今では山形市でも食べられる店は多くありますが、「冷たい肉そば」の発祥は山形県河北町の谷地という地域なんです。「B-1グランプリ」で一躍有名になりました。
「冷たい肉そばって美味しいの？」「そもそも河北町ってどこ？」と思う方も多いと思います。

そこで、今回は「河北町の冷たい肉そば」について、河北町で冷たい肉そばを提供する「谷地の肉そば会」の13店舗について紹介していきます。
また、肉そば以外の人気メニューにもぜひ注目してみてください！

それではどうぞ！

🍜冷たい肉そばって？

コシの強い田舎そばに鶏肉からだしをとった甘じょっぱいたれをかけ、親鳥のチャーシューと小口に刻んだネギを載せるのが「河北町式」です。もともと、居酒屋のしめとしてお客さんの思いつきから生み出されたそうです。
現在は町内の13店舗のそば屋さんで結成する「谷地の肉そば会」がその伝統を守り続けています。

ここからはいよいよ河北町で冷たい肉そばを提供する13店舗を紹介していきます！

１. お食事処葵

🔳"今"食べてもらいたい "葵" の味

店主が21歳の時に開業した創業41年目のお店です。
はじめは、おもちのみを出していましたが、今では「ラーメン」「もち」「肉そば」を３大名物としています。あの「秘密のケンミンショー」で２回も取り上げられ、小さい子どもからお年寄りまで幅広い層のファンをもつお店です。

🔳冷たい肉そば

こだわりのスープは、厳選した醤油を使用しており、肉に対しての水分の割合を少なくすることで、肉の濃いスープに仕上げています。ほどよく甘じょっぱいスープがそばと絡み合い、最後まで飲み干してしまえるくらい飽きのこない味です。

🔳人気メニュー

１番の人気メニューは、ラーメンと納豆餅５個が付いた「ラーメンセット(850円)」です。ラーメンのスープのだしは、高価ですが生臭さがない焼き干しを使用しています。透き通るスープは、また食べたくなるような味と好評です。また、とろけるほどやわらかい手作りチャーシューも一押しです。シンプルであっさりしていますが、旨みが詰め込まれた奥の深いラーメンです。

そして、３大名物最後の一品の「もち」は、家でつくものとは全くの別物です。希少な新潟のもち米を育てています。長めに蒸かし長めに突くことで、きめ細やかななめらかなもちとなるのです。味は、納豆、ぬた、くるみ、あんこ、ごま、からみもちがあり、全て一から手作りしており、あまりの美味しさに食べすぎてしまう人も多いとのことでした。店内に飾られた「もち大食い番付表」を見ると、121個という驚異の記録が残されています。

また、どの麺類のメニューを注文しても「もち」を１個のせてもらえるという嬉しいサービスがあります。今後、品数が減る可能性もあるため、より多くの人に「今」一度は食べに来てほしいという想いでいっぱいです。

🔳店舗情報

２. そば処あお木

河北町の西側にある「そば処あお木」は、昼時になると駐車場は車でいっぱいです。鶏肉のうまみが凝縮したスープとそばが絡み合い、とても美味しい冷たい肉そばです。全麺類メニューにプラス200円の「ミニげそ天丼セット」はボリューム満点でとてもお得なセットメニューです。

🔳店舗情報

３. 吾妻屋

創業明治25年の歴史ある落ち着いた雰囲気のお店です。そば料理を振る舞う宴会会場としても有名で、以前は俳優の中村雅俊さんや県知事や県会議員が訪れていました。そばは細く、鶏の旨みが詰まった濃いスープで上品な美味しさです。

🔳店舗情報

４. いろは本店

🔳くせになるなる味、いろは

1920年創業で、現在の店主は２代目です。「いろは」という店名は、仙台の五郎八(いろは)姫に由来しています。河北町内に、「いろは分店」「いろは支店」があり、河北町内では知らない人がいないというほど有名なお店です。

🔳冷たい肉そば

「冷たい肉そば」は、通常８割以上、冬場でも７割以上の注文が入るほどの看板メニューです。冬場でも人気な理由は、たれの温度が関係しています。夏場は冷たく、冬場は冷たすぎずというように春夏秋冬に合わせた温度で、毎日開店前に確認してから提供しています。

