山田友美

静岡県(旧富士川町)出身。名古屋在住。東京へ向かう新幹線で川の向こうに富士山が見えるあ…

山田友美

静岡県(旧富士川町)出身。名古屋在住。東京へ向かう新幹線で川の向こうに富士山が見えるあの川が富士川。毎日富士山を見て育つ。1年で100冊読もうと決めたのは三谷宏治さんの『戦略読書』を読んだから。いつか本を読める大人になりたなー。だって本読んでる大人ってカッコイイんだもん。

最近の記事

『リフレクション』を読んだけど役に立たなかったので、リフレクションしてみた。

周りに読んでいる人が結構いて、興味はあったけど買うまでに至らなくて、アマプラで無料で読めるみたいだったので読んでみた。普段あんまりないのだけど、途中から書いてあることを疑いの目で見るようになってしまい、「ホンマかいなー」とつっこみながら読み進めてしまった。 なぜ疑いの目で読み進めてしまったのか?その違和感を知りたくてリフレクションで思考の柔軟性を高めてみた。 リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術 ステップ1:驚きや違和感の背景

    • あなたが「モラハラ」だと思う言葉や行動を10個書いてみてください。

      先日参加したセミナーでこんな問いかけがあった。 「あなたが「モラハラ」だと思う言葉や行動を10個書いてみてください」 10個書いてみてくださいと言われて、わたしは6個ぐらいしか書けなかったのだけど、ほかの参加者が書いた内容を聞くと、ああ、あれもモラハラか、これもか、と気づくものがいくつもあった。 「モラル・ハラスメント」のすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイドこの本の中では、とくに夫によるモラハラ(モラ夫)について書かれている。モラ夫がおこなう典型的な行為のチェックリ

      • 毒親シリーズ

        去年の今頃も毒親の本を読んでたなぁ。 ・子どもを攻撃せずにはいられない親/片田珠美 ・気づけない毒親/髙橋リエ ・不幸にする親/ダン・ニューハース と読んできて、ようやく ・毒になる親/スーザン・フォワード にたどり着き「毒親」という言葉を世に出したスーザン・フォワードさんに出会えた。 4冊も読めば、なんとなく概要はつかめてきて、わたしが知りたかったことは解決したのだけど、人って忘れる生き物なのよね。 一年もすれば、また、忘れて毒親の言動が理解できず「なんで?」っ

        • あいまいさを受け入れるチカラ。『ネガティブ・ケイパビリティ』を読んで思うこと。

          ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 https://www.amazon.co.jp/dp/B0772WGXFS/ 読み終わった後に、なんとも言えぬ余韻が残る。 作家であり精神科医である箒木蓬生さんが2017年に書いた本。医学的な話から、シェイクスピア、紫式部、戦争、共感の話が出てくるのだけど、作家さんだからなのか、文章が物語のようになめらかに表現されていて、読み終わった後に、なんとも言えぬ余韻が残る。その余韻こそが、ネガティブ・ケイパビリティなのかも

        『リフレクション』を読んだけど役に立たなかったので、リフレクションしてみた。

          相手に伝わらずにこじらせる場面。相手の思いが伝わらずにモヤる場面。

          タイトルに惹かれて衝動買い。期待していたことが書いてあったわけではないのだけど、思わぬ発見もあり一気読み。 なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか? 相手に伝わらずにこじらせる場面。相手の思いが伝わらずにモヤる場面。 自分が思っていることが相手に伝わらずに、こじらせる場面は日常のさまざまなところにある。 商品PRをしたい イベントの告知をしたい パワポでプレゼンしたい 研修でレクチャーしたい 相談者の気持ちを言葉にして伝えたい 意見や考え

          相手に伝わらずにこじらせる場面。相手の思いが伝わらずにモヤる場面。

          今年はじめてのお買いものは、本6冊

          今年はじめてのお買いもの 今年はじめてのお買いものは、本6冊。毎年100冊読むぞと決めて、はや4年。昨年は95冊で幕を閉じました。(おしい!くやしい!!無念!!!) で、正月からはりきったわけです。ご近所のブックオフをうろうろして、さっそく6冊購入してきました。今年はじめてのこと買いものです。新春特売だったらしく2割引で!元々お値打ちなわりにさらにお値打ちでおうちへ連れて帰ってきました。 センス入門 『センス入門』は、暮しの手帖の元編集長の松浦弥太郎さんが、47歳の時

          今年はじめてのお買いものは、本6冊

          『LIFE SHIFT 2』のインと近くて、探索と調査の段階で、移行に向けて実験を始めるところ。

          あいも変わらず「年間100冊読む」を目標に、今年は4年目を迎えています。 2018年 23冊 2019年 37冊 2020年 80冊 2021年 88冊(2021年10月末時点) 10月末時点で、88冊まで達し、のこり2ヶ月で12冊なら読める!と踏んだのですが、なんとーー、11月は1冊しか読めてないではないか!!(やばいよ。やばいよ) 今年こそは、100冊に到達する予定だったのにぃ。 なぜ、ここへきて失速するのだーーー。 ここから年末に向けて爆速で追いつきます。

          『LIFE SHIFT 2』のインと近くて、探索と調査の段階で、移行に向けて実験を始めるところ。

          名古屋市が令和3年7月に「ひとり親家庭等サポートブック」を発行しました。

          暗い話題が多い名古屋市民です。が、きょうは明るい話題を。 ひとり親家庭等サポートブック(令和3年7月版) 名古屋市が令和3年7月に「ひとり親家庭等サポートブック」を発行しました。A5サイズ36ページのカラー版で、必要なことがコンパクトにまとまっています。当事者はもちろん、友人や知人から離婚の相談をうけたときどうしたらいいのだろうと悩むだけでなく、この冊子の存在を知っていたらどこに相談に行けばいいかがわかります。支援者の方にもぜひ手にとってもらいたい一冊です。 わたしは図書

