【考察】新世紀エヴァンゲリオン第十九話「男の戦い」
好きなドラマのパターンのひとつに、一度チームを抜けたクルーが仲間のピンチのために再びかけつける、シチュエーションがある。
私が、何回もリピートして見てきたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」がある。この物語後半の、第十九話「男の戦い」で考察してみた。
十四歳のパイロットの「シンジ」が、自分の乗る「人造人間エヴァンゲリオン初号機」で、友人の「トウジ」を傷つけてしまい苦悩し、司令官である父親と対立し「初号機」を降りた。
彼が避難所に逃げると、最強の敵の「ゼルエル」がチームメイトの「綾波」や「アスカ」を痛めつける。
惨劇の前に立ちつくす「シンジ」。
そこに、偶然出くわした諜報部の「加持」に諭され、感情が高まり「ゼルエル」を倒し仲間を守る為に、再び「初号機」に乗り込む「シンジ」。
子供の頃は分からなかったが、今見ると、このエピソードは、葛藤や対立がありドラマだ。ようやく大人になり、理論づけて説明できる様になった。
逃げる→仲間のピンチ→大人の男の説得→感情の高まりへ→決断
このうつくしい、一連の流れをいつか小説か脚本に応用したい。
池袋「エヴァンゲリオン酒場」
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