また、たれの油の入り具合も重要視しています。肉から出る油を多めにすることでコクが大きく変わってきます。鶏肉のだしがしっかりしていて、そばは比較的やわらかめです。旨みのある油がそばに絡み、コリコリとした肉と一緒に食べるのが最高に美味しい一品です。

🔳人気メニュー

冷たい肉そばに次いで根強いファンを持つのが「冷たい肉中華(750円)」です。肉そばのたれに中華麺をいれた肉中華は、肉そばとはまた違った風味でハマる人が多いそうです。また、揚げたての野菜天ぷらも人気の一品です。

休日に限らず、平日でも仕事などで県外のお客さんが多く見られます。学生の団体が訪れてれることもあるそうです。山形の学生に向けて、「ぜひ、たべにきてけろ」とのことでした。

🔳店舗情報

５. いろは支店

🔳馴染みの味、いろは

昭和42年創業で、現在の店主は２代目です。同じく河北町内にある「いろは本店」は、現在の店主の父親の実家です。
今年、東北芸術工科大学が作成した河北町のポスターに掲載されている肉そばは、いろは支店の肉そばなんです。子どもから高齢者まで客層が幅広く、本店同様に有名なお店です。

🔳冷たい肉そば

「冷たい肉そば」は、全体の約8割の注文が入るほどの人気の一品です。
いろは支店の肉そばのこだわりは、鶏肉です。上に乗せる親鳥の固く、歯ごたえのある触感が苦手な高齢者のために、しっかりとだしをとった後に、鶏肉の固い皮を取り除いて提供しています。これからもずっと高齢者の方にも楽しんでいただけるような工夫をしています。

🔳人気メニュー

お客さんからの強い要望により最近始めたお得なセットメニューが人気です。肉そばとミニソースカツ丼の河北町名物の二品を1度に味わうことができるんです。通常1,200円のところ、平日の11時から14時の時間帯の間は1,000円と、とてもお得です。

また、肉そばに次ぐ人気を誇る「ラーメン」は、特に寒い冬には恋しくなる一品です。1度食べたら思い出してしまうような癖になる味です。

今の時期は、より多くのお客さんに来店してもらえるよう感染対策を万全にしています。今後は、食後のデザートとして河北町のお菓子屋さんとのコラボ企画も考えているということで、お客さんに河北町の良さを満喫してもらいたいという気持ちが伝わってきました。

🔳店舗情報

６. いろは分店

河北町内に３店舗ある「いろは」で一番新しいお店です。
そばは柔らかく、鶏肉は噛めば噛むほど濃く、スープはほんのり甘さを感じます。鶏の脂の旨みが引き立つ優しい味の冷たい肉そばです。

🔳店舗情報

７. 定助そばや

🔳こだわりの空間で味わう、こだわりのそば

創業100年目で、現在の店主は３代目です。
店主の奥さんが設計したお店の内装は、福井県の永平寺の大広間をイメージし広々としています。福井県出身の店主の実家から運んできた檜を使用しているとのことでした。こだわり抜かれた落ち着きのある空間で、自慢のそばを味わうことができる素敵なお店です。

🔳冷たい肉そば

定助そばやのそば粉は、そばの名産地である北海道黒金井町のそば粉を使用しています。香りがよく、食べやすい二八そばを提供しています。また、1番のこだわりは、麺を打つ時の「水」です。すっと入るような浸透の良さが特徴で、少し離れた村山市まで水を汲みに行くとのことです。

スープはしっかりとした味で、そばは少し固めで歯ごたえがある。噛めば噛むほどそばの味を楽しむことができます。

🔳人気メニュー

冷たい肉そばに負けじと人気なのが、店主の息子である４代目がこだわるラーメンです。平日は「にぼしラーメン(850〜950円)」、土日限定の「鯛だしラーメン(1,050円)」を提供しています。期間限定のラーメンも出しており、今年の秋から冬にかけては、「ゆず塩ラーメン(900円)」が提供されており、果実100％をスープに入れているため、ゆず好きにはたまらない一杯です。添加物不使用など手間暇かけてつくるラーメンには今後も注目です。

