中3 数学 乗法公式
数学が好きな人、得意な人は、面倒なことが嫌いで、なるべく楽したいんですよ。
答えを求めるのに、公式が使えるなら覚えちゃって使う方が楽だし、簡単になるなら工夫して計算したいんです。
個人的にはなるべく筆算使いたくないです。
これは僕の個人的な感性なんですが、筆算って気持ち悪いんです。
たかが途中計算のくせに目立つところがいけ好かない。
そんな時に使うのが変形と分解。
より数学っぽい言葉を使うと乗法公式や因数分解。
例えば、105²の計算を筆算使うなんて吐き気がします。
(100+5)²に変形して
=100²+2×100×5+5²
=10000+1000+25
=11025
この計算なら慣れれば10秒かかりません。
この様に乗法公式を使うと計算が楽になります。
他の例を見てみましょう。
53×54
=(50+3)(50+4)
=50²+7×50+3×4
=2500+350+12
=2862
41×39
=(40+1)(40-1)
=40²-1²
=1600-1
=1599
55²ー45²
=(55+45)(55ー45)
=100×10
=1000
乗法公式と因数分解をマスターすると、ぐっと計算力が上がります。
せっかくなので、もう少し使用頻度の高いテクニックをご紹介しましょう。
☆偶数×5
偶数×5の場合は、偶数を分解します。
198×5
=99×2×5
=99×10
=990
☆偶数×5の倍数
×5と同様に、偶数を分解します。
14×15
=7×2×15
=7×30
=210
☆4の倍数×25
4の倍数から4を抽出して25と掛けて100を作る。
88×25
=22×4×25
=22×100
=2200
☆半端な数の足し算引き算
これは乗法公式も因数分解も関係ありませんが、よく使うので是非。
189+398
=(200-11)+(400-2)
=600-13
=587
高校生になっても乗法公式と因数分解は使うので、絶対にマスターしてください。
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