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第36話 共同企画は応援したくなります「ペヤング焼きそば わさび醤油味」

以前テレビで見て気になっていた商品がついにわが町にもやってきた。

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この商品は宮城県志津川高等学校と共同企画された商品とのことだ。高校生とコラボして開発するというのも面白い企画だ。高校生たちが一生懸命に取り組む姿をイメージするとうれしくなる親世代なのだ。

そういえばわさび醤油味の焼きそばというのはありそうでなかったように思う。わさびマヨネーズがついていたのはあったかな?醤油焼きそばがうまいのだから、わさび醤油が合わないわけがない

早速いただくことにする。

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小袋は3種入っている。キャベツと茎わさびの『かやく』、『ソース』、『刻み海苔』だ。

そしてお湯を入れるタイミングを見計らう。ペヤング焼きそばはこの3分が一番重要だと思っている。ペヤングはお湯で戻す時間が長くなると麺が湯を吸いすぎて味がぼやけてしまうように思う。

今日は職場の昼食でこれを食べるわけだが、K医師の回診(担当医師が患者さんの診察に回る)の日なのだ。病院ドラマで偉い先生を囲んでぞろぞろ病棟内を歩くあれだ。K医師は神出鬼没なうえ、お供をしてあれこれと状況報告をしなければならない。お湯を注いでからK医師の登場などとなると、もうそれば残念とかそういうレベルではなく、〇意すら覚えてしまう。

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大丈夫だ。今日はその気配はない。お湯を注いで3分。湯切り。

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さっそくソースをかけると、つんと鼻に抜けるわさびの香りが漂う。なかなかいい感じだ。「あれ、、目が・・・」そう、目が痛いのだ。これはソースからくるものに違いない。

「ここまで漂うわさびとは・・・」一瞬『ペヤング獄激辛』が頭をよぎった。

「いや、そんなはずはない。高校生とコラボした商品にそんな悪乗りはないだろう。高校生の夢をのせているのだ」「いやいや、高校生は悪乗り大好きだろうし…」いろんなことを考えながらソースを絡めて『刻み海苔』をふりかける。

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さっそく一口食べてみる

・・・安堵。

マイルドで和風の上品な味だ。それをわさびのキリっとした辛みが引き締めてくれる。今日はめんの戻し方もパーフェクトだと自画自賛する。程よいかたさの麺には口全体に広がる旨味を持っており、わさび醤油が上品な大人の味わいに整えてくれている。

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こってり系の焼きそばが多い中、こんなすっきりと上品な味があるとは。開発された高校生の皆さんの気持ちも想像しながらおいしくいただいた。

ちなみにK医師の回診はこの後ずいぶんしてからだった。

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