IQを高める具体的な方法をメンサ会員が考えてみる
小岩井ことりさんの入会で大きく騒がれたメンサという組織。
声優ファンの中には、彼女に会いたいがためにJAPAN MENSAに入会したいと思っている人もいるのではないかと思います。
(ちなみに当記事の作者や、ミス慶応準グランプリで同じくメンサ会員の上野瑚子さんは声優の小倉唯さんのオタクです。)
今後、芸能人のメンサ会員が次々と現れてくるかもしれないし、あなたがファンである方がメンサに入会するかもしれない。
今回は、そんな日のために、どうすればIQを高めて、MENSAのような高IQ集団に加入できるのか、現役メンサ会員の僕と一緒に考えていこうと思います。
IQを高めると何ができるか
まず、IQが高くなると何ができるか、それについて話したいと思います。
IQ・知能指数といっても実は定義があいまいなところがあります。
辞書的に言いますと、流動性知能と結晶性知能とがあり、また知能検査においては、記憶力や知識量も測定されます。全体的な、脳の力ということができそうですね。
しかし今回は、その中においても、パターン認識能力に焦点をあてて考えていきたいです。
というのも、メンサを含む高IQ団体の入会テストが、このパターン認識の能力のみを測るものとなっているのです。
本来高IQ団体を名乗るのならば、医学的な知能検査で測定されるような分野すべてをはかるのが筋だという意見もあるかもしれません。しかし、あくまでも医学的なものではない組織において、それを強要するのは酷でしょう。
そこで、高IQ団体といわれる組織や、あるいはネットのIQテストで測定されるような能力、すなわち、パズルや数字の列を見て、どのような規則性があるか、そのパターンを見抜く能力を、以下「IQ」として話を進めていきます。
ちなみに、パターン認識能力について、言葉だけで説明しても、なかなかわかりづらいところがあるかと思われます。そういう方は、以下のリンクのIQテストが役立つかなと思います。
で、IQ、パターン認識の能力が秀でていれば何ができるか。
単純に、世の中の法則・共通点といったものに気付きやすくなります。
もちろん、世の中は単純なものではなく、そう簡単に予測できるものではありません。
しかしながら、「こういう人が成功する」「こういう場面に遭遇したら世の中は悪くなる可能性が高い」といったものが、ほんの少しだけ、なんとなく見えてきます。
テレビ番組のIQテストなどで、延々と悩んでいた問題の答えが意外と単純明快なものだった経験はないでしょうか?
人間は、意外に単純なことに気付かないことがあるのです。
それはIQが高い人であっても、完全に免れることは不可能だと思います。
しかし、IQが高い人は、そういう単純な、しかし他の多くの人が気づいていないような世の法則に、容易に気付くことができます。
俯瞰して考える能力、といってもいいかもしれません。
IQが高くなってパターン発見能力を身に付ければ、少しだけ人生が変わっていくかもしれませんね。
ここから先は、そんなIQを高める考え方や行動について考えていきたいです。
知能指数は幼少期に大きく変わり、残念なことに、成人してからはたいして伸びないと言われています。
しかし、IQを高める思考法や行動を始めることにメリットがないわけでは決してありません。
以下でご紹介する方法は、「IQを高める方法」としてだけでなく、「知能を衰えさせない方法」「知力を最大限に生かす方法」ととらえてくれても構いません。
すなわち、今現在ある脳の潜在能力を最大限に利用する、あるいは、10年20年経った後でもボケずに生きていける。そのためにはどうすればいいのか、ヒントとして役立てていただければなと思っています。
以下まとめている内容につきましては、単なる私自身の意見や推測だけではなく、ちゃんとした情報、あるいは論理的な考えに基づいて書いていますのでご安心ください。
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(内容の一部は当ブログにて無料公開していますのであらかじめご了承ください)
IQを高める思考法
IQを高める思考法その1
当noteでは、主に考え方・行動の2つの面から、IQを高める方法・頭を良くる方法を考えていきたいです。
まず初めに、IQを高める思考法について考えていきましょう。
ここでは3つ紹介したいと思っています。
IQを高める思考法その1は、二元論的な考え方を止めることです。
すなわち、「YesかNoか」だけで考えるのを止める、ということです。
世の中、100%正しいこと、全人類にあてはまるようなことはほとんどありません。
例えば、「現政権はうまくいっている」という主張についてが最もわかりやすい例の一つだろうとおもっています。
安倍政権に限ったことではないですが、政権内で日本がよくなったところと、悪くなったところとがあります。
例えば、観光業に関しては、訪日外国人数は毎年更新されています。東京や大阪のような大都市に限らず、金沢のような地方都市においても外国人の観光客を見かけるようになりました。
一方、労働環境や女性活躍社会に関しては、まだまだ改善すべきことが山積みだというのが現状なのではないでしょうか。
安倍政権に限った話ではないですが、5年6年とやっていれば、よくなった面、悪くなった面の両方があるものです(半年もないような短期政権は別として)