店主の杉浦さんは、今でこそ山形県内に広まった冷たい肉そばの発祥の地である河北町の食文化を守るため、現在13店舗が加盟する「谷地の肉そば会」を通して協力していきたいとのことでした。

🔳店舗情報

８. 白鳥十郎そば本舗

🔳感謝の気持ちを "おもてなし" で

「白鳥十郎そば本舗」の「白鳥十郎」は、昔、村山から河北町一帯を支配していたと言われる河北町のお殿様の名前が由来です。
創業28年目で現在の店主は２代目です。８年前にリニューアルしたお店は、若者や女性客でも入りやすいような綺麗で明るくお洒落な空間です。

🔳冷たい肉そば

白鳥十郎そば本舗の「冷たい肉そば」は、そばが苦手な人でも食べやすいものにすることで、他店との差別化を図っています。

麺は独特で、より多くの人が食べやすいよう工夫されており、夏と冬それぞれの季節の気温や湿度の変化によって調整しています。今の冷たい肉そばは、まだ完成ではなく、時代の変化に合わせながら味も進化させていくとのことでした。

🔳人気メニュー

白鳥十郎そば本舗のセットメニューはとにかく豊富です。約７割のお客さんがセットメニューを頼むそうです。
肉そばとミニソースカツ丼の「谷地名物セット(1,100円)」、もともとはまかないで出していた河北町民から愛されるゲソ天を味わえる「げそ天丼セット(1,000円)」、こだわりの手作りスイーツとドリンクがついた「スイーツセット(1,150円)」などがあります。

数あるセットメニューの中で、初めて来店するお客さんにお勧めしたいのが、麺の種類ともちの味を選べるセットメニューです。肉そばだけではなく、肉中華もおすすめの一品なんです。もちはのどごしを重視し、新潟産のもち米を使用しており、なっとう、ぞうに、きなこが人気です。

「白鳥十郎そば本舗」は、種類が豊富なセルフドリンクサービスを行っており、お客さんへの感謝の気持ちを "おもてなし" という形で表しています。ゆっくりくつろげる充実した時間を過ごすことができます。

🔳店舗情報

９. そば吉

🔳谷地一やわらかい、地元のおそば屋

昭和58年創業で現在の店主が初代です。
お店は見晴らしの良い場所にあり、田畑からでも入りやすい店構えになっています。常連客が多く、昔からの根強いファンに愛されるお店です。

🔳冷たい肉そば

９割近く注文が入るのは、やはり人気の「冷たい肉そば」です。

「そば吉」で冷たい肉そばを作る際に１番重要視しているのが "スープの温度管理" です。"冷たい"と言われる肉そばですが、ただ冷やせばよいというものではありません。夏は18℃、冬は21℃とその時期にお客さんが食べて一番おいしいと感じる温度で提供しています。そうすることで、冷たすぎず、味をよく楽しむことができるそうです。

毎日打つそば吉のそばは、"谷地で１番やわらかい" と言われており、太くてやわらかいすすりやすいそばです。スープは、程よい甘めで最後まで飲み干してしまうお客さんも多いようです。

🔳人気メニュー

肉そばに次いで人気なのが、「肉中華(750円)」です。そば吉の美味しい肉そばのスープに中華麺を入れた一品で、若者からの支持を集めています。
その他にも、「つけそば(800円)」や、肉そばをベースにシイタケや三つ葉などが乗る「鳥そば(950円)」もおすすめです。また、サクサクで香りを嗅ぐだけで美味しいと感じる「カツ丼(ソース)(900円)」も人気メニューの一品です。

地元の根強いファンから愛される「そば吉」は、現在はお昼のみ営業しています。店主の吉田さんは、谷地には冷たい肉そばを提供する店はたくさんあるが、自分に合った「おいしい」を探してほしいとのことでした。

🔳店舗情報

10. 食彩遊膳　まる梅

🔳顔の見える食材で、食を通して笑顔に

東京の銀座の老舗料亭で修行経験があり、県内の割烹料理の料理長を務めてきた店主の青柳さんは、和の技法で健康的で美味しい食事を提供することを心がけています。
栄養バランスが考えられた小鉢の野菜は、店主が手間暇かけて育てている野菜なんです。年間約30種類の野菜を育てており、顔の見える食材でお値段以上の食事を提供している、創業５年目のお店です。

