図データまで様々なものが取り上げられています)。

それぞれの項目の内容は以下の通りです。

微修正(8件)
色相(色の質的な違い)、明度(色の明るさ)、彩度(色の鮮やかさ)の少しの違いも吟味して、総合的に様々な色覚特性の人に区別のつきやすい色を検討する(なお、8例すべて「赤をオレンジ寄りにする」という微修正でした

明度差(8件)
明るい色と暗い色を組み合わせて、背景と表示の色に明るさの違いをつける。色覚異常や高齢者だけでなく、あらゆる人に有効な手法。色覚障害で色の組み合わせが区別しにくい場合でも、明度差をつければ読みやすくなると言われている

追加(3件)

文字や番号、アンダーライン、囲みなどを追加し、色以外でも区別できるようにする

模様(3件)

項目が多いグラフ等で区別がつきにくい色の組み合わせを使う際、色だけでなく模様も変えて区別しやすくする(余談ですが、この方法はコスト面の都合で白黒印刷しかできないケースでも活躍します)

境界線(2件)

文字や図と背景の間に明度の異なる境界線を入れる。駅のホームの案内サインなどでよく使われている

色名(1件)

対象の色を表す色名を併記する(事例では「3色のリボンの長さを比較する」という算数の教科書がとりあげられていました)

もちろんほかにも手法はありますが、「色のユニバーサルデザインってまずは何からすればいいんだろう?」という時の助けになれば幸いです。

なお、項目名は以前投稿したこの図解に準じて作成しています。


この事例集はとてもよくできていて、シミュレーション画像を使うことで色覚障害がない人でも「どんな風に見えにくいか」がイメージできるようになっているので、「みんなに伝わりやすい色」に興味がある人はぜひ読んでみてくださいね!

また、私もトレーニングの一環として日常生活の中で見かけた「見えにくい事例」をnoteにしたり、公式テキストの内容をいくつか図解にしています。ぜひこちらもご覧下さいね!

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山田太郎 | 図解書き

日々感じたこと、学んだこと、考えたことを図解にしています(図解=事柄や考えを図で表現すること)。書いた図解は「毎日図解」マガジン https://bit.ly/32bYEa5 に、代表作はRESUME https://bit.ly/2kVS3QX にそれぞれまとめています。

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