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長野県千曲市の『おうちdeワーケーション』に参加してきました!

先日、長野県千曲市の『オンラインワーケーション』なる、ちょっと変わったイベントに参加してきました!

おうち_ちくま

って、オンラインワーケーションって聞いて皆さんピンときます?w

ワーケーションって「リゾート地で働く」みたいなイメージだったので、それをリモートで自宅から、ってなるとそもそもワーケーションになるのか・・!?と私も思っていましたw

でもね、これがすごく楽しくて、仕事も捗って、ちょっとびっくりしたので久々にnoteを書くことにしました。

自宅に信州グルメセットが届いた!

参加申し込みをしてワクワク待っていたら、開催日の2日前に自宅に豪華セットが届きました!

ワクワクしながら箱を開けると・・!

▼届いたセット内容
・おしぼりうどんセット(辛味大根・生うどん・お味噌)
・たまげたあんず(あんずのコンポート)
・あんずサイダー
・お酒(姨捨正宗 純米辛口)
・しょうゆ豆
・リメンバー湯(戸倉上山田温泉がペットボトルに入ってました!)

え〜〜〜!豪華!なんか急に楽しみになってきた!!!笑
正直、これ送料込みで5000円って安すぎると思いました!

参加者の方とも「旅行に行ってお土産で買ってくる体験とは違って、家族と本当の意味で体験を共有できるよね」って話をあとでしました!

〜〜〜

そして当日、teamsをつないでオリエンテーション、みんなで自己紹介。

最初は少しドキドキしましたが、お昼には次のイベントがありまして緊張なんてほぐれまくりましたw

リモートで繋いでみんなで作るおしぼりうどん!

みなさんまず「おしぼりうどん」ってご存知ですか?

こちら長野の郷土料理で、すりおろし大根をぎゅーっと絞って出た汁でいただくおうどんなのです。

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(↑参加者の方の美しい盛り付け。お店みたい!)

こちらをリモートでみんなで繋いで、せーので大根スリスリスリスリして作りましたwww
食材の解説を聞きながら、おしゃべりしながら。

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(↑大根ナメてた、元気だった頃の私たち)

「腕いたい!!!」
「1本しかやってないんですけどいいですかね」
「それはズルです!!!」など言いながらw

参加者3人ほど、1人で食べるのに生うどん300gぜんぶゆでました。

はい、私もやりました。笑

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まずはすりおろしたての大根のお汁を飲んでみると・・

「カラああああ!!!!」www

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参加者の方「なんか赤ちゃんみたいな顔してる」って言われました笑

でもこれがなぜか、千曲のお味噌を入れると辛みがいい感じに中和されて、飲めるくらいになるのです!

ふしぎ。(この感想言ったらちょっと今の動画撮らせてくださーいと言われ2度言わされましたw)

参加者のみなさんは、ご家族と一緒にお召し上がりになっていたり、
現地のみなさんは、風をあびながら外で食べていたり。

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「ねぎやかつおぶしを入れるとおいしいよ!」なんて情報交換をしながら食べるのも楽しい時間でした!

私、料理が苦手なんですけど、大根をすって、うどんをゆでるだけだったのでさすがに余裕でした♪

これくらいの難易度なら、みんなで同時に作って食べられるし、家にいながら郷土料理を食べられるというのはすごく楽しい体験でした!

あとうどん300gはひとりで余裕で食べ切りました(すごくない?)

千曲の4箇所のワークスペースをライブ中継で体験!

お昼ごはんを食べたあとは、自由にワーク時間。

なのですが、ただ通話つないで仕事するだけじゃありません!

千曲の4箇所のワークスペースごとに会議室(=teams)があり、そこに自由に出入りしていいよという仕組みでした。

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クラウドカッコウランドでは、2階のワークスペースのライブ中継があったり、1階カフェスペースで実際にジンジャエールをたのんでカウンターのスタッフさんとお話している気分になれたり・・

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姨捨ゲストハウスなからやでは、小鳥の鳴き声と善光寺平の絶景を見ながら、とくに何を話すでもなくみんなで無言で仕事したり・・w

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善光寺大本願別院もすごかったなあ。だってお寺なんですよ。お寺で仕事していいらしいです。ここでブレストとかするのはかどるんですって。だって本当に「降って」きそうですもんね、アイデアの神様。

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このワークの時間で意外だったのは、案外はかどる!ということでした。

なんだろう、会議時間に内職してる時、意外と仕事進むな〜という感覚に近いのかな?(あ、やってないです!私はやってない!w)

ウェブ会議をつないだまま仕事って進まないんじゃないかな?と思っていたのですが、仕事そもそも出入り自由だったり、会議室に入ってもマイクやカメラは好きにオンオフ切り替えてOKというユルさがあったからこそ、自分のペースでうまく場を使えたのだと思います。

そして、リモートワーク特有の「誰とも繋がっていない寂しさ」みたいなものもなく、変に作業に対して焦らず、楽しく取り組めたような気がします。
私の会社は基本フルリモートワークなので、今回の体験を参考に、リモートワークの孤独感を解消する取り組みもやってみたいなあ。

オフライン参加の地元のみなさんともおしゃべり!

夜はリアル参加のみなさんは飲み会会場に移動して、我々も送られてきた信州グルメを堪能しながらリモート飲み会でした!

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今まで私は、こういうイベントってオンライン参加、オフライン参加を混ぜるとオンライン側が孤立してしまうだろうと、企画する側に立つ際などはできるだけ避けていました。

でも、思い込みだったかも?と千曲のみなさんに思わされました!

オフライン参加のみなさんの自己紹介を聞いていたのですが、本当に素敵で、千曲のことが大好きなんだろうなって方ばかりで・・

早く、千曲に行ってみなさんに直接会いたいなあって思いました。

今回のオンラインワーケーションのメッセージには「つぎは千曲で会おう!」が込められていましたが、本当に行きたくなったし、行ってもないのにちょっと移住したくなりました(早い)

オンラインワーケーションは「できる」し「たのしい」!

今回おうちdeワーケーションに参加しての感想は本当にこれに尽きます!

そういえば・・自由ワークの時間にラジオ感覚で聴いていたら聞こえた会話が印象的でした。

”千曲市のワーケーションはかなり活発なので先進事例のように言われていて、国の人たちに声をかけられたりする。「なにを目指してるんですか?移住者を増やしたいとか、企業誘致したいとかですか?」って言われて。でもそう聞かれると、なんだかうまく答えられないんですよね。1回1回の企画をどう面白くするのかはすごく考えるけど、そこから先どうしたい、とかって本当にないんです。"

ああ、こういう方々がやっているワーケーションだから、面白い人が集まるんだ。と思いました。

ワーケーションってもっと「海がきれい」だとか「山の空気がおいしい」だとか、環境に人が集まってくるイメージを持っていました。
でもそうじゃなくて、千曲のように「地元の人たち」に魅力を感じて集まってくるというのが、本質なのかもしれません。

インターネットを介しても伝わってくる千曲のみなさんの街への想いに感動した、1日のオンラインワーケーションでした。

次は絶対、千曲にリアルで行くぞー!

ライブ行って命を繋いでいるタイプの音楽好きなので、サポートしてくださったあなたのお金でライブに行かせていただきます!!!命!!!