🔳冷たい肉そば

他店とは異なる「第３の肉そば」と言われています。
一般的には、味が出やすい親鳥のもも肉を使用していますが、「まる梅」では年配者でも食べられるように柔らかい "むね肉" を使用しています。和の技法で補うことで、優しくて奥深い味になります。

スープは、コクがしっかりしていますが、優しく奥深い味なので、全て飲み干すお客さんも多いようです。また、途中で柚子胡椒や天かすを加えることで、一杯で３度違う味を楽しむことができます。

🔳人気メニュー

まる梅名物の「紅花泡麩(べにばなあわふ)」は、今まで味わったことのない人生初の食感を楽しめます。今まで2人のお客さんが感動して涙を流したほど、ふわっとろっとすごく優しい味です。さらに、河北町名物の紅花には、女性の体に優しい効能がたくさん含まれているので、ぜひ一度は食べてみてください。

まる梅のセットメニューはとても豊富です。メガトン盛６人前のチャレンジメニューや、まる梅名物の帯面や冷たいカレーラーメンのセットもあります。
中でも、「料亭肉麺セット〈帯面・そば・ラーメン〉＋泡麩(950円)」は、小鉢を合わせて９品付というお得な人気商品です。さらに完熟梅茶漬けを加えた10品付の「Cプラン(1,080円)」は、５回の味の変化を楽しむことができる学生におすすめのセットメニューです。
　

店主の青柳さんは、まる梅を通じた食の縁、「食縁」で地産地消の価値を高めていくことを大切にしています。
また、継続的な支援として、一人親支援の活動を行っています。米や野菜を無償で提供しており、今後は一人親に限らず食を通した支援をしていきたいとのことでした。

🔳店舗情報

11. 一寸亭本店(ちょっとていほんてん)

🔳現状の味を守りつつ、より美味しいものを求めて　

「一寸亭」と書いて「ちょっとてい」と読みます。店名の由来は、昔バスターミナル付近に店舗があり、誰でも気軽に入ることができるように名づけられたそうです。
大正５年創業で、現在の店主は４代目です。"河北町の冷たい肉そばといえば！" と言われるほど、地元のお客さんからも県外のお客さんからも愛される名店です。

🔳冷たい肉そば

一寸亭1番の人気メニューは、なんといっても「肉そば(税込770円)」です。谷地の名物で１年を通して１番人気の一品です。
冷たい肉そばは、スープの味がしっかりしていて、その日に打つつくりたての麺は、よく噛むほどそばの良い香りが感じられます。一寸亭では、スープの香りやのどごしをより感じてもらえるよう、れんげは希望するお客さんにのみ提供しています。

🔳人気メニュー

肉そばなどの麺類と一緒に、４種類の「ちょこっとごはん」を自由に組み合わせることができます。
人気No.１は、肉そばと「ハーフカツ丼(税込460円)」の組み合わせです。「ソースカツ丼(税込990円)」は知る人ぞ知る谷地の名物のひとつです。カリッと揚がったカツにカレー風味のソースがだれと相性抜群です。
また、つゆは肉そばと同じですが、長ねぎ、椎茸、細竹の旨みも相まった「とりそば(税込990円)」も肉そばに次ぐ人気メニューです。

店主の吉田さんは、人の味覚はそれぞれで、全員を満足させることができるとは限らないが、現状の味を守りつつより美味しいものを求めていきたいとのことでした。

🔳店舗情報

12. といや

🔳変わらないことも伝統。変えることも伝統

「といや」という店名は、昔、魚問屋をしていたことからきています。明治21年の約130年前には西洋料理を、その後にはかつ丼と寿司を提供していました。そして、昭和54年から今の場所で冷たい肉そばとかつ丼を名物としており、週末には長い行列をつくるほどの人気ぶりです。
現在の店主は５代目という歴史ある名店です。

🔳冷たい肉そば

「肉そば(750円)」は１日に350食以上出るほどの人気の一品です。
こだわりは、店主命名「ストレート果汁方式」でつくりだすスープです。「ストレート果汁方式」とは、濃いつゆを希釈するのではなく、お客さんに提供するままのスープをつくりだすものです。この方式は、冷蔵庫保存が必須で、一晩から二晩かけて冷やすことで、スープに浮く油を調整しています。スープを一口飲むと、ほんのり甘さが感じられ、食べている途中に「おいしい」という言葉をこぼしてしまうほどです。