その両方をとらえて、「ここは良い」「ここは悪い」と、自分の主観を切り離して考える。それこそが、頭を良くする思考法の一つではないかとおもいます。
IQを高める思考法その2
続いて、その1とも共通するところはありますが、多面的に考えること。
これは、IQを高める考え方の一つだろうと考えています。
たとえば、大手予備校は、東大などの難関大学合格者数を毎年自慢していますし、中には「東大現役生の2.6人に1人はわが予備校生です」のような広告を打ち出しているところもあります。
しかし、こうした情報のみをもとに予備校を決めるのは、危険でしょう。
というのも、こういった数字にはからくりがあるのです。
例えば、純粋に学生数が増えれば、同じような授業をしていても合格者数は増えるでしょう。
あるいは、成績優秀者を無料で招待すれば、合格者数も増えるでしょう。
そういう実績を鵜呑みにするのではなく、「合格者数ではなくて合格率はどうなっているの?」「無料ご招待ってCMでいっていましたけれど、あそこで招待された人もこの合格実績に入っているのか?」というように、いろんな可能性を考えること。
こういう考え方は、その1「二元的に考えるのをやめること」と同じように、頭に負荷がかかります。
しかし、多面的にいろいろなことを考えられる脳にならなけば、都合の良いように編纂された情報を素直に受け取ってしまいかねません。
IQを上げるにあたっては、日常的に脳に適度な負荷をかけること、これが必要なのではないかと思います。
IQを高める行動
IQを高める行動その1
では、IQを高める、脳のスキルを最大限に活かす方法を、行動の面から考えていきましょう。
自分の脳の力をmaxにするために必要なことの一つは、自分なりのマニュアルを作っておくことではないかと思います。
といいますのも、選択することは、私たちが思う以上に脳を使います。
頭を使うこと自体はとてもいいことですし、長期的に見れば頭を良くする方法の一つではありますが、短期的に見ると、選択すると頭が大いに疲れてしまうということを意味します。
「今日は何を着ようかな~」とか「今日は何を食べようかな」と悩めば悩むほど、その分仕事で良い判断ができなくなります。
すなわち、仕事で判断力を使いたいのであれば、仕事と関係ない部分ではなるべく悩まないようにするのがポイントです。
そこで役立つのが「マニュアル」です。
マニュアルを作っておく。例えば「金曜日はカレーを頼む」とか「晴れの日はこの服を着ていく」とかあらかじめ決めておくと、悩む場面が少なくなり、その結果、重要な決断力が試される場面において自らの頭脳を存分に発揮できるようになります。
スティーブ・ジョブズやザッカーバーグは毎日同じシャツしか着ていませんが、彼らも「自分だけのマニュアル」を作ることで、重要なことに集中的に才能を使うことができたのでしょう。
(下のタンブラーを参考にしています)
IQを高める行動その2
続いて、IQを高める行動その2です。
それは、瞑想です。
瞑想というと宗教的なところを感じますが、そこまで真面目に考える必要はありません。
ただ、目を閉じて、呼吸に集中する。それだけで十分瞑想になります。信仰心とかはいりません。
少し気を付けるべきことがあるとすれば、吸う時間よりも吐く時間を長くした方がいいという点。吐く時間が長いと血圧が下がり、よりリラックスできます。
そんな瞑想。欧米では起業家や幹部も実践しているようですが、なんとIQ上昇の効果があったことが発見されています。
実際やってみると、頭の中のごみが除かれたような感覚になり、大変気持ち良いです。
複雑なことは一切なく、無料ですので、みなさんもぜひ一度やってみてはいかがでしょうか
IQを高めるアプリ・ゲーム
ここまで読んでくださった方に、IQが上がる(と予想される)ゲームを2つご紹介します。
まず一つはBrain Workshop
これはDual N-Back というタイプのゲームなのですが、脳の機能(ワーキングメモリー)を高めるはたらきがあるという研究結果が出ています。
私自身使っていますが、一部脳機能が改善しているように感じています。
とりわけ、私は雑音の中で本を読むことが苦手だったのですが、このBrain Workshopを続けてからは大分改善しました。以前は電車内ではイヤホンで音楽を流しながらでないと本を読んでも内容が理解できなかったのですが、いまではイヤホンなしでも十分文章を理解できるようになりました。
続いて紹介するのが、Cambridge Brain Scienceです。
これに関しての研究成果は確認していないのですが、「9つの図形のうち仲間外れを選べ」とか、文章とイラストが合致しているかどうかを問う問題などを通じ、推論力・記憶力・言語的な能力の3点をバランスよく鍛えられるのがこのゲームです。
このゲームは、直球に「頭を鍛える」という感じですね。
一般的な脳トレより優れているところは、なんといっても種類が多いところ。
ただ量が多いのではなく、空間認識能力から記憶力にいたるまで、脳をまんべんなく鍛えられるようにできているのが、このCambridge Brain Scienceです。
noteは以上となります。
これを読んでくださった皆様のIQが上がることを心より願っています。
なお、以下記事では、内容の一部が参考文献付きで読めるので、よければこちらもご覧ください。
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