          名古屋市が令和3年7月に「ひとり親家庭等サポートブック」を発行しました。

          母はサイコーの聞き手。

          母がどう思っているかはわからないけど、わたしにとって母は間違いないくサイコーの聞き手なのだ。母は資格を持っているわけでもなく専門職についているわけでもなく、どこにでもいるフツーの母ちゃんです。 内(ウチ)ではずっとしゃべってる 昔から、わたしは外(ソト)ではあまり話さないけど内(ウチ)ではずっとしゃべってる子でした。ウチの人たちは、父以外(母、妹、わたし)は全員、一方的にしゃべって、他の人がしゃべっているのに、ぜんぜん違う話を同時にしゃべる。相手が聞いていようがいまいが、そ

          母はサイコーの聞き手。

          アンケートをとる前にやっておきたい4つのこと。

          そのアンケート本当に必要? 起業家やNPOの方が、これから事業を組み立てていくときにニーズ調査や市場調査などを通じて、これからつくろうと思っている商品やサービスが市場のニーズとマッチしているのかを見立て、検証するために、アンケートをとることってあると思う。 でも、ちょっと待って、そのアンケート本当に必要?その聞き方であってる??と思うアンケートに遭遇することがある。アンケートには協力したいのだけど、回答しにくい。協力を募りにくい。もったいないなぁと思うことがあるのだ。 ア

          アンケートをとる前にやっておきたい4つのこと。

          知識はつながりを生むのだ。

          今朝の新聞、久しぶりにちゃんと読んだ。 朝から泣いちゃうんだろうな新聞はいつも裏面(テレビ欄)から読んでいる。1枚めくってコロナの感染者数をチェックして、社会面にざっと目を通して、スポーツはほとんど興味がないのですっ飛ばして、総合欄と「ひと」の欄をババーッと読んで、最後に一面記事を読むのが、だいたいのルーチン。 今朝もそんな感じでめくっていたのだけど、1枚めくって「池田小」の文字を見つけたけど「ふーん20年か」だけでスルーし、一面までたどりついたところで、ダイジェストにも

          知識はつながりを生むのだ。

          家族と国家は共謀する

          うすーい感想でスミマセン。 読んだ感想を言葉にすることができずにいます。いや、言葉にすることが怖いのだと思う。その海が深いことに気づいていて、でも、沖に行く勇気がなくて、浅瀬でバシャバシャしてるだけ。どうやって書いてもうすーい感想になってしまう。 でも、逃げててもいつまで経っても泳げるようにはならないから、ジタバタと言葉にしてみる。 信田さよ子さんの『家族と国家は共謀する』を読んだ。ソーシャルプランナー®のオンラインサロンで、かわのゆみこさんが読書解説会を開いてくださると

          家族と国家は共謀する

          通算153冊だー。3年もかかったけど、がんばったねワタシ。えらいぞ!

          年間100冊の本を読もうと決めてから年間100冊の本を読もうと決めてから、  2018年 23冊  2019年 37冊  2020年 80冊  2021年 13冊(3月10日時点) と、少しずつではあるが年々スコアを伸ばしている。通算153冊だー。3年もかかったけどようやく100冊を越えたよー。コツコツがんばったねワタシ。えらいぞ! しっくりくる本としっくりこない本最近本を読みながら、しっくりくる本とそうじゃない本があることに気づいてきた。ワタシにとってしっくりくる本は、本

          通算153冊だー。3年もかかったけど、がんばったねワタシ。えらいぞ!

          不幸にする親-人生を奪われる子ども-

          2008年に書かれた本。著者はアメリカの臨床心理学博士ダン・ニューハース。 じぶんの現在地を知る上でも読んでほしいこりゃみんな読んだほうがいいぞと思ってしまうほど興味深い本。親になったら読む。親になる前に読む。親がしんどいと感じたら読んだらいいのにーと思う。けど、いまが、「これって、不幸にする親!?」ってうっすら気づいたけど、気づかないままそっとフタをしておきたい状況の人は読みたくないだろうなぁ。そんなときほど、読んでみて、じぶんの現在地を知るのは大切だと思うけど。 距離

          不幸にする親-人生を奪われる子ども-

          子どもを攻撃せずにはいられない親

          このところ毒づいていますが、子どもを攻撃する親というのがいるんだということを知り、その攻撃で困っている人がいることを知り、そこにはどんな苦しみや悲しみ、怒り、やるせなさ…があるのか知りたくて。知ったからって何ができるわけではないけれど、そういう状況があるときに、どう対応したらいいのか、なにかしらの手立てがないか、ヒントをもらいたくて読んでます。 どの本読んでも、どこに相談に行っても、この手の話のアドバイスは「距離をとりましょう」なのだけど、それが簡単にできるのならば、こんな

          子どもを攻撃せずにはいられない親

          わかりあえないことから

          「他者と働く」の冒頭で紹介されていた本。「わかりあえないのはわかってるけど、わかりたいんだから」という思いで相手のナラティヴを見に行って、あらゆる方向から橋を架けては落ち架けては落ちを繰り返してみたけど、どこにも橋を架けることができなかった。 くやしいけどわたしは橋を架けるのをあきらめたのだ。ナラティヴのだいぶだいぶ深いところまで行かないとわからないし、その奥底のナラティヴはその相手自身もふれたくない部分だったのかもしれない。 あらためて「わかりあえないことから」を読んで

          わかりあえないことから