🔳人気メニュー

といやの人気No.1は年間を通して、「肉そばミニかつ丼(1,100円)」です。といやおすすめの肉そばと一緒に元祖かつ丼も味わうことができます。かつ丼は醬油ベースのカレー風味で、こちらもまた食べたくなる自慢の一品です。肉そば自体もとてもボリューミーなといやですが、とても美味しいのですぐに完食してしまいます。

店主の高橋さんは、忙しい時でも、少し待たせてしまっても美味しいものを出すということを常に心がけています。
昔からの味を受け継いでいくことも伝統ですが、時代に合ったその時々の美味しい味を出し、変えていくこと、それを伝えていくことも伝統であるとのことでした。

🔳店舗情報

13. 味処湯楽亭

🔳温泉と地産地消で、河北町の発信源に

河北町の温泉「べに花温泉ひなの湯」の施設内にある、本格中華を中心とした様々な料理を味わえるお店です。料理長の泉さんは、都市のホテルや式場、山形グランドホテルで長年料理人を務め、多くのメディアで取り上げられてきました。地元の高校生とのコラボ企画もしており、食の楽しさや話題性をつくり、地産地消で河北町の良さを発信しています。

🔳冷たい肉そば

冷たい肉そばは、湯楽亭のNo.４の人気メニューです。
冷たい肉そばのはじまりといわれる "なかやま食堂" と近い分量でつくる肉そばです。昔からの冷たい肉そばの味を変えずに提供しています。他のお店とはやはり違う懐かしさを感じさせるような美味しい肉そばです。

🔳人気メニュー

湯楽亭は中華を中心とするメニューがとても豊富です。中でも1番人気は、料理長おすすめでもある「五目あんかけ焼きそば(800円)」です。
毎週変わるボリューム満点の日替わり定食は税込650円と、とても満足度が高いです。

湯楽亭では、河北町の発信源となるよう様々な取組みを行っています。そばのたれや親鳥が練り込まれ、上にそばが乗った「肉そばシュウマイ(450円/6個入り)」は全国初で湯楽亭でしか味わえない一品です。
また、山形県内で開催された「道の駅丼ブリバトル！」では、河北町を代表して、河北長芋と谷地ごぼうを使った「かほく雪見牛丼(800円)」が提供されました。
そして、今河北町で特に力を入れている "イタリア野菜" をふんだんに使っているメニューがたくさんあります。ビーツやジャンヌドウブスといったイタリア野菜は、見た目もカラフルで甘味が強いです。なかなか手にとりにくい食材だからこそ、ぜひ新たなおいしさを湯楽亭で味わってみてください。

料理長の泉さんは、人参を包丁一本で様々な動物の形に堀るなど、食を通して楽しさや喜びを伝えることを大切にしています。
湯楽亭は、温泉とともに "河北町の美食" を一度に楽しむことができます。湯楽亭でしか味わえない料理があるので、高校生も大学生もぜひ気軽に足を運んでみてください。

🔳店舗情報

🍜河北町ってどこ？どうやって行くの？

「河北町」は、山形市の北西に位置します。人口約1万8千人の小さな町です。山形県唯一の動物園「河北町児童動物園」や、最近話題になっているフルーツサンドで有名な「クラッカー」というお店があります。

電車が通っていないため自家用車がないとアクセスが不便ですが、天童市、東根市、寒河江市が隣の市であるためぜひ１度足を運んでみてください！

▼河北町の観光スポットを掲載したサイトです!!
雛とべに花の里 河北町観光ナビ

🍜まとめ

全13店舗の "谷地の肉そば" 特集はどうでしたか？最後まで読んでいただきありがとうございます！
価格や営業時間に変更がある可能性があります。予めご了承ください。

実際に全店舗の冷たい肉そばを食べてみて、全ての店舗がそれぞれの美味しさを持っていて改めて冷たい肉そばに誇りを感じました。
是非みなさんも、自分の "押し" の冷たい肉そば屋さんを見つけてみてください！