160520 リズムパターンの「強拍」と「ポケット(仮)」の話

これも、『160425 16ビートを練習しているのだけれど、という話に関連して』の派生というか補論というかのひとつです。



































「ポケット」の話としては、4拍の複合拍子の2拍目と4拍目の表現についてもっと具体的に色々扱う事で「ポケット」の語にやっと届くかも知れない、という話だと思うのですが、そこまではとても扱えませんでした。残念……。

でもまあとにかく、拍同士の関係性の機能や性格には、システムになってる理由付けみたいなのがありますよ、という話でした。つまり対処的に言えば、リズムパターンの一拍目はメゾスタッタカートに代表される、しっかりはっきたした感じが相応しい場合が多いし、リズムパターンの最後の拍にはテヌートっぽい演奏が(あるいはフレーズひとまとまりとしてテヌートしている様な、つまりスラーでの演奏が)相応しい場合が多いし、「エイトビート」の様な複合拍子では、リズムパターンの途中にもそれを思わせるような「ポケットの拍」があるからそこではその様な感じを混ぜてね、そのバリエーションは一様じゃないので違いが楽しいよ、とかいう感じなのですが。

いかがでしょうね。紙面の最後にも書いた様に、実際にも「ほんとかなあ」という感じで、実際の演奏を確かめてくださったら良いんだけどなあ、って思ってます。


以上

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