見出し画像

「ありがとう」と言われてうれしいのは習得性好子だから

今日の『行動分析学マネジメント』読書会の読書範囲は第10章と第11章。「プロンプト」と「表彰制度」。

プロンプトと言えばコマンドプロンプト

行動そのものができないわけではなく、適切なタイミングでできないときにプロンプトを使う。プロンプトとは行動に先行して与える刺激。

プロンプトと聞いてピンとくるのは「コマンドプロンプト」。MS-DOSとかWindowsとかコマンドプロンプト開いてなんかコマンド打ってたなぁ。。と。dirとかcopyとか。。ほぼ忘れたけど(笑)

書いてあるのはサラッと一行なんだけど

行動分析でいうプロンプトは「正しい行動がされるように直前に促すこと」。ついつい主語が抜ける話し方をする人へ「5W1Hを使ってな話してね」と言葉でいう、五本指を見せて相手に気づいてもらう、テニスのスイングをコーチがラケットに手を添えて教える、など。

書いてあるのはサラッと一行なんだけど、これを実際に適所で行なうのは容易ではなく、やはり、コツコツとした積み重ねや、トライアル&エラーなんだなぁと思う。

面白かった発見は「生得性好子」と「習得性好子」 

前者は生まれながらにして好子である刺激やできごと。たとえば水や食料。暑いときの冷房や寒いときの暖房。赤ちゃんにとっては母乳やミルク。後者は経験によって好子となったもの。笑顔や注目、褒め言葉。お金。ただし、赤ちゃんにとってお金が好子でないように、これらは人によって違う。
 

「ありがとう」と言われるとうれしい

わたしが「ありがとう」と言われてうれしく感じるのは、ありがとうと言われた後に(行動の直後に)、笑顔をがあったり、向かい合って話を聞いてもらえたり、がんばりを認めてもらえたり、労ってもらったり、そういう経験があったからうれしいと感じられるのだ。

※写真は頂き物の畑で育てた取れたてスナップエンドウ。包み紙を開いたら「いつもありがとうございます」の文字。


今日の『行動分析学マネジメント』読書会は、ソーシャルプランナー育成支援講座の修了生たちが学び合う場として開催されています。

今年度のソーシャルプランナー育成支援講座の詳細はこちら。
https://ameblo.jp/berinyan/entry-12434434315.html
まだお申し込み受け付けているそうですー♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?