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なぜSocial Coachのコーチ仲間集め最後にするのか


「偉大なジャズメンのやったことは、自分であり続けたことだ」

ロバート・グラスパー

社会起業家とコーチのマッチングを通して、よいコーチングを届ける。もっというと、相棒がいる安心や希望を編み上げていくのがSocial Coachの役割だと思います。ついこの間には累積マッチング数が90を超え、100へ近づくなか思います。一方で、コーチ仲間集めを区切ろうとしています。最後というか、一区切りです。どうしてでしょうか

問いに直接答える前に、寄り道をします。僕は、ジャズが好きです。ジムホールに憧れて、フルアコのギターを買ってきては自分のあまりの下手さに絶句するくらい好きです。ジャズはアツくて、美して、ドキドキします

ブルーノート・レコードというレーベルがありますね。レコードに音楽を記録して販売しています。1939年にNYで設立されました。創業者の2人は、ナチス統治下のドイツからの移民ですね。カッコよくないですか?母国に自由がなく逃れてきた2人の男が、自由の街NYで、これまた自由な音楽ジャズをレコーディングしようと思い実行するなんて

しかも一緒にやるジャズメンたちはアフリカ系アメリカ人が多い。これも当時、差別まみれでしたでしょうから、迫害されたアウトサイダー達が必死に自分を生き、音楽で表現し、それが沢山聴かれ、なんなら今も聴かれてるんですから

もちろんそんなバックグラウンドは知らずに聞いてましたよ。ブルーノート・レコードの名盤は「ジャズ入門に最適」って言う人も結構いますから。とにかくブルーノート・レコードという存在はアツくて、美しくて、ドキドキします。ジャズそのもののように!


「彼らはわかっていた。ミュージシャンにチャンスを与えた。そしてミュージシャンは彼らにね。信頼していたんだ」

テラス・マーティン

少しだけ寄り道から大通りの方角へ歩いてみます。
ジャズとコーチングは結構似ています。他の近しい伝統的なものの辺境で生まれました。クラッシックや心理臨床とかの辺境。でも、伝統的なものから学んでいます。どちらも緻密な理論に基づきつつ、「即興」が肝です。色んなジャズジャンルがありますし、色んなコーチング流派があります

何より、ジャズとコーチングのどちらも、「自由」を回復し謳歌する運動とも言えます

そんなこんなでSocial Coachingで、というか運営会社であるhalでやりたいことは、「コーチング版のブルーノート・レコード」だといつからか捉えています。プロコーチでもなんでもない僕にできることは、「好きなコーチングを思いっきりやってくれ」という機会をつくることだけです。ブルーノート・レコードの創業者がそうだったように、僕は単にコーチングに撃ち抜かれただけですから

こんなエッセンスめいた考えを進めると、「Social Coachingの次の一歩」が立ち上がってきます。それは、とにかく届けることです。とにかくレコーディングしていた時期があるでしょう。納得いく演奏が録音できるまで、いくらでも弾くのです。満足いくまで演奏できる機会を見い出すのです。Social Coachingは届けるタイミングです

仲間を集めて、僕たちの考えを伝えていくいわば研修もそれなりに工数がかかります。今までは工数以上に出会いを模索していたわけですが、少し勝手が変わってきました

それらの工数を、とにかく届けることに投下するのです。それは単に起業家を集客するということではありません。集め、出会い、対話し、マッチングし、話を聴き、問いを投げ、振り返り、磨く、還元し、また出会うんです。

まあなんせ、いつまでもミュージシャンを集めるわけにも行きませんから、天気や景気があるように、力学が変わってきているのです。それだけのことを言うために、1500文字も使ってしまいました


最後まで読んでいただいた方へ

Social Coachという船の区切りの仲間集めです。乗船したい方、気になる方はお気軽にお問い合わせください!まずはお話ししましょうー

https://social-coach.jp/

https://forms.gle/CgnP4rwqeBQTuNph8

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